Le Chat Noir 〜シャノワール〜 @気持ちいいフレンチ酒場

心斎橋にある大好きなフレンチバー
「Le Chat Noir (シャノワール)」でアペリティフ。
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1881年、パリ・モンマルトルで創業したキャバレー「シャノワール」といえば
当時、名を馳せた芸術家たちが集い、アートとカルチャーの拠点となった地。
なーんて、店名の由来を紐解けば
苦手だった歴史も興味深く楽しむことができる。(笑)

この店の営業時間は、15:00〜18:00 & 20:00〜翌1:30LO だから
前半の時間に、遅めのランチ&昼酒を楽しむことができるし
ディナー前のアペリティフにも重宝する。
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さらに。後半の時間には
小皿料理から、牛ほほ肉の赤ワイン煮込みといったメイン料理にいたるまで
フレンチご飯をしっかり楽しめるし(これ、前半の時間にもね)、
店主・岡城くんレセクトのワインからボタニカルな酒に至るまで
食中、食後酒の楽しみも尽きないのだ。


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まずは、酢橘の風味とミントの香りを利かせた一杯を。
キュッと広がる酢橘の酸味、清々しく
ミントの香りの余韻が気持ちいい。




お料理は、シェフ・かなちゃんに
前菜をちょこっと持っていただくことに。
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「キャロット・ラペ」はビネグレットの酸味に続いてクミンの香りがふんわりと。
「鶏リエット」は人参やオレンジ、タマネギも入り、味わいに奥行きが出ている。
自家製の「鴨 生ハム」は、ねっとり舌にまとわりつく旨みが堪らん。
ピクルスやシシトウなど野菜もちょこちょこ摂れるのが嬉しいな。



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お次は、グレープフルーツ主体のノンアルな一杯を。
搾りたてのフレッシュ感に、アニスの甘やかな香り、そのバランスがいいわ。


飲みながら味わいながら、あれこれ近状報告。
穏やかな時間が流れる、ほんとに気持ちいいフレンチ酒場だ。
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料理人・かなちゃんのお料理と、岡城くんセレクトのワインを楽しみに
また近々伺おうと心に決めた。




「フレンチバー シャノワール」
大阪市中央区東心斎橋1-19-8 日宝プロムナードビル4F
☎06-6226-7622
open : 15:00〜18:00、20:00〜翌1:30LO
close: 水曜
http://www.le-chatnoir.jp/


George Harrison and Eric Clapton
- While my guitar gently weeps





# by writer-kaorin | 2017-09-25 12:00 | Le Chat Noir | Comments(0)  

ぶいはち中尾 @笑いあり妙味ありの中尾劇場 oishii

大阪の名割烹「ぶいはち中尾」へ(大阪・島之内)
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ピンポーンとインターホンを押し、中から開けてもらっての入店となる。
私は店主・中尾さんと、10年近く前にお会いして以来、久々の再会。念願の訪問だ。
常連・H弥センセ、ご予約ありがとうございます★ちなみに完全予約制。


お料理はおまかせのみ(¥10,000)。
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琥珀色した飲み物と、塩豆と。
だだ茶豆、この上ない香りと甘みを放つ。


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椀物は、松茸と桑名のハマグリと。
ハマグリが放つ深い旨みのエキスと、松茸の高貴な香りに
のっけから、うっとり。



*鮨一貫 -鯛-
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腹身はものすごく脂が綺麗で、
「島之内酢」と中尾さんが笑う塩梅の鮨飯は
どことなく柑橘類の芳しさと、シャープな酸味を感じ
鯛そのものの甘みを引き立たせているかのよう。



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酒は中尾さんに全任せで。そしてアンティークのグラスに見とれてしまう。


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「紗利 五割諸白 純米大吟醸 29BY」(福井・毛利酒造)。
穏やかな味わいとこの爽やかなタッチ、鮨飯と合うな。
だからシャリという名なのか。


グツグツと音を立てて登場したこちらは
バーニャカウダ、ならぬ「鯖のへしこカウダー」!!!
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鯖へしこをベースに、新生姜、ハーブ各種。
じつはこの鯖へしこの生産者は、ワタシの母なの。
ひょんなことから、中尾さんに使って頂くことになったわけ。


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国産パプリカや名残の水茄子、黄人参などと共に。

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へしこならではの発酵の風味、
さらには「京ちゃんの鯖へしこ」特有の
塩味のなかに顔を覗かせる鯖の脂の甘みと、
タイムなど香草の香りとが見事に融合し、素晴らしき相性をみせる。


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残った「鯖のへしこカウダー」は、チビリチビリ日本酒とともに。
ひと舐めするごとに押し寄せる、至福な時。



*秋刀魚の焼き霜 サラダ仕立て
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秋刀魚は皮の焼き目香ばしく、
身はふぁっふぁ繊細。肝ソースも旨し。
桂剥きした人参、白菜、ブロッコリー、湯むきトマトは
だしに浸すなど、ひと仕事が施されていて嬉しくなった。


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こんな焼酎も!
大阪のおばちゃんを彷彿とさせるヒョウ柄ラベル、イケてるわぁ(笑)
産地は鹿児島。近畿地方で限定販売しているらしい。



*酒肴7種
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「NZ産インドマグロ」の赤身は香りよく、腹身はさらりとした甘み。
「鯛 昆布〆」は数日寝かせたその旨みハンパなく
「煮穴子」はレモンバームのような香りの国産山椒がぴたりと合ってる。
「マグロの大和芋 山かけ」、「秋刀魚の骨」と日本酒止まらぬ品揃いで
「八代オクラとウニ」のオクラは、粘りが強くて驚き。
加減醤油で漬けた「ナガスクジラのオバケ」は
タスマニアのマスタード、ドンピシャな組み合わせ。



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中尾さんの洒脱なトークに、カウンター席は大盛り上がりだ。
その内容、ここでは書ききれないのだが
なんせ美味しさと「めっちゃ楽しいなぁ」とが共存していて、
新参者、かなりリラックスさせて頂いた。



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温もりある、なかなかリアルな器のなかには・・・



*鯖のへしこバーガー
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ふわもちな特性バンズのなかには、
へしこ(焼)と、古漬けキュウリ、
生へしこを混ぜたタルタルソースに、ネギのお浸し。

へしこ独特の香りと、古漬けキュウリの旨酸っぱさ
生へしこを混ぜたタルタルソースのまぁるいコク、
それらが見事に寄り添い、バンズが優しく包み込む。
これは最上級のバーガーだわ。

ちなみに糠床は、40年近く前からあるものらしく
中尾さんがお母様から受け継いだそう。人に糠床に歴史ありだ。


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中尾さんコレクションのバカラ ベガほか、
アンティークグラス、作家ものの器に至るまで、
とにかく酒器や器のエピソードも興味深かったなぁ。
(ギャラリーグレース小寺さん!噂してましたヨ ^^)



*ノドグロと鶏のWスープ
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ノドグロの骨やカツオ昆布、鶏肉からとったスープは
上等なフュメ・ド・ポワソンのよう。


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野生のエノキや讃岐ネギがどっさり入り、
ノドグロがじわじわと、スープに変化をもたらす。



*たこ焼き
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炊いた後、粉打って焼き上げたタコはめっちゃ柔らか。
噛むほどに旨みがじわじわやってくるの。
単体でも美味だけれど

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ヒシウメソースに梅肉を入れて炊いた「梅ソース」を付けて味わえば
「うぉぉ〜っ、マジたこ焼き!」となる。しかも、タコ感凄いのなんの。



*伊賀牛
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鉄板で焼いた後に、サラマンダーで火を入れた
伊賀牛(三重・奥田牧場)のラムシンは、噛みしめるからこその旨み、鮮烈。
しかも、鼻腔をくすぐる香り、これが良くって。
目を細めてずっと噛み続けていたかった。


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ブロッコリーの芯、キュウリの糠漬け。
代々伝わる糠床から出された古漬けを味わえば
どことなくホッと、心和む。


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そしてクライマックスは、「伊賀牛のあまからカレー」。
最初、野菜のナチュラルな甘みを感じるな…と思っていたら
後からじわじわぶわーっと押し寄せる、複雑なスパイス感。
インドでも欧風でもなく、これぞまさに中尾カレー。
古米と新米をブレンドし、箕面の水で炊き上げたご飯が…まった…
唸る味わいだった。


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店主の中尾素弘さん。スキンヘッドで強面かと思いきや
始終、笑っぱなしの中尾ワールドにんもう首ったけ!
トーク炸裂しながらも手は真剣。供されるメニューは
日本酒誘う正統派から、遊び心溢れる美味しさまで、
まさに中尾料理ともいうべき品ばかりだった。
中尾さん、H弥センセ、Dラゴンさん★毎度な皆さん★ありがとうございました★




「ぶいはち中尾」
大阪市中央区島之内2-13-9 第1右田ビル102号
06-6213-1563(完全予約制)


Mumford & Sons - I Will Wait




# by writer-kaorin | 2017-09-21 08:43 | ぶいはち中尾 | Comments(0)  

和創旬 空木 -うつぎ- @心に響く味

台風一過で清々しい朝★
昨夜は台風に負けじと外食。
新地→中之島に行ってたのだが肩透かし。
大阪市内は見えないなにかに守られてる感じがしたな。
各地域に大きな被害が出ないことを祈るばかりです。


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さて福井・小浜ネタ、再び。
実家のすぐそばにある浜辺を、ぶらぶら散歩。
こっちに住んでた頃は毎日見ていて何も思わなかった景色が、
今となってはものすごく大切なものに。
田舎に故郷がある喜びを噛み締める。な〜んて、おセンチになる、
見続けていたい光景だ。


次の帰省は10月。大阪からキーパーソンが勢揃いし
鯖三昧となりそうで今からワクワク★


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さて小浜ナイツは「和創旬 空木(うつぎ)」へ。
若狭小浜の山海の恵みを、心ゆくまで愉しめる和食店だ。



*お造り盛り合わせ
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「ハガツオ」は鉄臭さはなく旨みがある。
「カンパチ」は腹身の部分。ピンッとハリがあり脂甘っ。


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「マダイ」はすっきりとした味わいで
「白バイ貝」は食感楽しく、まったりとした甘みがある。


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しっかりと味がある「活け蛸」に至るまで
魚介はすべて、小浜で水揚げされたものだ。



*秋刀魚 塩焼き
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塩梅よろしく出始めで、さっぱりとした味わいが印象的だった。



この日は朝からどうにもこうにも天ぷら気分!
「空木」の料理人・ヒデさんの手による揚げ物は、軽やかで本当に旨いから
カロリーなんか気にせず、あれこれ注文!


*野菜の天ぷら
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透明感がある衣とでも言おうか。ほんとに軽い。
衣のなかで程よく蒸された素材は、
香りや甘み、味わい、ジューシーさがしっかり。堪らん。



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揚げ物には、梅酒でさっぱりいこ、ってことで
隣町・三方五湖で造られている梅酒「若狭美水」をガス水で割って。
ふわっと甘やかな香り。すっきりとした味わい。



*生トウモロコシのかき揚げ
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ザクッと心地よい音とともに、トウモロコシの
甘みのジュースがぶわっと溢れ出る。
こちらもじつに軽やかで、ほぼ一皿平らげた(笑)



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お口直しにwww、「若狭牛の冷しゃぶサラダ」
舌にねっとりと絡み、赤身のいい風味広がる。
胡麻のドレッシングとの相性も良くって
焼きナスなど一仕事なされた野菜も嬉しいなぁ。



*玉葱と海老のかき揚げ
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こちらも油のひつこさ皆無。
赤玉葱はスキッと甘く、海老はプリンプリン。
「空木」のかき揚げは飲み物かもしれない、ってくらい
スイスイと胃のなかにおさまるのだ。



揚げ物と同様に、感動したお料理がこの一品!


*伊佐木(イサキ)の煮付け
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味付けは赤酒、薄口と濃口醤油のみ。
イサキだけに、潔い薄味が素晴らしい!
ふっくら、むっちりとした質感そのままに、身そのものの味わい
さらにはこの時季には珍しく、脂ののりもしっかりと感じることができた。

「いい素材ほど、薄味でいかんとあかん」と仰ってた
「もめん」のおやっさんの深い話を思い出す。
この煮付けは、ほんまに心に響く味わいだった。



次おじゃまするのは秋冬の地素材が旨い時季だろうな。
今から楽しみでならない★



「和創旬 空木」
福井県小浜市駅前町4-26
☎0770-53-3336
open : 18:00〜23:00LO
close: 日曜
https://www.facebook.com/wakasaUtugi/




Warren Zevon - Werewolves of London




# by writer-kaorin | 2017-09-18 08:52 | 和創旬 空木 | Comments(0)  

ルー・ヌー・パピヨン@肉肉肉!

どうにもこうにも肉気分だったある日、
堺筋本町にあるビストロ「ルー・ヌー・パピヨン」へ。
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グラス・シャンパーニュで乾杯!

久しぶりの訪問。
店に併設する飲兵衛のるつぼ
「Winestand Daigaku(ワインスタンド・ダイガク)」に取材でお世話になった以来だ。
隣にあるワインショップ「Cave de Papilles(カーヴ デ パピーユ)」で
ワインのお買い物をすることはよくあるんだけど。


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お料理は「選べるコース」(3600円tax別)というのをチョイス。
冷前菜+温前菜+メイン、
さらには自家製パンとリエットが付いてこの価格は嬉しい驚き。
しかも魅力的なメニュー名が多すぎて、決めきれないし(笑)
ちなみに単品オーダーも可能というフレキシブルさ。



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まずは「自家製パンとリエット」を。


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味わい深いパンに、リエットの上品な旨みがよく合う。



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冷前菜は「炙りサンマのマリネ 肝のマヨネーズソース」にした。
サンマはピンッとハリよし。
炙りの香ばしさに続き肝マヨのコク、堪らん。



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同行者の冷前菜は「手づくりハムとトマトのサラダ」。
ひと口頂く。ジャンボンはふわりしっとりな質感で、まぁ何と香りがいいの。
トマトや玉ネギ、キュウリほか野菜たっぷりのサラダには
マスタードが利いてて、ワイン欲する味わい。



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泡に続いてロワールの白を。
「Touraine Le Petiot 2015 Vincent Ricard」
青りんごっぽい甘やかな香り、そして綺麗な酸がじんわり響く。



*温前菜
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私がオーダーした温前菜は「ブーダンブラン」。
なんと、穴子と牛ハチノスを使った白いソーセージだ。
ふぁっふぁ、雲の上のようなテクスチャー。

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穴子のいい風味、所々感じる牛ハチノスのコリコリッとした食感が楽しい。
とっても上品な旨みは、まるでリッチな魚肉ソーセージのよう(笑)




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お向かいさんの温前菜は
豚タン、豚耳入り黒いソーセージ「ブーダンノワール」。
こちらも食感心地よく、グッと深いコク、そして複雑な旨み。
マッシュポテトの滑らかさにも唸った。



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炭床を眺めながら飲める幸せよ。
その上では、じっくりと完成の時を待つ牛リブロースが。
メインは「コース2名様〜」と表記されていたこちらに。


*牛リブロース炭火焼(300g)
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岩塩、さらには
エシャロットとマスタードと西洋ワサビのソースとともに。


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サクサクッと香ばしく、さらに歯をぐいっと入れれば
むっちりしっとり、妖艶な姿が顔を覗かせる。
その身は清々しい香りを放ち、
深い深い旨みの余韻には、ニンマリと笑うことしかできない。
しかも、ひと口食べるたびにお腹が空くというか(笑)
すいすい胃袋へと入るのに、まったく重たさを感じない。



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満足度が高すぎるコース料理だわ。
肉とワインとが行き交う、シアワセな晩餐。
店には常連のお客様も多く、ワイワイガヤガヤ、この雰囲気めっちゃ好き。
パリのビストロにタイムトラベルしたかのような錯覚に陥った。

食後はダイガクさん、内田シェフと
あれこれお話もでき、
肉食べたい欲も、大いに満たされた楽しい夜でした★




「ル・ヌー・パピヨン」
大阪市中央区安土町1-5-7 イーフィットビル1F
☎06-6262-0123
open : 11:30〜13:30LO(土日祝〜14:30LO)、18:00〜22:00LO
close: 月曜(祝日の場合は翌火曜休)
http://www.vin-vin.com/
https://www.facebook.com/noeudpapi



Boston - More Than a Feeling



# by writer-kaorin | 2017-09-14 08:17 | le noeud papillon | Comments(0)  

鮨富 @夏の終わりに

地元・小浜ネタ。
同じタイミングで東京から帰省していた弟と「鮨富」へ。
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サシ飲みは久しぶりだ。積もる話ありまくりの夜。



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付き出しの「マグロのヅケのジャーキー」や「サザエつぼ焼き」、
「イカの麹漬け」をアテに、冷えたビールで喉潤す。
さて。おまかせでつまみと握りを。



*タイの焼き霜造り
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小浜で水揚げされたタイを3日寝かした後、焼き霜にしているそうな。
舌にねっとり絡む身はどこまでも味わい深く、皮の香ばしさもいい。



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続いて登場したのは「サバの藁焼き」。こちらも地元で水揚げされたもの。
身は半生でとろける質感、その甘みを引き立たせる塩加減よろしく
藁焼きのスモーキーさ、これには日本酒プリーズとなる。


藁焼きのサイドには・・・
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「サバの肝」を甘辛く炊いた逸品が添えられてるではないか!
歯にねっとりと絡むそれは、じつに緻密。口どけもよくって
上質なフォアグラに通ずる雰囲気を醸す。


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「早瀬浦」純米酒を(福井・美浜 三宅彦右衛門酒造)。
旨みよし、シャープな後味でススムススム。


*岩牡蠣のフライ
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8月の最終週だったので、今年最後の岩牡蠣だった。
スキッとシャープな味わいのおろしポン酢とともに。

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ザクッと軽やかな衣を齧れば、豊かな磯の風味。
濃厚かつ、どこまでもクリーミ〜なエキスが溢れ出る。



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「タコ唐」は、噛めば噛むほど甘みが滲み出てくる。
軽やかな揚げ上がりで、食べ続けていたい味わい。



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続いて「アワビ肝焼き」を。
バター焼きにした貝柱と身、それぞれの食感を楽しみつつ
濃厚な肝ソースのおかげで、ぐぐっと甘みが際立ってる。
いずれの魚介も、地元・小浜で揚がったものばかり。



*グジ味噌漬け
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プルンとグジの繊細な質感そのままに、味噌のやらこい旨み広がる。
これも酒がなんぼあっても足りん(笑)


そして握りへと。
息子・島川陽平さんに握っていただく。



*ハマチ
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腹身。その脂はすーっととけゆき、
まぁるい酢加減のシャリと好相性だ。



*バイガイ
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コリコリッと小気味よい食感。海味しっかり。



*中トロ
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肌理の細やかさと上品な甘さが口中を喜ばせる。



*剣先イカ
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シャクッとした舌触りに続き、
さっと炙りのほのかな香ばしさと、まったりとした甘みを感じ、
振り柚子の香りに癒される。



*連子鯛
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繊細な身質、軽やかなテクスチャー。
思いの外、脂がのっていて、皮は柔らか。
なんだか包み込まれるような、やさしい味わいだった。



*若狭牛イチボ
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地元のブランド牛「若狭牛」牝牛のイチボ。
赤身は上品な味わいで、ふぁっとやわらか。
シャリとともにすーっととけゆく。



*〆サバ
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脂分と酸味のバランス、いいね。


*ウニ
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濃厚な海味。



*イクラ
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ちょっと丼で、その甘みを楽しんだ。



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おまかせ握りの最後は「玉子」。
陽平さんのお父上である
ご主人が焼き上げる玉子は甘すぎず、適度な密度で、旨いんだ。



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巻物にしようか悩んだのだが、連子鯛よ再び。



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最後は陽平さん手製「さつま芋のとろとろババロア」を。

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クチナシで炊いたさつま芋は香り高く、
ババロアのなかにも芋のピュレを混ぜ込んでいるそうで。
素朴な甘みとともに、秋の香りがした。



ご主人や陽平さんに海の話を聞きながら
しっかり仕事がなされた若狭小浜の恵みを味わえば
旬の魚にいま何が起きているのかなど、
若狭湾というエリアの自然界の動きまで知ることができる。
次おじゃまするのは、カニ解禁のタイミングかな。これまた楽しみ★




「鮨富」
福井県小浜市小浜広峰83-1
☎0770-53-0337
open : 12:00〜14:00、17:00〜21:00
close: 月曜
https://www.facebook.com/sushitomi2


Tom Waits - I Hope I Don't Fall In Love With You




# by writer-kaorin | 2017-09-11 12:21 | 鮨富 | Comments(0)