TOWER KNIVES OSAKA @新世界
串揚げとか飲みが目当て、ではなく(笑)
我が家で使っている庖丁のメンテナンスのために
庖丁専門店「TOWER KNIVES OSAKA」さんへ。
ペティから牛刀まで、9本あるのですが
すべて、こちらで購入。メンテナンスまでお世話になってるんです。
自分ん家で、研ぎもやっときたいとこなのだが
餅屋は餅屋ということで(笑)。
店主はデンマーク人の、Bjom Heiberg(ビヨン・ハイバーグ)さん。
今年、来日21年目だそうですが、
そのきっかけが、「子連れ狼」らしい。
剣の達人を主人公にしていたその漫画を読んで、
日本を見たいと思ったらしく、大学3年のときに来日。
その後、大阪の伝統工芸品でもある堺の庖丁に惚れ込み、
堺の庖丁メーカーに就職。
その切れ味を伝えるべく、2011年に自店を開いたという方なのです。
庖丁の専門用語も分かりやすく教えてくれ、
「庖丁ができるまで」の解説なんて、めっちゃくちゃ分かりやすい。
以前、堺の庖丁をテーマにしたイベントのお仕事があった時は、
レクチャーを受けに、何度かおじゃましたな。
土佐の黒打ちや、武生産・越前刃物も。
その数、150本はあるんじゃないかな。
この日は勝手に、軽く取材っぽかった(笑)。
え(ハンドル)は独特のねじれた形状になっていて
すべりにくく、凄く握りやすかった。
もちろん、プロ向けの庖丁や和包丁も多数あるので、
お客さんには料理人の方も多いという。
切れる庖丁と、切れない庖丁とでは
ニンジンの断面の質感が全く違う!時間が経つとその差異は顕著にあらわれ、
切れ味ってホントに重要なんだと痛感。
もちろん我が家の庖丁も研いで頂く。
庖丁職人が一本一本に込めた魂を、いかに伝えるか?
そのアツい想いを感じさせてくれるビヨン。
ホント、頼りになる。
写真は、ビヨン&息子さんのファビアン君 ☆
「TOWER KNIVES OSAKA」
大阪市浪速区恵美須東1-4-1
☎06-4395-5218
open : 10:00〜18:00
close: 日曜、祝日(予約の場合、開店可能)
http://www.towerknives.com/
Alice Cooper - No More Mr Nice Guy
by writer-kaorin | 2013-05-26 21:10 | TOWER KNIVES OSAKA | Comments(0)