人気ブログランキング |

ニュー万長 @京都・焼肉の名宝

「50年くらい前まで、この場で“万長酒場”ていう飲み屋をしててな。
 そっから“ニュー”をつけて焼肉屋をすることにしたんや」。

この日、「ニュー万長」のお母ちゃんがそう、店の歴史を語り始めてくれた。
b0118001_23010037.jpg
酒場の居抜きであろう店内は、じつにノスタルジック。
目に飛び込むものすべてが、使い込まれて古いのに、
隅々にまで掃除が行き届いていて
それはなんというか、パリの老舗ビストロのような
雰囲気さえも漂わせている。


b0118001_23011923.jpg
卓上ロースターもプレートもピッカピカ。美しい。


完全紹介制の焼肉屋ゆえ、ご常連に声がけいただき、私は2度目の訪問。
お母ちゃんと久しぶりの再会。お元気そうで何よりです。
b0118001_23065221.jpg
ビールで喉を潤す。
テーブル上にはお母ちゃん手作りの味、続々と。


●ナムル盛り合わせ
b0118001_23071517.jpg
ナスのナムルはとろり。生姜の爽やかさ、キンッと冷えたその温度帯がいいね。
蒸し暑い雨の夜にぴったり。
モヤシ、ホウレン草のナムル共に、キレイな味。


●チャプチェ
b0118001_23072563.jpg
具沢山!優しい旨み、心にじーんとくる味。




●塩タン(要予約)
b0118001_23080759.jpg
b0118001_23081740.jpg
b0118001_23082317.jpg
ほどよい厚み。
シャクッと頬張れば、ブリンブリンの弾力。
噛むほどに肉汁がとめどなく溢れ出る〜。


b0118001_23085479.jpg
お次は白ネギをのっけて。その清々しい風味に
脂の甘みがぐぐっと際立つ。



b0118001_23090818.jpg
目の前に、肉の塊が鎮座する。
「今からえぇとこ切るわな」とお母ちゃん。


●黒毛和牛 バラ・ロース 塩焼き
b0118001_23092011.jpg

b0118001_23093756.jpg
焼き奉行が側にいてる、この幸せったら(笑)


b0118001_23095077.jpg
ほんのり甘めのぽん酢でさっぱりと。
そもそもの脂が、全くひつこくないからスルスル食べられる。
食べれば食べるほどお腹が空くような感覚、久しぶり。



●ミノ ハラミ タンツラ 松茸
b0118001_23100660.jpg
「えええ???ミノ・ハラミ・タンツラ、で松茸???」と一同が口揃えたわ(笑)

b0118001_23102267.jpg
そして、どっさり盛られた「ニラのヤンニョム」の出番。


b0118001_23110003.jpg
ミノは、ふぁっふぁとした質感。噛むほどに新鮮な風味が浮かび上がる。
コク深いタレが絡むが、意外にすっきりとした後味。



b0118001_23111183.jpg
b0118001_23111546.jpg
ハラミ。ヤンニョムと共に味わえば、味わい深さがぐっと増す。


b0118001_23113281.jpg
分厚く切ったタンは、ぶりっと跳ねるような弾力ありつつ
キレイな脂があり、キメも細かくって、端正。
松茸と焼肉のタレとの融合も、この店ならではのインパクトでした。


b0118001_23115275.jpg
ビール2杯の後に、角ハイボールを何杯か。


お口直しにならない、杯を進ませる
お母ちゃん手製、「レンコンとゴボウのきんぴら」や
b0118001_23120604.jpg
b0118001_23121556.jpg
キュウリの糠漬けが登場する。しみじみ旨い。嗚呼ハイボールが止まらない。。


●ミニ青梗菜のキムチ
b0118001_23123399.jpg
瑞々しくって、コクもある。




b0118001_23124878.jpg
b0118001_23125427.jpg
タレ焼きまだまだ続く。


そこにツヤッツヤの白ご飯が登場し
b0118001_23132649.jpg
堪らん〆へと。
このボリュームなのに、するする胃におさまる不思議。
しかも翌朝、体重増えてなかったというレジェンド。


b0118001_23134592.jpg
毎日放送「水野真紀の魔法のレストランR」のプロデューサーであり
数々の番組を手がけておられる、
フードメディアプロデューサー、ダイズ代表取締役のひらいなおとさん。(左)
視聴率を取るオトコとして名高い(笑)
「水野真紀の魔法のレストランR」総合演出・毎日放送の関谷祐輔さん。(右)
そんな、チーム「マホレス」のしましまなメンズ達と、さとみんと。
幹事まーじー、いつもありがとうございます*


b0118001_23135865.jpg
極みの焼肉、そして心に染み渡るお母ちゃんの味。
これぞ京都、食の文化遺産。
ここ「ニュー万長」は、常連さんとのお付き合いを
とても大切にされている焼肉屋さん。
ゆえ、紹介制となっているため連絡先は記載しません。何卒ご了承ください。
でも、知人や友人に声をかけてみると、意外と手がかりはあるかもです。



「ニュー万長」



Bob Dylan The Times They Are A Changin' 1964


# by writer-kaorin | 2019-09-18 08:15 | ニュー万長 | Comments(0)  

パセミヤ @お好み焼きと南インド料理の衝撃的な出合い。

この日は「パセミヤ」ナイツ @大阪・中之島
b0118001_07112974.jpg
いつも楽しみにしている、気晴らしメニューやお好み焼き、
焼きうどん、自然派ワイン… はもちろんのこと
このところ、気になり続けていた料理があり、予約時「ご用意できます」とのこと。
ようやく願いが叶った日でもある。


それは、店主のよっちゃんこと、
中川善夫さんによる「南インド料理」だ。
しかも日本初、いや世界初の、国境を越えた組み合わせを堪能できた夜。



アミューズ
●北海道村上農場のヤングコーン ホイル包み焼き
b0118001_07115252.jpg
ホイルに包み鉄板でじっくり熱を入れたコーン。
とてつもなく香り高い。



前菜(手前から反時計まわりに)
●なすのポリヤル      
●かぼちゃのクートゥ(かぼちゃとココナッツミルク)
●オクラのマサラポリヤル  
●クスンブリ(コスマリ)きゅうりとトマトのココナッツ和え
生姜、マスタード、飯尾醸造の紅芋酢のドレッシング
b0118001_07124580.jpg
ポリヤルとは、野菜を炒め煮した南インドのおかずのこと。
「なすのポリヤル」は辛み程よく、素材感が生きている。
「かぼちゃのクートゥ」は、ほのかにクミンが香り
ココナッツミルクとの合わせ方がナイス。
「オクラのマサラポリヤル」は、辛みに酸味が交わりビールが進む。
南インドのサラダ、クスンブリは清々しい味わいでした。


b0118001_07134317.jpg
ここらで「ノラポン ブラン 2014/北海道・農楽蔵」が登場。
久々の再会に、テンション上がる。
どこまでも清々しく、心地よい塩味が全体を引き締める。



●佐賀ありた鶏手羽元のウプ・カリ
b0118001_07140104.jpg
手羽元の塩とトマトの煮込み。
クリアな旨みが広がり、お皿舐めたいくらい(笑)このソース美味。


●熊本あか牛のイチボと季節野菜のストウブ
b0118001_07141749.jpg
肉そのものの味が濃く、噛めば噛むほど旨みが滲み出る。
根菜類がまた存在感強し。芋も人参もかぼちゃも、それぞれの香りと甘み、くっきり。


右から時計回りに
●トマトラッサム ●島根のヨコワのミーン・コランブ ●サンバル
●大根のウルガイ ●レモンのウルガイ
b0118001_07143269.jpg
どの品も、フレッシュなスパイス感はもちろん
スパッとキレのある辛みや、心地よい酸味、
ヨコワなど素材の旨みだったり。それらが見事に混じり合ってる。
南インドの風、それってずっと食べ続けていたいくらい、清々しいの。



さらに、チャツネ(チャトニ)や和え物が登場。
●青唐辛子のチャトニ  ●パチャディ(野菜のヨーグルト和え)
●グリーンチャトニ(コリアンダーとミント)
●生姜とタマリンドのチャトニ(インジ・プリ)
b0118001_07152647.jpg
南インドのチャトニやパチャディたちの前には・・・

b0118001_07153765.jpg
焼きあがったばかりの豚玉が登場し・・・


b0118001_07155920.jpg
なんと!お好み焼きと、南インドの味を、
自在に組み合わせるスタイルなのだ。

確かに。南インドの食事には
発酵が進んだドーサ生地に、野菜を加えて焼き上げる「ウタパン」という料理があったり
(このウタパン、インド版お好み焼き、的風貌)
米粉と豆粉からなる蒸しパン「イドリー」も、洋食焼のような見た目だし。

b0118001_07161993.jpg
ということで、このような並びで、豚玉に、南インドの味を合わせていただく。


これがね・・・んもう素晴らしい相性をみせるのだ。
b0118001_07163560.jpg
トマトラッサムが放つ、フレッシュな辛み、キレのある酸味が
お好み焼きの、ソースのコクや甘酸っぱさと見事に融合しているではないか。


b0118001_07164543.jpg
「パセミヤ」のお好み焼きって、じつに包容力がある。
サンバルのスパイシーさとも喧嘩することなく、むしろ互いが手を繋ぐ。
お好み焼きと南インドの食文化交流。
大いにありだし、次も食べたいと思わせる味。
テンション上がりすぎて、ワイン止まらない(笑)


b0118001_07165507.jpg

b0118001_07170821.jpg
b0118001_07171849.jpg
しかも希少なワインたちばかり。
時よ止まれな、幸せすぎるひとときでした。

おそらく世界で初めてであろう
お好み焼きと南インド料理の素晴らしき出合い。
新たな発見を、よっちゃんチエさん、ありがとうございました!
毎度なみなさん〜また近いうちに☆



「Pasania - パセミヤ」
大阪市北区中之島3-3-23 中之島ダイビル3階
☎06-6225-7464(要予約、予約は4名様まで)
open : 19:00〜23:00(最終入店)
close: 不定休(下記ホームページをチェック)
https://pasania.osaka/
https://www.facebook.com/okonomiyaki.pasania/
※お店より:
禁煙、強い香りの香水・整髪剤などをつけての入店はお断りする場合がございます。


Quique Sinesi "Danza Sin Fin" guest: Carlos Aguirre


# by writer-kaorin | 2019-09-15 07:55 | パセミヤ | Comments(0)  

ガストロノミーって 何だ? @OSAKA FOOD LAB

怒涛の締め切りラッシュ。
毎日の飲みは欠かせませんが(笑)

センセーショナルな食イベントがあるので、
今日はその紹介*
<第2回OSAKA FOOD LABチャレンジマーケット>
ガストロノミーって 何だ?

2019/9/28・29(土・日)開催
【場所】OSAKA FOOD LAB/阪急中津スクエア 


b0118001_08023444.jpg
関西を中心に活躍する若手シェフの新たな挑戦。
テーマは「ガストロノミーって 何だ?」。
このイベントを通してシェフと一緒にガストロノミーとは何かを考えよう!
という今までにないイベント。

ほんま「ガストロノミー」って何なんだ?
いろんな解釈がなされているので、私も改めてリサーチしてみた。(笑)

古代ギリシアに誕生した「ガストロノミー」という言葉。
古代ローマへと引き継がれたものの、その後中世にはほとん忘れられ、
18〜19世紀を生きたフランス人、ジョゼフ・ベルシュウや、
ブリア・サヴァランによって近代に蘇り、19〜20世紀に発展。
21世紀の現代において料理やレストラン、
地域の食など食文化を広く語るうえで欠かせない言葉に。

「ガストロノミー」=贅を尽くした料理や先端的な料理を想起する
「美食学」と訳されてきたが、
食のシーンの最先端では、捉え方に少々違いが生じてきているよう。
(引用:尾家建生 著「ガストロノミーの現代的意義」)


「料理通信」が提唱する「ガストロノミーの再定義」~より良い食べ方の探求~
これも非常に興味深い内容。


さてイベントの詳細に戻ろう。
<出店シェフ>
『アニエルドール』(大阪・靱本町/フレンチ)藤田晃成さん
『SALONE2007』(神奈川・横浜/イタリアン)弓削啓太さん
『communico(コムニコ)』(奈良・東生駒/イタリアン)堀田大樹さん
『Seiichiro,NISHIZONO』(大阪・京町堀/パティスリー)西園誠一郎さん
『ディファランス』(大阪・靱本町/フレンチ)藤本義章さん
『Rivi(リヴィ)』(大阪・肥後橋/イタリアン)山田直良さん



先日、そのお披露目があり、
会場となる「OSAKA FOOD LAB」へ行ってきた。
b0118001_07575018.jpg
会場では、谷 和(アイ)さん率いる
「Craft Beer Base Brewing Lab」の自家醸造ビールや
クリエーティブなセンス光る、クラフトビールもお目見え。
アイさん、美味しくいただきました!



出店シェフたち。まずは
b0118001_07580407.jpg
『ディファランス』 藤本義章シェフ。曰く、
「レストランという文化。いわば
 食事とその空間そのものを、ゆっくり愉しむ大切さを、伝えることができれば」。



b0118001_07581957.jpg
『Rivi(リヴィ)』 山田直良シェフは
「僕たちは、レストラン文化を次の世代に繋げる立場だし、
 その文化を、ここ関西でもっと広めていきたいです」と意気込む。

b0118001_07585026.jpg
『アニエルドール』藤田晃成シェフ。
「ガストロノミーとは食事を愉しむ行為、そのものだと思う。
 レストランの醍醐味を、若い世代に伝えることがれきれば」。


b0118001_07590321.jpg
続いて『communico(コムニコ)』堀田大樹シェフは
「自分たちが美味しいと思うものを、気取らず味わってもらいたいから
 先入観なく愉しんでもらえる空間に。
 僕は、出店メンバーのなかで唯一、地方(奈良)でレストランをやっていて。
 当日は、お付き合いある奈良の農家さんが、マルシェを開いてくれる予定です。
 地方食材の美味しさも感じていただけたら」と話す。


b0118001_07591762.jpg
トリは『SALONE2007』弓削啓太シェフ。
「この日本という地で、イタリアンやフレンチという
 文化を継承していくのが僕たちの役割だと思ってます。
 このイベントでは、調理師学校の生徒さんたちにも手伝っていただく予定をしていて、
 ひとつの架け橋になればと考えています」。


西園シェフはこの日、不在でしたが、当日お会いしましょー!


目玉は「ガストロノミー屋台」。
馴染みのある唐揚げや餃子など、馴染みあるメニュー12品を、
ガストロノミーという解釈で表現。その料理が500円で味わえる。
また、シェフ6名が1品ずつメニューを担当する「ガストロノミー体験コース(¥10,800)」も。
こっちは限定60席、事前予約制(当日券限定枚数あり)。



b0118001_07593978.jpg
シェフの皆さん〜、当日楽しみにしてますね!



「第2回OSAKA FOOD LAB チャレンジマーケット」
【日時】2019年9月28日(土)、29日(日)11:00~22:00 ※雨天決行
【場所】OSAKA FOOD LAB/阪急中津スクエア 大阪市北区中津1-1-36 阪急中津駅高架下


【チケット】
◇ガストロノミー屋台/1品500円(税込)~でチケット制3000円(500円×6枚つづり)
当日入口チケット販売ブースで購入。

◇6人のシェフたちによる饗宴-ガストロノミー体験コース-/前売券10800円(税込)
※限定各日60席分(4部入れ替え制)当日券も若干用意あり。
購入は以下の予約サイトで(先着順・売切れ次第終了)。
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01ctpj10fu9ca.html
https://shopping.nikkei.co.jp/projects/challengemarket

【問合せ】「OSAKA FOOD LAB」 電話番号:070‐4141‐9162
https://www.osakafoodlab.com/


# by writer-kaorin | 2019-09-14 10:08 | =取材= | Comments(0)  

Vineria Via Vino @癒しのイタリアワイン酒場

今日も今日とて、日曜の休日昼酒。
大阪・本町「Vineria Via Vino」(ヴィネリア ヴィア ヴィーノ)

ちょうど3ヶ月前、2019年6月9日というロックな日にオープンした
イタリアワイン専門酒場だ。
b0118001_22152170.jpg
名物ソムリエ“アントン”が、出迎えてくれる。
彼は、ナポリ料理「サンタルチア」で長年、キャリアを積んだ人物。
関西のイタリア料理界の癒し系ソムリエとして(笑)その名を馳せる。



通常営業は16:00から。
土・日・祝は14:00openというのだから、重宝させていただいてます(笑)
b0118001_22153593.jpg
フランチャコルタで乾杯!
「FRANCIACORTA EXTRA BRUT MILLESIMATO 2014/BERSI SERLINI」
じつにエレガンテ。ノン・ドサージュてのが嬉しいね。


●アミューズ
b0118001_22154678.jpg
オリーブ塩漬け、サラミにキャロットラペ。
これで泡クイッと2杯。


お次は「Nosiola 2017/Pojer & Sandri」
b0118001_22160209.jpg
トレンティーノを代表するワイナリー。
青りんごや梨のような香りが、清々しく広がる。



●前菜3種盛り合わせ
b0118001_22161955.jpg
「イワシのマリネ」はピンッピン。酸味程よくじんわり広がる脂の旨味がたまんない。
「ナスのアラビアータ」は、ジューシーかつ味わいに凝縮感ある。
「ズッキーニとベーコンのフリッタータ」の生地はきめ細かく、かつ飲ませる味。


小林将秀シェフによる料理は、少数精鋭かつ
そのどれもが、アントン・セレクトのワインをクイクイ進ませるものばかり。
別の日にいただいた、カマスとロメインレタスの自家製タリオリーニや、
自家製もち豚ソーセージなんかも、それはそれは美味でした。


昼酒にまったり、
アペリティーヴォにサクッと立ち寄ることもできるし、
じっくり腰を据えて、夜な夜な酔いしれることもできる。
自由度ハンパない、大好きなヴィネリアだ。
アントンいつもGrazie!



「Vineria Via Vino」
大阪市中央区本町4-8-6 日宝横堀ビル1F
06-6245-6008
open :16:00〜22:30LO(土曜14:00〜、日曜・祝日14:00〜21:00LO)
close:月曜、第3日曜
https://www.facebook.com/vineriaviavino/



The Doors - Riders On The Storm




# by writer-kaorin | 2019-09-09 22:18 | Vineria Via Vino | Comments(0)  

韓味一 別館 @完全紹介制にて奇跡の復活。韓国宮廷料理を味わう

鶴橋某所。
2019年2月、42年の歴史に幕を下ろした「韓味一」が
奇跡の復活を遂げた。
b0118001_06311976.jpg
「韓味一 別館」
完全紹介制で、営業は木曜のみ。1日1組限定(4名以上〜14名迄)
ということで場所や連絡先は非公開。
くれぐれもご了承ください。

料理人は「韓味一」創設者である朴 三淳さん。
韓国に古くから伝わる宮廷料理を、おまかせにて提供するという。
b0118001_09073040.jpg
息子・ハジメ氏が営む「韓味一 朴亭」には伺ったことがあったものの 
ハジメちゃんの母であり師匠である三淳さんのお料理をいただくの実は初めて。
親子であり師弟というふたりの姿も、この日は見ることができて感慨深い。


公私ともにお世話になっているT氏。お誘い感謝です。
韓国宮廷料理を味わい尽くす会、はじまりはじまり。

●自家製キムチ
b0118001_06322856.jpg
b0118001_06323810.jpg
辛味とコクのある、白菜・キュウリのキムチを。
ビールがクイクイ進みます。


●九節板(クジョルパン)
b0118001_06324801.jpg
五色(赤・緑・黄・白・黒)の食材を用い、鮮やか。
真ん中にある小麦粉のクレープ(ミルジョンビョン)にナムルや牛肉を包みいただく。
お野菜も牛肉も丁寧に仕事が施されていて味わい深い。


●チャプチェ
b0118001_06330158.jpg
春雨はトゥルンと舌触りよく、じんわり優しい味わい。
人参やほうれん草ほか野菜もたっぷり入る。



●鰻 蒲焼き
b0118001_06345945.jpg
蒸した後、焼きあげたそれはふっくら。
コク深いタレが絡む。



●鴨と松茸の炒め
b0118001_06354797.jpg
b0118001_06352848.jpg
大きな松茸、清々しい秋の香りと
鴨肉の旨味が、
韓国ズッキーニほか野菜に絡み、ワシワシ食べ進むおいしさ。


●あわび粥
b0118001_06410655.jpg
香り高く、どこまでも深みのある味わい。


●カルビチム
b0118001_06412594.jpg
かなり長時間、蒸し煮にしているのだろう。
骨つきカルビはホロッと骨離れよく
その凝縮感ある旨味が、大根や人参の芯の芯にまで浸透。
この一品も、ほかのメニューもそう
三淳さんの手により生み出される料理は、心が豊かになる味わいなのです。


●鮮魚
b0118001_06414148.jpg
あわび、うに、ハマチ…と大皿に盛りだくさん!
醤油をつけて味わうもよし


b0118001_06415874.jpg
白菜キムチの上にあわび&ウニ♡ 甘味、辛味、海味、絶妙。


●甘鯛の煎(전 -ジョン-)
b0118001_06421434.jpg
ふっくらとした甘鯛の繊細な質感が生きている。


b0118001_06422971.jpg
b0118001_06423224.jpg
ホウレン草のナムル、モヤシのナムル。
素材感くっきり。この2品もずーっと食べ続けてたい味でした。

b0118001_06425607.jpg
そして芋焼酎ロックちょい水をチェイサーに
マッコリへと続きます。くぅーシアワセ。
なんて目を細めていると、炎メラメラな鍋が目前に!


●神仙炉(シンソンロ)
b0118001_06431013.jpg
「基本的に38種の食材を入れます」と三淳さん。

b0118001_06432224.jpg
b0118001_06432811.jpg
魚介や肉、様々な野菜の味わいが複雑に絡み合いつつも
その味わいは、どこまでもクリアで驚くほど繊細。
b0118001_06434774.jpg
何杯おかわりしたことか(笑)


●イカフェ
b0118001_06435814.jpg
イカがねっとり、甘みを放つなかで
酸っぱ甘辛い、その塩梅が素晴らしい!


●高麗人参の刺身
b0118001_06441061.jpg
クゥ〜ッ。これも堪らん一品。
生の高麗人参に、好みでハチミツをかけていただけば
檜に通ずるリラクシングな香りと、
スパッとキレある苦味、これはクセになる味やね。


●あわびとその肝のあん
b0118001_06444465.jpg
分厚い一切れを頬張れば、心地よい弾力。
あわびが持つ透き通った甘みが、
肝や松の実、ニンニクなどからなるあんと融合。


●ポッサムキムチ
b0118001_06445757.jpg
その昔、王族や貴族が食べていたキムチ。
今日はなんと!40種もの野菜が入る。
それらの個性が複雑に絡み、どこまでもクリアかつ深いエキス感。
個々の香りも際立っていた。


「ここまでが前菜です」と
三淳さんから衝撃的な発言(驚)



●カンジャンケジャン
b0118001_06452026.jpg
生のワタリガニを醤油ダレで漬け込み、熟成させた料理。
とにかく濃厚。ご飯泥棒ならぬ、酒泥棒だ。


b0118001_06453362.jpg
痛風の皆さん、申し訳ないwww



●パジョン
b0118001_09002601.jpg
ネギ焼き。イカも入り、凝縮感ある旨みが広がる。


●佐賀牛 特上ロース
b0118001_09004120.jpg
たっぷりのチシャとともに。
漬けダレは甘辛くもすっきりとしたテイスト。
牛ロースのクリアな甘みが際立っている。



●蔘鶏湯
b0118001_09011487.jpg
b0118001_09014532.jpg
三淳さん自ら、鶏肉をほぐし盛り付けてくださる。


b0118001_09030397.jpg
韓味一ならではの蔘鶏湯。
ほろり崩れゆく鶏肉は、じつにふくよか。
高麗人参ほか栄養価が高い、韓方食材がふんだんに使われ
とにかく滋味深い。五臓六腑が喜ぶ、まさに命のスープでした。



b0118001_09032676.jpg
以上、気づけば3時間以上(4時間近く?)
三淳さんによる一品一品を、
じっくり味わい、その料理の背景を知り
五味(甘、辛、酸、苦、塩)、
五色(赤、緑、黄、白、黒)、
そして五法(焼く、煮る、蒸す、炒める、生)を
取り入れた韓国の宮廷料理を
とくと愉しませていただいた。

そのどれもが、心に響く味わいだったし、
三淳さんとハジメちゃんの、ゲストをもてなすその心意気にもグッときた。
機会があればまた、三淳さんのお料理をいただきたいな。
Tさん、ハジメちゃん、三淳さん、そしてゲストの皆さま
ほんまにありがとうございました!


「韓味一 別館」
※完全紹介制 

<姉妹店情報>
「韓味一 朴邸」(大阪・靱本町)
https://parksamsoon.com/

「韓国食堂 入ル」(大阪・福島)
「韓国食堂 入ル 坂上ル」(東京・恵比寿)
https://yamazakihajime.com/


※こちらのNewsもチェックしてみて!
トンガ代表の胸に「入ル」の文字。
W杯へ挑む男たちとスポンサーの幸せな関係。
https://rugby-rp.com/2019/08/04/nations/pacific-challenge/38291


# by writer-kaorin | 2019-09-06 09:15 | 韓味一 朴邸 | Comments(0)