カテゴリ:うろん 江口( 2 )

 

うろん江口

空堀の路地に佇む「うろん江口」さん。
b0118001_783528.jpg
入口すぐには懐かしい灯油ストーブがあり、
天井から吊るされたリースが、何とも落ち着いた風情を醸す。


品書きには酒の肴が単品であれこれ並び、
焼き物からうろんまで、そそられるメニュー名が多いこと。
この日は、季節のコースと〆のうろん(4500円)を。



b0118001_785033.jpg
エビスビールで喉を潤し



お通しは

*鯛の子の煮物、卯の花、ちりめん山椒
b0118001_79215.jpg
ダシのうま味がじゅわりと広がる鯛の子にはじまり、
卯の花は紅生姜がいいアクセント。
ちりめん山椒はふっくらとした質感で、山椒の香りがふうわりと。



*鯛と聖護院大根のお椀
b0118001_791720.jpg
鯛の骨から滲み出た、鯛らしい風味とダシのうま味が融合。
むっちりと肉厚の鯛、大根の香りと控えめな甘みに、
ハフハフ、しみじみ、口数少なくなるおいしさ。



b0118001_79313.jpg
ぬる燗をチビリチビリと。嗚呼、至福時間。



「ひとさら」ということで

*くまもと赤うし ウチヒラ
b0118001_794487.jpg
ひと口目は、生コショウと塩とともに。
赤身のキレイな風味が際立ち、咀嚼するたびに肉のしっかりとした味が広がる。
お次は、あけがらしとともに。
ピリリとした辛味、あけがらし特有のコクが重なり合うと、
肉はまた違った表情をみせる。焼き野菜も味が濃いわ。



b0118001_795733.jpg
岐阜 中島醸造「小左衛門 純米吟醸 信濃美山錦 辛口 25BY」を。
淡麗ではなく端麗。口中の温度と重なり合うと、芳醇な香りが顔をのぞかせる。



*旬菜盛り
b0118001_7101057.jpg
「鯛の昆布〆」はねっとりと旨みが広がり、
「車海老」はさっと湯引きした後、酒盗地に漬けているそうな。
海老の甘みに続き、酒盗の風味が押し寄せ、飲兵衛の心、わしづかみの一品。
「柿」は胡麻酢を加えた白和えに。
まったりとした柿の甘みに、なめらかな白和えが放つ胡麻の香り、やらこい酸味が合う。
「青森産バルバリー鴨のハム」。思わずワインを欲するおいしさ。
そして「海老芋のふき味噌のせ」は、ダシで炊いた海老芋の、上品な味わいが印象的。


b0118001_7102327.jpg
酒盗×味濃い豆腐。どんだけ飲ませるんですか!(笑)。



〆のうろん、私は
*つけめん
b0118001_7103430.jpg
アツアツのつゆは、
魚介をベースとし、表面には熱した太白胡麻油。
両者が重なり合うと、この旨みは鴨…?と
勘違いしてしまうほど深い旨みを感じる。


b0118001_710457.jpg
麺。私はハーフで。
ツルリ。程よいコシを感じつつ、噛むほどに広がる粉いい風味。
あっという間に完食となった。


ゆるりとした時間が流れる町家で
えぇ酒と肴とうろん。
癒しの時間でした☆



「うろん江口」
大阪市中央区上本町西3-3-25
☎06-7860-2051
open : 12:00〜14:30、17:00〜21:00LO
close: 火曜、毎月21日休


Doobie Brothers - China Grove (1974) 0815007

by writer-kaorin | 2014-12-26 07:08 | うろん 江口 | Comments(0)  

うろん 江口

2014年4月、空掘の路地裏にてopen
b0118001_21583737.jpg


b0118001_21592285.jpg
「うろん 江口」さん。
この石畳の坂道といい、スケボーで帰宅途中の小学生といい
絵になる下町の、歴史ある町家に店はある。

店主の江口浩一郎さんは、中之島「やきとり ばかや」で
店長を勤めていたお方。その前には和食修業もされていたとか。
江口店長と(今や店主ですが)めちゃ久しぶりの再会です♪


b0118001_21594186.jpg
店先は町家の旧きよき空気感をそのままに、
内観はいぃ感じにリノベされ
器や酒器に至るまで、いちいちセンスある。


b0118001_2201496.jpg


b0118001_2211461.jpg




お品書き
b0118001_221441.jpg


b0118001_2215973.jpg


b0118001_2213476.jpg
メニューは、「季節のコースと〆のうろん」(¥3500)と
少数精鋭、単品の肴からなる。
この日は前者を頂くことに。



*お通し
b0118001_2223537.jpg


b0118001_2224765.jpg
胡瓜の漬けたん。
バリボリ、小気味よい食感とともに
だしのうま味がじんわり広がる。
エビス(瓶)を即、飲み干し、冷酒へと続く。


b0118001_222274.jpg
お米「祝」、酵母ともに100%京都産。
見た目トロリとしつつ、すっきり&程よい酸と後味の良さ。



*椀のもの
b0118001_222517.jpg


b0118001_2234949.jpg
冬瓜と鯛だしのお椀。
だしはフワリと鯛の香りを纏い、
冬瓜はシャクッとした歯ざわりの後、口中で解けるような食感に。



*ひとさら
b0118001_224964.jpg
熊本あか牛のウチヒラ。
ロゼ色した身は、噛むほどに赤身の旨みが広がる。
ふた口目は、あけがらしをつけて。冷酒止まらぬ味わいだ。
密かに下味をつけたロマネスコ、ホドイモ、ゴールドラッシュなど
野菜たちも肉に負けじとその存在感を発揮。

嗚呼、「そば前」ならぬ、「うろん前」。
酒飲みにとってはこの上なき幸せ。



*旬菜盛り
b0118001_2235540.jpg
足付きなめこを用いた、なめこおろし
鰹のたたき、
鯛の昆布〆、
長芋とひじきのきんぴら、
今がまさに旬、八百枝豆 の5種盛り。

長芋をきんぴらにするとは!
シャクッとした食感、ひじきの香りとともに、うんきんぴらの味わいだ。
鯛の〆具合もどんぴしゃ。枝豆は茹で過ぎずなホクホク食感楽しく、
なめこや鰹も上等な味わい。
そら冷酒、おかわりとなるワケで(笑)



〆のうろん。釜あげ、ざる、ぶっかけ、から選べ
他にも隠しネタ複数(笑)


ツレは

*釜あげ
b0118001_2241371.jpg




ワタシは

*ざる
b0118001_2245474.jpg
じつに艶やか。

(飲み助なもので、量を半分にして頂く;すんません)


うろんは、喉越しよき細麺でありながら、
しっかりとした、コシ健在。
大阪でもなければ讃岐とも違うテクスチャー。
江口さんが、毎朝手打ち足踏みしているそうな。


つゆは、うま味と香りを感じさせつつ、
シャープかつ、角がとれたまぁるい味わい。
うん、好みデス。
それゆえ、〆やのに杯を重ねてしまうのでした(笑)


ひっそりと路地裏に佇む、
独特の空気感のなかで愉しむ
酒と肴、そして “うろん”。


b0118001_226551.jpg
江口さんのセンスとひと皿ごとの技に、脱帽。

あ、画像、色調が暗なった。


b0118001_2262632.jpg
設定変えたら今度は明るすぎ(笑)

何はともあれ、喧噪から離れたこの場所で、
しっぽり、ゆるり。
そば前ならぬ、うろん前で
気の利いた肴をとことん愉しませて頂きつつ、〆にうろんという至福。
ご馳走様でした☆
店長(あっ、ちゃう。江口店主や)近々フラリおじゃましたいです☆


「うろん江口」
大阪市中央区上本町西3-3-25
☎06-7860-2051
open : 12:00〜14:30、17:00〜21:00
close: 火曜、毎月21日休


America Sister Golden Hair

by writer-kaorin | 2014-07-05 22:12 | うろん 江口 | Comments(2)