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亀の井別荘の夜

さて。夕食タイム@亀の井別荘
宿に併設する食事処「湯の岳庵」さんへ。
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お昼にいただいた美味しいお料理たちの余韻があるものの、
テーブル席に着席すれば、妙にお腹が減ってくるもの(汗)
夜の宴のスタートです☆


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こんな日に限って…夜は仕事につきノンアルコールビール;


*だだ茶豆、バスク産生ハム、アスパラ
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豆は茹で加減素晴らしい。ホクホク、噛むほどに甘み。
主の中谷さんのお目にかなった9ヶ月熟成のバスク産生ハム。
香りが素晴らしい、そして甘い。
アスパラはジューCだこと。


*炙り椎茸
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無菌栽培の椎茸は由布院産。
生でも食すことができるこの椎茸を、炭火で炙って。
傘の裏側にうっすら、水滴が出てきたら食べごろ。

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カボスをギュッと絞って。シャクシャクとした椎茸の歯触り&
とにかく肉厚で、椎茸やないような、インパクトがあった。
残った石づきは、細かく割いてさらに炙る。

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こちらも歯ごたえ素晴らしく、嗚呼…酒欲しい・・・。
のっけから、豊かな香りと滋味。


*久住山系 鹿肉のカルパッチョ
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鹿のフィレ肉を数日エイジングし、炭火で燻製をかけているんだそうな。
身質はきめは非常に細かく、とろぉ〜りとした艶めかしさ、赤身に甘みがある。
そしてほのかに広がる燻香。
上部にあしらったルッコラも、地元で採れたもの。ほろ苦さがいいですね。


*トウモロコシの冷製スープ
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夏期だけ味わえるこのスープ。生で食べられるトウモロコシを贅沢にもスープに。
糖度すごいです。ばしっと冷えているその温度もいい。
これを楽しみに、毎年訪れるお客さんが多いというのも頷ける。


*スッポンの唐揚げ
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皮と身の間のゼラチン質が、たまらんでした。
コラーゲンは食べても効果ないよ〜話で盛り上がる(笑)
そんなん考えなくとも旨けりゃそれでいい!


お隣では・・・
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シモン・ビーズの、ブルゴーニュ ブラン レ シャンプラン08
ひと口ふた口だけ頂く(飲むとほんまに仕事にならへんから;)。
温度が低いときは、若々しい酸のなかに骨太なボリューム感があったな。


*鰻
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脂のノリ凄いんだが、それがぜんぜんひつこくない!
地酒・・・欲しい・・・(涙)


ここらで、まるでカウンター店のような
料理長の演出が待ってました!

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豊後牛の塩釜焼きが登場〜!小槌で、かち割り…

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大きな朴葉で包まれた…

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久住高原産、豊後牛ロース肉。これ、何キロあるんや!?ってくらいデカい。
肉は2週間エイジングをしているそう。

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涎ジュルリ…な光景(笑) 満腹中枢なくなった。


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塩釜ゆえ、中身が見えない調理法。なのに、この艶やかなレア感♡
きめ細かい身質は、じつに繊細な旨味を蓄えている!!


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サラダも濃い野菜たちばかりだから、わしわし食べられる。


お次は・・・
*鮎ごはん
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ホゴ(アラカブ)の味噌汁とともに。
サカゴのようなお魚ちゃんです。

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ひと口いただく。米はめちゃくちゃ艶やかで甘く、
鮎特有のほろ苦さが口中にひろがる。


*くずきり、水出しコーヒー
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満腹の胃袋にすーっとおさまる。丁寧な味わいです。


以上。
地元で採れる野菜に川魚、豊後牛…と、
山里の豊かさと、それらを生かしきる料理人の技を、
とくと楽しませていただきました☆
ありがとうございました!


そしておシゴト、朝までコース(笑)
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めちゃくちゃ集中できましたわぁ〜♪



「湯の岳庵」
0977-84-3166
open : 11:00〜22:00


THE WHO - summertime blues - woodstock 1969

# by writer-kaorin | 2011-07-14 06:50 | 亀の井別荘 | Comments(0)  

亀の井別荘 @由布院

週末、大分・由布院へ行ってました☆
その模様は4回に分けて書きますが
まずは、この日のお宿
「亀の井別荘」

由布院玉の湯、山荘無量塔とともに、
御三家と称されている、
由布院温泉を代表する名宿のひとつ
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由布院といえば、の老舗宿でもある。

「亀の井別荘」の主・中谷健太郎さんは相変わらずお元気で、ほんとうにお若い。
そんな中谷さんや、玉の湯の主・溝口さんなどが中心となり、
ゆふいん音楽祭、湯布院映画祭、等のイベントを企画されたそう。
そして由布院温泉は国内有数の温泉地に。
そんな、キーパーソンがこの街には何と多いこと。
ボスありがとうございます(*v*)


立ち寄りは複数回あったものの、
じっくりステイは初めてです。

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約3万㎡の敷地はまるで森の中。
施設内には、人の手が入っているとは思えぬほど、広大な自然が広がる。
梅雨が明けて、照りつける夏の日差しにヘトヘトだったのだが、
この場所へ足を踏み入れると同時に、「涼」感たっぷり。癒されます。


和モダンなロビーでは
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自家製梅酒のサービスも。旨し。


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全棟離れで、それぞれ内装が異なり、
各棟は、大正時代に築いた別荘なんだとか。
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お部屋は和洋室でした。
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派手さはなく、地味でもなく、
至るところに、センスを感じさせる趣。


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庭も、こんなにネイチャーだ。


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檜の香りが充満している客室の内湯は、源泉掛け流し。
アルカリ性単純温泉で、無色透明。
滞在中は、仕事山盛りだったので露天風呂には行かず・・・、
(そういえば前回の由布院旅もそうだった。デジャヴ!)
この内湯1回のみの温泉気分となったのでした。。。(汗;)


そして、夜の宴につづく☆


「亀の井別荘」
http://www.kamenoi-bessou.jp/

# by writer-kaorin | 2011-07-13 07:50 | 亀の井別荘 | Comments(4)  

Fujiya1935 @初夏の愉悦

6月最後の日、「Fujiya1935」さんへ。


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ウェイティングスペースで、カモミールとレモングラスのTea。
北欧系チェアの木の温もりも手伝い、
街の喧噪を忘れて、癒されるわぁ。


泡をグラスで
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飲兵衛はワタシだけだった!(汗)


*熟したトマトのシャーベットと河内晩柑のスープ
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自然発酵させた河内晩柑の、枯れたような渋みが心地よく、
シャーベットからは、トマトの熟した甘みがじわりと。


*稚鮎と初夏の野菜
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稚鮎を余すとこなくピュレにし、それを蒸し上げてるのだそう。
ちびちび…いきたくなるくらいに、稚鮎の苦みや特有の香りが凝縮!凄い!
赤ラディッシュやスパニッシュポワロー、毛馬胡瓜とともにいただく。


*チーズボール、ピスタチオのマシュマロ、
 露の滴が落ちた緑の葉、オリーブのパン
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相変わらず完成度が高すぎる!
ガリガリっと咀嚼すれば、
濃厚なチーズの風味がガツンと押し寄せるチーズボールにはじまり、
ピスタチオのマシュマロも小粒ながら濃いテイスト。
露の滴は、口中の温度でカラメルが弾け、中からピスタチオのオイル。
オリーブのパンは、ブラック系オリーブの深いコク。


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バスクの微発砲白ワイン@チャコリ。しっかりとした酸が素敵。
この日はずーっとチャコリで通すことに♪


*気泡をたくさん含ませたとうもろこしのパン
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とうもろこしの甘みが、パンの口溶けとともに充満。


*焼きそら豆
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そら豆を、そら豆のペーストを加えた生地で包んでいるのかな。
この薄皮と、ほんまもんの空豆が融合すると、
かなりインパクトのある風味が生まれる。


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相変わらず、パンも燻製バターも美味しいこと!


*パスタ トラットデマーノ 稚鮎 ルコラセバチコのソース
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手延べ素麺の技法で作ったパスタ。ツルンッとした食感楽しく、
稚鮎のほのかな苦みや、レモンオイルのような柑橘系の香り
それらのコントラスト、素晴らしい!


*甘鯛 オクラのソース 生の黒胡椒
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甘鯛のむっちり感、繊細すぎる火入れだこと。
鮮やかな緑色したオクラのソース&
黄身をベースにした濃厚なソースとともに。


*プチマリン 軽く燻製にしたカラスミとアーモンド
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カラスミが放つ燻香がたまりませんっ。
ほんまに牡蛎の香りがする葉野菜@オイスターリーフや、
海藻をベースにしたプチマリンの、プチプチッとした食感、
ひと口いただくごとに、ハッとさせられる面白さと美味しさに満ちている。


*スパイシーな鴨の胸肉 わけぎのソース
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これまた、火入れにうっとり。表面のメイラード具合もすばらし。
ともすればスパイスって、どこを食べてもその味しなくなるんだけど、
fujiyaさんのこのお料理は、鴨肉の濃い味わいも楽しませつつ、
フッとスパイス香が押し寄せてきたり、わけぎの風味が広がったり。
素材の邪魔をしない、スパイスの利かせ方が秀逸なのだ。


*冷たいと温かいトラベンモストのゼリー
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温度差たのしく、すぅーっと口中を洗い流してくれるかのようなテイスト。


*桃とすもものコンポート ルバーブ フェンネルの花
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薫るデセール。


*出来立ての生チョコレート
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この口溶け、この店でしか味わえぬ。ほかのお料理もそうですが(笑)


*メロンとパセリのジェラート ヨーグルトのパウダー
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瓜特有の香り、ダイスキな夏がやってきた!て感じですごく好き。
ヨーグルトの澄んだ酸味や、ちょっぴりエッセンスといったバルサミコのコク
いろんな表情を楽しませてくれる一皿です。


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そして、ダイスキな作家・青木良太さんの作品でハーブティーを。

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いつも見とれてしまうんです。手が透けるくらいに薄く、
どのような技法でこの作品が完成するのかを、知りたい。
そして触れば「スゥーッ、スゥーッ」って、何ともいえない音色。
じーっと見続けて触りつづけてしまう・・・。
青木さんが作品展を開催してたら、ぜったいにおじゃまする!


月に1度はおじゃまして、舌で鼻で目で指で、
季節の移ろいを感じさせていただきたいなぁ。
っと、口福感に浸りながら、いつも酔いしれています☆


Fujiya1935
大阪市中央区鑓屋町2-4-14
06-6941-2483
open : 12:00〜13:00 LO、18:00〜21:00 LO
close:日曜、第1月曜


The Who - I Can't Explain

# by writer-kaorin | 2011-07-11 23:20 | Fujiya 1935 | Comments(0)  

Mammoth cafe(マンモスカフェ)@週末昼酒

ジョギング後の、日曜昼酒。
飲んでたら、走った意味あらへんけど、
昼酒を目的に、走っているのだとつくづく感じる(汗)

シャワーを浴びて、緑地公園から南下。
昼から気兼ねなく飲めて、おいしいフレンチにありつける
「Mammoth cafe(マンモスカフェ)」さんへ。

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またまたタコシャン♪これ昼酒にも合うのよね〜!


私は
*自家製ブータンブランのランチプレート ¥900
(サラダ、バゲット、おかず2品、コーヒー付き)
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キャロットラペやポテサラも入り、けっこうなボリューム!
葉野菜×ドレッシングの馴染み具合まで、ぬかりなしの旨さ。

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豚、鶏、タマネギや生クリーム、ほのかに柑橘薫るソーセージ。
口当たりが軽く、ふんわぁりとした食感がクセになるわ。


お隣では
*カタルーニャ豚のソーセージのランチプレート
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こちらももちろん自家製。ナツメグやキャトルエピス他、たまらん香辛料のかおりと
熟成感のある旨み。嗚呼、めっちゃビール飲みたなる…(笑)



ランチから夜まで通し営業ゆえ、
時間を気にせず、飲める&飲ませるお料理にありつけるのが嬉しいなぁ♪
目の前が公園というロケーションもほんまに心地よい/
また夜にゆっく〜り、おじゃましまぁす!


「mammouthcafe」
大阪市西区新町1-16-5 橋口ビル1階
06-7501-6433
open :11:30〜22:00
close:月曜、第4土曜

# by writer-kaorin | 2011-07-09 02:08 | マンモス カフェ | Comments(0)  

肴家いしはら @和食とお肉

あっさり和食と肉が食べたい、というツレ;
そのどちらの要望にも応えてくれるお店さんが
「肴家いしはら」さん。

この日も賑わっていたなぁ〜。


お付き出し
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冷えたビール、沁み入る〜。


まずは、おばんざい各種。
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なすの煮浸し、カボチャの炊いたん、オクラのおひたし、イワシの梅煮。
相変わらず、安定感のある美味しさ。
家ではなかなか食べないお料理なので:嬉しくなる。


*ローストビーフ生春巻き
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ハネシタの適度な脂が、全体をしっとりと包み込む。
胡麻をベースにしたソースのコク深さもいい。
白をグラスでいただくことに。


*ハネシタのステーキ あけがらし添え
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肉汁、甘いわ。ツレは五穀米とともにご満悦の様子☆
ワタシはワインでちびりちびり、と。


*佐藤錦
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旬ですね〜。


以上。あっさり和食とがっつりお肉、その両方の欲望に応えてくれる、いしはらさん。
和洋自在のお料理もあって、ワインの口になることも多々。
この日は大将といろんなお話ができて、勉強になりました。
ご馳走様でした☆


「肴家いしはら」
大阪市北区曾根崎新地1-6-24
06-6341-2027

# by writer-kaorin | 2011-07-06 08:02 | 肴家いしはら | Comments(0)