カテゴリ:浪速割烹 き川( 1 )

 

浪速割烹 き川 @法善寺横丁

我が故郷では地蔵盆だった夜。
法善寺横丁、「浪速割烹 き川」さんへ
(「き」は七が3つ)
b0118001_7505252.jpg


この日は、おまかせにて。

座付
*おくら とゝろ汁 冷製
b0118001_7511697.jpg
ズルッと啜れば、ひんやりと品のよいおだしの風味。


先附
*毛蟹、帆立貝、みず玉、金針花、マイクロトマト
b0118001_751385.jpg
各素材がしみじみと主張する。毛蟹や帆立貝の旨み、利いてるなぁ。
レモンと白酢かな、まったりとしたコクのなかに見え隠れする、
軽やかな酸味が心地よい。


楽盛
*鱧の子酒盗とふえ(浮袋)、川海老からあげ、鯨の白ベーコン
 しろ瓜の黄身づめ、石川小芋塩蒸し、緑竹のアンチョビ焼き
b0118001_752313.jpg
これだけで、2合は飲んでしまいそう。
西条の石鎚にしようかどうしようか悩んだ挙げ句、
秋鹿 特別純米 無濾過とともに。
b0118001_7523385.jpg



割鮮
*明石の鯛
b0118001_753535.jpg
予め、塩とレモンをあてているから、そのままが旨い。
どんなに大きな鯛なんだろう…まとわりつく脂の品のよさにうっとり。
香りと旨み、素晴らしすぎる。


*鮑、烏賊
b0118001_753281.jpg
こちらも予めの塩加減が秀逸で、
咀嚼するほどに、フワリとごま油の風味。
その加減がすばらしいのだ。


*鱧の焼霜造り(雲丹・梅肉)
b0118001_7535189.jpg
鱧の脂と、濃厚な雲丹の甘み、
かたや、やらこい酸味の梅肉は鱧を軽やかな表情にさせる
もう陶酔、のひと言。


*鮪、ノドグロ
b0118001_7542652.jpg
鮪は塩、コショウで。とにかく甘くて、驚くほど脂のひつこさ皆無。
ノドグロはおろしポン酢と少々の胡麻。上等素材すぎる。


椀物は
b0118001_7545397.jpg



*鱸 割り出汁 梅・新生姜仕立。
b0118001_7553014.jpg
鰹、昆布、そして鱸の骨からとった吸地は、力強さと深みがありつつ、
梅と新生姜のさっぱりとした余韻。
椀種は、鱸の身で鱸を巻いたもの。
その味が溶け出し、少しずつ旨みが増してゆく。


焼肴
*湖北より 天然の鰻
b0118001_7555837.jpg
蕩けゆく脂、品があるわ。そして皮目は、バリッとした小気味よさ。
絶妙な塩の利かせ方が、身の甘みをぐっと引き立てる。


ここらで、西条市(愛媛県)の石鎚 純米吟醸を


*鳥飼茄子のバジル田楽 オマール蝦と烏賊の真丈
 海月と芋茎の茗荷卸し酢
b0118001_756246.jpg
茄子は、皮やわらかく果肉はじつに緻密。
田楽の味噌の香りとともに、利かせ方秀逸なバジルの香り。
噛むほどにオマールが主張する。
もう一品の、海月や芋茎は食感が楽しく、卸し酢で後味に清涼感。


温菜
*天然すっぽんの茶碗蒸し
b0118001_7564973.jpg
インパクトのある茶碗蒸しだこと!
すっぽんの身がゴロゴロと入る。


創菜
*青森 シャラン鴨の柚子胡椒くわ焼き
 羽曳野の無花果 茶豆ピュレ マスタード
b0118001_7572189.jpg
ロゼ色した鴨は、噛み締める旨さ。
まずは単体で、そして無花果を巻いて、3口目はピュレとともにetc…
一皿の楽しみ、無限大。


留椀に、勝間南瓜の粥をいただこうと思ったのだが、
き川さんの、ひとくちカレーの味わいが忘れられず・・・
*ひとくちカレー
b0118001_7574844.jpg
ルゥの辛さは控えめで、香味野菜の甘みと牛ブイヨン的な深みのあるコク。
生クリームやココナッツ系のまろやかさが、〆には心地よいなぁ。
トップには鱧フライ。贅沢なひとくちカレーでした。


果実
*イエローキウイ、桃のグラニテ、スイカシャーベット
b0118001_825717.jpg
そして、ここらで、〆シャンを2杯・・・(汗)


最後は、のし梅と煎茶。

ご馳走様でした。
創意工夫がなされた大阪料理の数々、
その存在感といい、力のある味わいといい、圧倒的な凄み。
なおかつ、緊張感と楽しさが入り交じる、カウンターで
同行者とたわいもない話、ご主人と共通の趣味の話に耳を傾けると、
何ともいえない心地よさがおしよせた。

ありがとうございました(--)


浪速割烹 き川
大阪市中央区道頓堀1-7-7
06-6211-3030
月曜休



難波つながり、ということで(笑)
9月3連休、「なんばパークス」で開催されるイベントの告知です!

『がんばろう東北 東北の魅力を知る 魅知の国(みちのく)まつり』
b0118001_8447.jpg
9/17・18・19(土・日・月)の3日間、
なんばパークス横「なんばカーニバルモール」で開催される、フード・イベント。
目的は、東日本大震災により被災された地域の復興支援。
東北からの物産販売ブースに加え、関西からの元気を届けるため、
日替わりの関西料理人屋台が出店するのです〜♬

◆◆◆17日(土)
*大阪の魚イタリアン「トラットリア パッパ」の松本喜宏シェフ軍団!
*京都からは、「菊乃井 本店」村田さん &
       「創作中華 一之船入」魏さんによる、名店コラボ屋台
*レコール・バンタン大阪校 パティシエ西園誠一郎さんによるスイーツ屋台

◆◆◆18日(日)
*「祇園 さ々木」の佐々木 浩さんも、屋台を出店!
*福島の人気・魚イタリアン(とはいえ近江牛も野菜も旨し)
 「ラ・ルッチョラ」の鈴木 浩治シェフ
*川端友二さん率いる「焼きとんyaたゆたゆ」「ワインバル・ヤ リブリン」軍団☆

◆◆◆19日(月・祝)
*山形より、庄内イタリアン「アル・ケッチャーノ」の奥田政行シェフ
*お好み焼き・鉄板焼き・イタリアワイン、大阪堂島「タンポポ」の神谷圭介シェフ
*肉料理の名店「遊山」の安田宰英さん。

まぁ、豪華な顔ぶれ!トークショーほか各種イベントもあるそう。
ちなみに、料理人の屋台は250食限定なのでおはやめに☆

日時:2011年9月17-19日 11:00AM~5:00PM (最終日19日は16時まで)
場所:なんばカーニバルモール(なんばパークス横)

by writer-kaorin | 2011-09-07 07:49 | 浪速割烹 き川 | Comments(4)