カテゴリ:イ・ヴェンティチェッリ( 1 )

 

浅井節@イ・ヴェンティチェッリ

この日は「ガッツリ変態の会」
@イ・ヴェンティチェッリさん。


そもそも「ガッツリ変態の会」とは・・・

[1]
「イ・ヴェンティチェッリ浅井さんの、
いい意味で、変態なガッツリ・イタリアンを食べにおじゃましょうか!」
という話になり・・・

[2]
しかし飲食関係者もいる。ゆえに、昼しか都合がつかない。
ほな、夜のおまかせを、ランチにいただこう!

という、ある意味、変態メンバー:


浅井さん節炸裂のお料理が、予想以上にドカン!と
供されることが予想されるため(笑)
ハイ、早朝1時間ランニング&朝食抜き。

しかも、ウコンの力を飲み挑む(笑)。
なぜならワタシが唯一、飲み過ぎてしまう、飲みのお相手でもありますんで。
浅井さんのあらゆるスピリッツ、じつにじつに興味深い。
そのお話をお聞きしていると、こちらの飲みのピッチもついつい早まるのだ。



※イタリア語の下にある日本語料理名は、私の勝手な想像です(笑)
※浅井さん、訂正あったらご連絡宜しくです;
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【INIZIO】
■Combinazion di sella di coniglio
e salmone affumicato fatto in casa anche carota buona
〜ヴェネト産ウサギ背肉のヴァポーレ、自家製スモークサーモン、ニンジンサラダ〜
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一日マリネした後、ラップでヴァポーレ(蒸し焼き)してはるウサギ背肉。
身の繊維ひとつひとつが、限りなくしっと〜り。
サーモンの絶妙な塩梅とニンジンの瑞々しい甘さが、
肉の甘味と旨味を引き立たせている。


のっけからこのお料理&ビールに泡に、ロゼ・・・♡
テンション上がります!
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【PRIMO ANTIPASTO】
■Insalata di pesce azzuro e come,insalata di nizza alla mode
〜青背(秋刀魚)のニース風サラダ?〜
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秋刀魚ピンピン!白ニガウリや水ナスのイキイキとした素材感と相性抜群です。
アンチョビ?秋刀魚の肝?+α複雑味のあるピュレや、
トマトエキスの塩を付けていただくと、味わいの膨らみがこれまた楽しい。



【SECONDI ANTIPASTI】
■Lumache di mare e gatu in padella leggermente picante alla sisen
〜由良のサザエとガツ(豚の胃袋)の炒め ピリ辛・四川風〜
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凄いヴォリューム!
サザエとガツの食感、ハンパやない!
浅井さん曰く「食感を合わせた」そうで、ムチッ&弾力、噛めば噛む程、旨味系。
そしてバルサミコベースのコクあるソースと、
四川唐辛子の後をひく辛さ、快感だ。
炒めたキュウリはまるでズッキーニのよう!タレの染み具合、生唾もんです;
香菜の香りも素晴らしきアクセント。
上にのっかる玉子焼きチックなものは、ポレンタを用いた「チヂミ」イメージだそう。
この発想、浅井さんならでは!



【MINESTRE】
■Spaghetti alla chitarra alla carbonara tipo strano
〜キタッラ カルボナーラ〜
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待ってました!ピータンの入ったカルボナーラ!!
ピータンの、プルンプルンとした食感楽しく、
腐乳や卵が融合したこっくり深みのあるソースと
ムチモチ麺との絡み具合、たまらん!
四川山椒の香りと刺激、これも快感で、クセになる美味しさです。
個性の強い素材の組み合わせですが、違和感を全く感じさせず
かつ、やみつきにさせてしまうあたり、ほんまに凄い。



【RISOTTO】
■Rizotto con “FUNAZUSI” al vinorosso profumo di zemzero alla veneta
〜鮒ずしのリゾット ベニスの香り〜
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鮒ずし??をリゾットに!?と、一堂大盛り上がり(笑)
卵を崩し、リゾットに絡ませながらひと口頬張ると、
プチプチッな卵と、弾力ある米の食感の違い楽しく、
独特の発酵臭と、飯(いい)の酸味、これらのニュアンス、イイ!
「FUNAZUSHIのサイズが小さくてすいませんでした…
 マジ デカイのオーダーしていたのですが…」って浅井さんは言うてはったけど
存在感、堂々たるもの!トレビスのほろ苦い風味とのコントラストもイイ!

聞けば、ヴェネツィアに伝わる、淡水魚のリゾットから派生させたお料理だとか。
ローカルな郷土食という基礎あっての発想の膨らみ…が鮒ずしへと。
いやはや、浅井さんの思考回路を覗いてみたくなるような、specialite!


アカン…私としたことが、満腹・・・。
やっぱり飲み喰い夜型だ(汗;

そんなこんなで、
ドーン!っとメインの登場!!


【SECONDO PIATTO】
■Pollo rusante e faraona in umido al gorgonzola e sachecasu
〜丹波地鶏の煮込み、ゴルゴンゾーラ、酒粕
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(撮影/ビビンバダム夫)
なんと、中抜きで4.4kgもある丹波地鶏を使われているんだとか!
1日マリネして煮込まれたそれは、どこまでもしっとりとした身質に感激。
なんとソースには
酒粕、ゴルゴンゾーラ、そしてメルローの絞りカスを使ってはるという。
このソースが秀逸。ふわりと漂う酒粕の香りやチーズの香りとコク…etc…
複雑かつ味わい深いソースがチキンに絡み、
めちゃくちゃ満腹だったが、これも美味しい!!

「石狩鍋がイメージ」と、浅井さん。
いやはや、アンテナの張り巡らせ方とその発想、
相変わらずサプライズに満ちてます!

なお、このお料理の原型は、10月発売の月刊「専門料理」に
「雉」のお料理として紹介されるとのこと。こりゃ必見だ。


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【DOLCE】
■Antica torta / gelato di senape / rosmarino fresco e yogurt
〜クラッシックなケーキ、マスタードのジェラート、
 ローズマリーとヨーグルトのソルベ〜
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ケーキはガトーショコラのようなクラッックさ。ホッな味わい。
ジェラートは、粒マスタードの風味とプチッと感が新鮮!
ローズマリーの香り素晴らしきさっぱりソルベ

トルタの横には、浅井さんが今朝、仕入れてきはったナツメの実が!
生ナツメのしゃくしゃく感、これもずっと食べ続けたい味だ。



ワインは…
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サプライズ!!!
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grazie!!!


昼からどんだけ飲むねーん!な本数(笑)

わたしはほんまに、幸せな満腹になりすぎて、
残念ながら全てを制覇できなかったー(涙)めっさ勿体ない(**)
しかし、どれもこれも美味しゅうございました!



4時間超え(!?)の素晴らしきひととき。
中国料理人との親交も深い、浅井さんならではの素材使いや、
イタリアの郷土の味を、驚きの発想で独自のものとして昇華されてたり。
浅井さんにしか表現できない、驚きと発見と旨さに満ちあふれた世界観。
ヤミツキになります!

今度は、前夜も食べず飲まずで(ウソ)おじゃましたいです!

「ガッツリ変態の会」の皆さん、楽しいひとときをgrazie!

浅井さん、ご馳走様でした!今度はようさん飲ませていただきます(笑)



『イ・ヴェンティチェッリ』
西宮市樋之池町24-16 アドール苦楽園1F
0798-74-0244
open : 11:00〜14:00LO、17:30〜22:00LO
close: wed(祝の場合は営業)


浅井さん!(笑)
河島英五 / 酒と泪と男と女

by writer-kaorin | 2009-09-29 22:02 | イ・ヴェンティチェッリ | Comments(12)