カテゴリ:鮨富( 3 )

 

鮨富 @小浜・行きつけの寿司屋

小浜をぶらぶらウォーキング。
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小春日和。空気がキレイで清々しい。
しっかり歩き、骨董屋巡りをし、
お腹を空かせて挑むは、
お気に入りの寿司屋「鮨富」での夕餉。


地物の魅力を、肴で握りで愉しませてくれる店だ。
この日も、あれこれおまかせで。
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付き出しは、穴子の肝。
プリンと食感楽しく、あっさりとした煮汁の加減がいい。



*鯖ぬた
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白味噌のやらこい甘みが利いた、鯖の酢味噌和え。
〆鯖とヌメリあるネギとの相性は言うまでもない。



*造り盛り合わせ
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ひらめ、鮪トロ、ひらまさ、アオリイカ、
さらには地元で揚がったガスエビも。
足が早く門外不出とよく言われるガスエビは、
甘エビよりも深みのある甘みだ。



*コッペ(セコガニ)
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こちらも小浜産。やや小ぶりながらギュッと味が詰まってる。

子どもの頃、新聞紙の上でバリバリ折って剥いて、おやつによく食べた。
コッペがに剥き選手権があったら上位にランクインされるくらい
カニ剥きには自信あるわ(笑)



*ぐじ
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若狭湾で獲れたぐじ(甘鯛)は焼きで。
鱗はピンッと立ってて、カリカリ。その焼き加減、素晴らしかった。
カマや頭は素揚げに。適度な油分と、焼きとは違う食感で飽きさせない。



*アオリイカのとんび
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とんび(イカの口)は大きく、ふっくらぷりぷり食感。
旨みがひと粒にギュッと凝縮している感じ。


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「これ、何やと思います?」と大将から供された
眺めているだけで酒が飲める、肴。

正解は、甘エビの塩辛だった!
甘エビを極弱火でゆっくりゆっくり炒るそうな。(ほかにも手間かかってる)
甲殻類ならではの旨みに、深い深いコクがプラスされた
究極であり至高の、酒とご飯の友。



*いくら醤油漬け
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自家製。削り節の旨みがいくらの甘みを引き立たせている。



さて。息子さんの陽平さんに、握っていただきましょう。
私はシャリ少なめ。


*ひらめ
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はらりと振った塩の加減よい。
まぁるい酢加減のシャリと、
ねっとりと広がりゆくひらめの甘みと、素晴らしき一体感をみせる。



*甘鯛昆布〆
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甘鯛の繊細な質感そのままの
浅すぎず、深すぎずの〆具合がナイス。



*ガスエビ
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中央はミキュイの炙りに、エビ味噌のコク。
咀嚼するほどに、濃厚な甘みが押し寄せるのだ。これには唸った。



*若狭ガレイ一夜干し 炙りの握り
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これまた懐かしい素材が、握りへと変貌を遂げているではないか。
若狭ガレイはふっくらとした身質で、
えも言われぬふくよかな香りを放つ。



*蒸し穴子
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ファッと瞬時にとろけゆく。まさに消える魔球だわ。


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穴子のだし。何ともいえない上品な旨みが広がり、どこまでも滋味豊か。


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いくらと鮭ほぐし身で、ちょっと親子丼。



*コッペ軍艦巻
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ほぐし身は煮つめとともに旨みを放ち、
外子のプチプチ、内子のホクホク感が堪んない。
その後、あさりの赤出汁をいただき〆。


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はぁ〜美味しかった〜と余韻に浸っていたタイミングで、
自家製デザート・さつまいものババロアが登場し、別腹作動。
さつまいもの質朴な甘みが生きた味わいでした。



地元小浜の、この時季ならではの恵みをじっくり堪能。
こちらへ伺うと、地物の魅力はもちろん、
そこに、ひと仕事、ひと捻り施した、肴と握りが愉しめるから
足しげく通ってしまうのだ。
食後は、ご主人と息子の陽平さんと、いろいろお話しができ、
時間を忘れるくらいに楽しい夜でした。


「鮨富」
福井県小浜市小浜広峰83-1
☎0770-53-0337
open : 12:00〜14:00、17:00〜21:00
https://www.facebook.com/sushitomi2



Paul McCartney - Helter Skelter (Live)

by writer-kaorin | 2016-12-05 07:50 | 鮨富 | Comments(0)  

鮨富 @小浜で行くべき寿司屋。

福井・小浜に帰省していたある日。
「今夜は寿司やなぁ」ということになり。

主導権を委ねられたものの、
どないしよ…。失敗はしたくないし
久しぶりに予約不可・取材拒否のあの店にしようか。
いやいや、駅前のあの店にもおじゃましたい、
新しくできた店も気になるなぁ…と悩んだ悩んだ。

結果、店のFacebookをチェックしたら
ワタシがすこぶる飲みたいと思っていた
福井・美浜の日本酒「早瀬浦」が揃っているやないの〜!!
ということで、
2年ぶりに「鮨富」へ。(2年前の日記


カウンターに座り、「お久しぶりです!」とご主人に挨拶。
その隣には息子さんである陽平さんの姿も。
「修業を終えて、地元へ帰ってきたんです」という島川陽平さん。
三重・名張にある寿司店「醍醐」でみっちり経験を積んだお方だ。


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別のお店でのアペ後だったので早速、
「早瀬浦 純米滓酒 生酒 浦底」を。
(福井・美浜 三宅彦右衛門酒造)

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純米系のオリを集め、しぼりたて純米酒の上澄みとともに
瓶詰めにしているそうな。
ほんのりと淡雪のような、にごり。
透明感あってじつに爽やかな口あたり。嗚呼、するするいってまう…。


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付き出しはゲソ焼き。
按配よろしく、甘みがじんわり広がる。


料理は、品書きから気になる肴を何品か。
握りは、7〜8カンくらいかなぁ…とお伝えし、ネタはお任せで。



*お造り3種盛り
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縞鯵、鯛、マグロ。
小浜で獲れたシマアジはピンッと張りよく、
早瀬浦、進みマス。



*鯖のぬた
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小浜のぬた(酢味噌和え)といえば、〆鯖が入るのだ。

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〆具合程よく、鯖に負けじとネギが主張。
白味噌ベースの酢味噌のやらこい甘みが響く。



*平目の唐墨
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平目の唐墨て!そんな料理名が品書きに載ってたら、
頼まないワケにはいかないぃ〜。
ネチッとした歯触り、えもいわれぬ旨味。
2切れ目は瑞々しい大根と抱き合わせで。
至福のとき。


ここらで、福井が誇る&個人的に大好きな酒蔵 その2を。
「梵 槽場旬搾り 純米大吟醸 新米新酒生原酒」
(福井・鯖江 加藤吉平商店)
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華やかな吟醸香。適度に酸を感じ、やわらかな甘み。これも旨いなぁ。



*グジ 塩焼き
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グジ(甘鯛)を食べると、鯖のぬた同様、地元に帰ってきた感出るわ。
厚みのある身はふっくら、脂のりもよし。
そして、クルクルッとロール状になった鱗!
カリサクッな表面積大きくって旨いんだなー!

目の前で寿司を握っている陽平さんに、
「この鱗、どうやってロールに?」とか
「グジの下の敷笹、手作りですやん。美しいですね〜」などなど
会話も盛り上がる。



*三方五湖 天然鰻の蒲焼
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三方五湖といえば、口細青鰻かな。
焼き加減ドンピシャ。その身はぷっくり、ムチッと心地よい弾力、
しかも、皮と身の間にある脂は、ひつこさ皆無で、
皮はすこぶる香ばしい。



酒飲みのツボをつく肴のおかげで、テンション高いまま握りへ。
陽平さんに、握っていただくことに。
私はシャリ少なめ。



*剣先烏賊
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シャクッと歯切れよい剣イカは
ねっとりと妖艶な甘みを放つ。
シャリのまるみのある酢加減、嬉しいわ。

                 

*鯛づけ
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こちらも妖艶な面持ち。
鯛の繊細さを損なわないづけの加減、
いい仕事してはるわ。



*若狭ガレイ一夜干しの握り
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この組み合わせ(若狭ガレイ一夜干し×シャリ)は初めてだ。
干すことで旨味が凝縮した、若狭ガレイは肉厚。
そこに程よい酸味のシャリが、寄り添う。
ありそうでなかった、組み合わせかつ、発見性ある小浜ならではの味。


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再び、早瀬浦へ。
とある限定ものが、「え?安すぎやしません?」な価格。
そらいつも以上に飲みすぎてしまうのだ。



*ヒラマサ はらみ 炙り
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シャリもネタもいぃ具合に温さがあり、脂の甘みが印象的。
ふわり炙りの香り、これもまた堪らない。



*〆連小鯛
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若狭小浜の連小鯛といえば、小鯛の笹漬け。
でも、笹漬けをネタにしているのではない。
口に運べば、コハダに通ずる〆具合を感じ、身は何とも初々しい。
ちなみに「鮨富」に、〆たコハダは存在せず。
「修業先で培った技に忠実に。地物で勝負したい」と陽平さん。
なんだか嬉しくなる、心強い言葉。



*〆鯖
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これも食べたかったんだ。
香りよく、咀嚼するほどにクリアな甘みが押し寄せる。



*若狭牛ロース 握り
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若狭牛、懐かしい!
「邪道ですが…」と陽平さんは仰るが、おいしければそれで良いのだ。
口に入れ咀嚼すれば、肉の濃厚な味わいとともに、クリアな脂の甘み、
そこにシャリの酸味が、えぇ感じに融合。



*蒸し穴子
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ふあっと、雲の上のような感覚。
穴子のいい風味を残しつつ、とろけて瞬時に消えた。



*雲丹 軍艦
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ラストは雲丹! 海味濃厚。雲丹、おかわりしたくなった。



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最後にご主人と息子の陽平さんを激写!


味、技、そして人。
すべてがぐっと繋がり、生まれる口福、至福のとき。
父と息子の強いタッグ。
さらには、地元の旬魚の特性を生かしつつ、
修業先でみっちりと学び、昇華させた技を忍ばせた、肴と握りの数々。
小浜らしさに、洗練というキーワードがクロスしたというか。
進化し続ける「鮨富」さん。次、小浜に帰省するときも必ず伺います!



「鮨富」
福井県小浜市小浜広峰83-1
☎0770-53-0337
open : 12:00〜14:00、17:00〜21:00
https://www.facebook.com/sushitomi2


Rod Stewart - "Sailing"

by writer-kaorin | 2016-05-22 09:27 | 鮨富 | Comments(0)  

鮨富 @小浜(移転open)

「Saba*Cafe」に続き、ってこちらが
小浜帰省、ラストの日記。


小浜には、「すし良」「東寿し」「福芳」「すし政 本店」ほか、
寿司屋が何軒もありますが、
この日おじゃましたお店は・・・

「鮨富」
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小浜市役所前の黄色い雑居ビル2階に店を構えていた「鮨富」さんが、
2013年3月、移転Openされました。
小バコだった店舗は、一軒家のお寿司屋さんへと!


この日は大所帯だったため、半個室のテーブル席で
昼寿司・昼酒を楽しむことに。


*イカの卵の煮付け
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タコの子は経験あるのだが、
小浜で水揚げされたイカの「卵」は初めてでした。
プチプチ、ネチッと、食感が面白い。



*アジたたき
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アジも小浜産です。程よく脂がのっていて、澄んだ風味。
鮮度いい。


*ぬる燗(わかさ)
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ビールの後、地酒をツィーっと。



*オコゼ造り
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大将、本日イチオシ素材。
小浜で水揚げされた、オコゼです。
肝を身でクルクルッと巻いて。
身は淡泊ながらも甘みを蓄えている。自家製チリ酢の風味もいい。


ランチのお寿司は、
特上にぎり(2500円)、上にぎり(2100円)、にぎり(1470円)
そして、地魚にぎり(1890円)なんて小浜らしいものも。


*特上にぎり
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鯛、トロ、小鯛、穴子、
とろ逆さ巻き、イクラ軍艦、ウニ軍艦、地エビ。
テーブル席だったので、盛られて登場です。


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「大将〜、イクラ、何まぶしてはるん?」
「焼いた鮭の身です。親子ってことで」と大将。
プチッと弾けるイクラの甘みと、ほんのり鮭の塩味。
親子でいい仕事してる。


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ウニ、イクラ、トロ以外は地元モン。
江戸前とか、熟成とか、そちら系ではないお寿司はいつ振りだ?
とにかく鮮度の良さをしっかり窺える、ネタの連続でした。
しかし、「地魚にぎり」気になる。


追加で
*とろあぶり
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*ねぎとろ
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っと、トロW。


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オコゼのアラを使った味噌汁は、
ぷるぷる、じゅるじゅる、コラーゲンたっぷり。
〆のハズが、ぬる燗チビチビ、至福の昼酒。


きずし、さばぬた、鯖の棒寿司…と、
鯖フェチの私にはたまらんメニューも多数。
次回は、夜のカウンターで楽しませて頂くことにしよう☆


「鮨富」
福井県小浜市小浜広峰83-1
☎0770-53-0337


Paul McCartney & WINGS - Live And Let Die

by writer-kaorin | 2013-05-15 23:58 | 鮨富 | Comments(0)