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幸菜 福耳 @北新地、中国料理の新星。

4月1日オープン☆
北新地にある中国料理店「幸菜 福耳」さんへ。
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新地上通り。看板も出ていない雑居ビル2Fに、その店はある。
先週、この店で行われた仲間とのご飯会、
私は仕事で急遽、断念;
自分自身のリベンジをと(笑)この日、2回転目に初訪問。
ディープパープルの会の姫&平井さん、ほんまスンマセンでした!
プロデューサーUさん、ありがとうございました(--)


シェフのこんちゃんこと近藤さんは、かの福臨門で修業。
「深夜中華 燕色」でも、メラメラ、じわじわとその頭角をあらわしてたお方だ。

品書きには、前菜、海鮮、肉、豆富、野菜、飯・麺と、
瞬きを失うくらいに、そそられるメニュー名ばかり。
海老と菜の花の酒粕チリソース煮とか、
カワハギの肝醤油蒸し、やら
鶏のマカオ風カレー煮込み、朝堀り筍のスパイス揚げ、などなど。
決められない、優柔不断オンナ・・。


でもこれは頂きたかった。
*犬鳴豚の湯引き ふきのとうのニンニクソース
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犬鳴豚の脂、やっぱり甘いわ。
ふきのとうの程よい苦み、香りがふうわり。
ソースは、ニンニクや醤の旨味が複雑に絡んでてコク深し。
でも、あっさりとしているから思わず、ソースもすべて平らげてしまう。


*空芯菜の炒めもの(酒盗)
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程よく食感を残した空芯菜は、なんぼでも食べられそうなおいしさ。
塩加減やさしく、酒盗の堪らん香りが鼻孔をくすぐる。


*中国黒酢の酢豚
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豚はカリリッと小気味良い食感、
噛めば噛むほど肉の旨みが溢れ出る。この肉感は嬉しい。
酸味はくっきりしつつも、まぁるい優しさの余韻。


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ラングドックのグルナッシュをグラスで。何杯か頂く。
果実味と酸のバランスがいいわ。心地よい軽めのタンニンも。
ここ「福耳」さんでは、赤白 各5種前後のワインをグラスで頂ける。
これは嬉しい。



*四川風 麻婆豆富
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深みのある旨みはもちろん、
どこか清々しさを感じさせる麻婆豆富。
そして時間差で鮮烈な山椒の痺れが押し寄せるのだ。
大きめにカットした豆腐は、そのものの豆の甘みを際立たせていて
これはいくらでも食べたくなる、おいしさでした。


*中国アンチョビのチャーハン
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中国アンチョビは、近藤さん手製。
イシモチ(シログチとも呼ばれる)という魚を
塩漬けし、適度に発酵させてから、干して、オイル漬けして…と
手間と時間がかかっている。
その中国アンチョビを用いたチャーハン。
米ひと粒ひと粒がハラリと軽やかで、
やわらかな発酵臭がふうわり。この香りのおかげで、
ハフハフ、食べすぎてしまう(笑)。
もちろん、このチャーハンwith 麻婆豆富で、幸せのため息。



近藤さんがつくり出すお料理の数々は、
発酵食品の生かし方、複雑な香辛料の味わいなど
主素材を際立たせるアクセントを感じさせながらも、
しみじみ、癒し系。疲れたカラダに染み渡るおいしさでした。


カウンター6席ほど、奥にゆったりテーブル席ひとつの店内は
タイルや古材を用いた、居心地よい空間。
店名入りの看板を、ビルの外観にも店先にも出さないのは、
「隠れ家的に、ひっそりとやっていきたい」という思いから。
幸菜 福耳 @北新地、中国料理の新星。_b0118001_1031743.jpg
初めて入るには勇気がいるかもしれませんが、
行かれる方は事前にtelでご連絡を♪
近藤さん、オマツさん、ケンタロウさん
また近々おじゃまします!


「幸菜福耳」
大阪市北区曾根崎新地1-1-8 アストリアビル2号館 2F
06-6348-0044
open : 18:00〜翌2:00
close: 日曜
https://www.facebook.com/kousaifukumimi


Jefferson Airplane - Good Shepherd

by writer-kaorin | 2015-04-16 06:18 | 幸菜 福耳 | Comments(0)  

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