フジマル食堂 @大阪駅直結、寛ぎワイン食堂

「パスタと肉、食べたい」という要望を叶えるべく
(でもって私は、ワイン気分だったから)
「フジマル食堂 大阪ステーションシティ店」へ。

大阪駅直結だけど、ターミナルの喧騒を忘れさせてくれる
落ち着きあるワイン空間が、そこには広がっている。
b0118001_21111188.jpg
島之内フジマル醸造所より
「opener sp petit petit 2017」
じんわ〜り、デラウェアの旨みが染み渡る。
330mlの飲みきりサイズ、
うだる暑さの1日だっからスルスルっとなくなった。



b0118001_21122773.jpg
次は「島之内フジマル醸造所」の直送生樽ワイン。
「ラブルスカ2017」という名のオレンジワインを。
フレッシュで、香り高い。



●彩野菜のマリネ
b0118001_21123882.jpg
酸味くっきり。ほのかに広がるスパイス感のおかげで
夏野菜の素材感が生きている。


b0118001_21125058.jpg
大好物、シュクレクールの「ラミジャン」は毎回オーダーする品だ。
はぁ〜ずっと嗅ぎ続けていたい香りと、ずっと噛み締めていたい味。


b0118001_21130620.jpg
「Damijan Pinot Grigio/Damijan Podversic」
ロゼに近い色合いのピノグリージョ。
from フリウリ ヴェネツィア ジュリア。
心地よい渋みと、凝縮した果実感。これ圧倒的な存在感。



●泉州穴子のフリットと泉州水茄子のサラダ仕立て
 大葉とミョウガのラヴィコットソース
b0118001_21131668.jpg
衣はガリッ、サクッと小気味良い食感だわ。
しかも、穴子はふくよかジューシーで。
水茄子のイキイキとした味わい、
ラヴィコットソースの酸味とコク、爽やかさがいい仕事している。



●なにわ黒牛のロースト 生黒胡椒ソース
b0118001_21132844.jpg
イチボは、艶っぽさとプルプルした弾力とをあわあせ持ち
赤身の旨み、清々しい脂の甘みが渾然一体に。
生の黒胡椒の鮮烈な香り、赤ワインソースのコクがイィ具合に広がる、
なんて躍動感ある一皿なんだ。



●自家製オレキエッテ アサリ・ズッキーニ・プティトマトのソース
b0118001_21134138.jpg
プーリア州の耳たぶパスタ・オレキエッテはムチッと心地よい弾力。
そこに、深くも優しい旨みが絡む。



●焼きパンナコッタ
b0118001_21135384.jpg
ゼラチン不使用。卵白を入れて固めたという。
実にコク深い味わいで、キャラメリゼとのコントラストもいい。




b0118001_21140426.jpg
〆にグラッパを。
「Grappa di Vinaccia di Amarone NV / L'Arco」
ラルコのグラッパて!はじめましてで、たまらんこの食後感。
ちびりちびりといただいたのでした。



ほぼ駅直結だから、ふらりとおじゃまできて、
なおかつ本気の皿とワインを
アイドルタイムなしで楽しめるのが嬉しい限り。
といってもいつも賑わってるので、事前にtelすることをおすすめします☆



「フジマル食堂 大阪ステーションシティ店」
大阪市北区梅田3-1-1 大阪ステーションシティ サウスゲートビルディング16F
tel:06-6343-1177
open:11:00〜23:00(22:30LO)
http://www.papilles.net/


待ってました来日!@サマソニ
奴らを観に行こうかな〜。フェス暑うて苦手やけど〜

Greta Van Fleet - Safari Song





# by writer-kaorin | 2018-07-18 21:19 | フジマル食堂 | Comments(0)  

おさむちゃん

久しぶりの堺遠征。
名店「おさむちゃん」へ。
b0118001_06490630.jpg
約2年ぶりの再訪だ。Fちゃん、Yさん感謝です☆


b0118001_06492319.jpg
W杯にシャン杯!
「Taittinger Brut Reserve FIFA2018」
Kさんありがとうございます!



●キムチ盛り合わせ
b0118001_06494431.jpg
「くるみチーズ」の香ばしさとコクが、キムチの辛みとぴたり合ってるし
「アボカド」はそのクリーミーさがナイスバランス。
「トウモロコシ」や「トマト」「キュウリ」に夏の香りと辛みを感じ
「ハクサイ」や「カクテキ」でホッと落ち着く。



b0118001_06495309.jpg
できたての「もやしナムル」は、箸が進みすぎる味。



b0118001_06524719.jpg
角ハイボールをグビグビ飲り


b0118001_06525878.jpg
おさむちゃんワールドに突入です。まずは切りたての「センマイ」を


b0118001_06531567.jpg

b0118001_06534666.jpg
センマイは、ピンク色に近い白色。
歯がクィッと入り、実にふくよか。香りが良いのなんの。



b0118001_06535992.jpg
「あるとき〜」



b0118001_06540904.jpg
「ないとき〜」
なんてパフォーマンスで
7席のカウンターでは、さらに一体感が生まれる。



●鹿児島 黒毛和牛のタン刺し
b0118001_06543008.jpg
「鹿児島 黒毛和牛 メスのタン元」は薄く切って刺身に。
塩とゴマで味わえば、口中の温度で脂がすっと蕩け
清らかな甘みが押し寄せるの。



目の前で繰り広げられるのは、豪快な「タン焼き」
b0118001_06544664.jpg
素早くも美しいその所作に目が釘付けです。


b0118001_06545899.jpg
時折見せる、おさむちゃんの真剣な眼差しが、カッコいい。



b0118001_06550913.jpg
焼きあがった「タン」に梅ダレを付けて味わう。
タレの爽やかな酸味に、タンが持つ力強い旨みがくっきりと浮かび上がる
続いて、摺りたてワサビをたっぷりのせて頬張れば、
辛みは何処へやら。ワサビの鮮烈な香りと美しい肉汁が響き合う。



佐賀牛ミスジの「焼きしゃぶ」を。
b0118001_06562909.jpg
ニンニクチップをくるっと巻き、
熱の入り具合、その瞬間を見極め、ハイ完成。

b0118001_06565181.jpg
特注ポン酢でいただきます。驚くくらい脂がキレイだ。
爽やかさとコクとをあわせ持つタレにより、
甘い脂の余韻を残しながらも、さっぱりとした後味に。


b0118001_06570321.jpg
「“焼きフグ風”(笑)」と登場したのは
ピンクペッパーと塩がかけられた「ミノ」。



b0118001_06572806.jpg

b0118001_06573819.jpg
片面だけ焼いたそれは、クニュッとした心地よい弾力に続き、
ねっとりとしたテクスチャーを感じ、優しい甘みが滲み出た。
なんて上等なミノなの。



b0118001_06575105.jpg
ジャジャーン!と飛び出したのは、ハラミ(横隔膜)。


b0118001_06581885.jpg


b0118001_06585621.jpg
透き通った甘みのごはんにのせて頬張れば、
プリンっと弾ける身から、透明感ある肉汁が一気に溢れ出た。

b0118001_06592242.jpg
b0118001_06594006.jpg
その後も魅惑的なハラミ時間。コク深い甘辛タレとの相性、すこぶるいい。


b0118001_07000781.jpg
ぷっくり弾けんばかりの脂。
濃密な脂を蓄えながら、とてもサラリとしている。




b0118001_07002351.jpg
〆は「クッパ」。
上質な肉たちの端切れを惜しげもなく用いた滋味深いスープに、
韓国唐辛子をこれでもか!てくらいかけて。
ピリ辛さと半熟卵のまろやかさのなかで、
魚沼産コシヒカリの甘みが主張する。


はぁ〜興奮しっぱなしの後に押し寄せる、心地よい脱力感。
これだから、おさむちゃんはやめられない。
ご一緒させていただいた皆さん、ほんとに楽しかった!ありがとうございました☆

そして、おさむちゃんと、奥様めぐさん。
お二人の阿吽の呼吸が、ほんとに素晴らしいの。
いつも幸せな気分になれる、足しげくおじゃましたくなる一軒です。



「おさむちゃん」
堺市西区鳳北町8-33-4


Stevie Wonder & Jeff Beck - Superstition



# by writer-kaorin | 2018-07-13 07:10 | おさむちゃん | Comments(0)  

パセミヤ @サタデーナイト

まず最初に。
この度の大豪雨において、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
被災者の皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
被災地におかれましては一日も早い復旧と、皆さまのご無事を、お祈り申し上げます。



先週末のおいしい日記。
まずは京町堀にあるミオバール「プント エ リーネア」でアペリティーヴォ。
b0118001_07055486.jpg
とあるハーブやスパイスの香りを移したカンパリソーダ
『La punta rossa 』をクィーッと飲み、近状報告しつつの至福時間。
鎌田さんらしさムンムン、複雑かつ爽やかな香りが印象的な一杯でした。



その後は、気心知れた仲間たちとのひとときを
自然派ワインとお好み焼きのお店「パセミヤ」にて☆
b0118001_07063311.jpg
蒸し風呂のような街中を歩きまわった後だったから
ビールでクールダウン。待ちに待った夜だったからそらもうテンション上がる。


まずはワインに合わせたコース料理を(前日までに要予約)


●新玉ネギのムース
セルフィーユ、オリーブオイル
b0118001_07064706.jpg
玉ネギは透き通った甘みを放ち、
白ワインの程よい酸味でスキッと爽やか。気持ちいい一品だ。



●ヤングコーンのホイル包み焼き
b0118001_07070184.jpg
鉄板でじーっくり熱を入れたそれは、力強い大地の香りと
ピュアで優しい甘みに満ち溢れていた。ヒゲも皮も味わい深いの。



b0118001_07071580.jpg
ビールの次は、店主よっちゃんセレクトの白を。
どのボトルも魅力的で、全種類いただきたい気分になる(笑)


●兵庫県産ハモと梶谷農園のベビーリーフのサラダ仕立て
b0118001_07073564.jpg
ハモはぷっくり、そして繊細な質感。
梶谷さんのベビーリーフは香り、苦み、若干の塩味も感じる存在感。
トマトとキュウリのピュレが、夏の香りを運び
コリアンダー、フェンネルパウダーのスパイス感がいいアクセントに。


b0118001_07093071.jpg
「Kurisawa Blanc 2016/Nakazawa Vineyard」とともに。



●北海道 放牧豚のレモンとハーブのソーセージ
b0118001_07092286.jpg
塩味やさしく、豚の旨みが凝縮したソーセージだ。
万願寺唐辛子のピュレの青っぽい風味、
カカオニブの食感と香ばしさがいい仕事をしているわ。



b0118001_07095569.jpg
「奥出雲ワイン Pinot Gris 2017」
奥出雲ワインのピノグリは初めましてでした。
みずみずしいフルーツを齧っているような爽やかさ。



●宮崎 黒毛和牛のカイノミと季節野菜のストウブ
b0118001_07101279.jpg

b0118001_07102127.jpg
カイノミは、ぷりっと弾ける質感につづき、
そっと歯を入れれば、とても上品な肉の味が広がった。
カボチャやポテト、レンコンやアスパラガスといった
野菜それぞれの、個性もくっきり出ていて
ずっと食べ続けていたいおいしさがあったなぁ。



b0118001_07103344.jpg
山形・南陽市 Grape Republicの「Pink Frizzante」を。念願でした☆
まぁるく優しい果実のエキスと、心地よい酸に癒され
はぁ〜飲み続けていたい、そんなワイン。



●野菜たっぷり海鮮焼きうどん(醤油味)
b0118001_07105472.jpg
くたっと柔らかなったうどんに、
野菜&海鮮のエキスや醤油の旨みが入り混じり、優しい味わいを醸し出している。
もう好物すぎて、毎回オーダーしてしまう。


b0118001_07110933.jpg
「Beau Paysage Tsugane La Montagne Trance 2016」
優しく押し寄せる果実味、旨みの凝縮感がたまらない。
しみじみ味わうことができる、その幸せをかみしめ、
今年も津金へ行くと心に決めた。



●牛すじネギコンニャク入りお好み焼き
b0118001_07121626.jpg
石臼挽き全粒粉を使った生地は、質朴な香り素晴らしく
その繊細な質感に驚いた。よくまぁひっくり返すことができたなぁと思うくらい。(笑)
まず何もつけず口に運べばふぁっ、ほろっと崩れゆくと共に粉のいい香りが充満。
その後は「正金 ゆず生ぽん酢」を刷毛で塗りハフハフ。
続いて「井上 古式じょうゆ」をさっと塗れば、
透き通った生地の甘みがくっきり顔を覗かせた。




素材と対話し、生産者のことを思い、丁寧に作られたお料理には、
しみじみ深みのあるおいしさがある。
そんなことを改めて考えることができたのでした☆
よっちゃん、チエさん、いつもありがとうございます☆


「Pasania - パセミヤ」
大阪市北区中之島3-3-23 中之島ダイビル3階
☎06-6225-7464(要予約、予約は4名様まで)
open : 19:00から23:00(最終入店)
close: 不定休(下記ホームページをチェック)
https://pasania.osaka/
https://www.facebook.com/okonomiyaki.pasania/
※お店より:
禁煙、強い香りの香水・整髪剤などをつけての入店はお断りする場合がございます。


Creedence Clearwater Revival: Have You Ever Seen The Rain?





# by writer-kaorin | 2018-07-09 07:14 | パセミヤ | Comments(0)  

TACUBA @梅田にナチュラルなメキシコの風

梅田に去年12月、お目見えしたメキシカン「TACUBA」-タクバ-。
昼間はタコス、ケサディーヤ、ブリトーといった
メキシコの味を、ファストフード感覚で楽むことができる。というか
ファストフードの概念を覆す、ポイント多々だ。
そして夜はバル使いできる、何とも使い勝手がいい一軒。
b0118001_21370371.jpg
(写真はすべてiPhone8で撮影)
こちらのお店、スペイン料理の名店「エル・ポニエンテ」グループのオーナーシェフ小西由企夫さんが
メキシコのForbes誌「世界で最もクリエイティブなメキシコ人50人」に選ばれた
料理人 ホセ・サンチェスさんと共同で立ち上げた店。

小西シェフといえば、レストラン「エル・ポニエンテ本店」をはじめ
関西で6店舗、個性あるスペイン料理店を展開する大御所シェフ。
今週末には本店20周年の盛大なパーティーも開かれる。おめでとうございます!

そしてサンチェス氏。彼が、コンラッド東京で総料理長をされていた当時、
何度かホテルのメインダイニングにおじゃましたなぁ!って
この日記を書いていて思い出した。

懐かしいメキシコの味。
いつ現地に行ったっけ?てぐぐってたら
こんなん出てきた。もう9年前になるんだー@2度目のメキシコ
Mexico初日
The Beach!
年末、再びメキシコ予定。楽しみー。そんな余談はさておき。

お腹はぺっこぺこ。店内はセルフサービスで、肉や野菜、米や豆、ソースなどを
好みでチョイスする。

ブリトーにしようか、はたまたたコス、ケサディーヤか悩みに悩み


●BURRITO ブリトー
b0118001_21395339.jpg
グリルチキンに、ブラックビーンズ、米は玄米少々、ソースはサルサヴェルデ。
小麦のトルティーヤはしっとり、風味もよく、それぞれの素材感しっかりあって
食べ応え十分。ちなみに、かじったPhotoは美しさに欠けるのでなし!


b0118001_21400361.jpg
もちろん昼ビールとともに。
「NEGRA MODELO」で気分はすっかりメキシコ。

サイドディッシュに、ワカモレ&チップスとかいきたかったんだけど
酒 de 減量中につき(笑)
b0118001_21401549.jpg
「SALAD-BOX」を。
サラダあれこれチョイスし、米抜きにしてもらい、
(ちなみにこちらも、具材やソースを選ぶことができる)
泡に戻って、清々しい昼酒タイムとなりました☆


次回は18:00〜のCANTINA TIMEにおじゃまして
セビチェとか、チリコンカン、ファヒータあたりを味わいながら
飲んだくれたいと思う。



「TACUBA」
大阪市北区小松原町2-4 大阪富国生命ビル1F
06-6131-0108
open :11:00〜23:00
close:不定休
http://www.tacuba.jp/



日本でサンタナは有名だけど、メキシコといえばManá!
Santana - Corazon Espinado (Video) ft. Maná




# by writer-kaorin | 2018-07-03 21:45 | =Mexico= | Comments(0)  

Kamoshiya Kusumoto @アジア各国、楠本流。

久しぶりに伺った「Kamoshiya Kusumoto」。
週末の夜、愉快な仲間たちが集結。
b0118001_13325888.jpg
インド「SULA Brut Tropicale」で乾杯☆ SULAもひっさしぶり。


アジア各地を巡ってきたという楠本則幸シェフ。
今月のコース料理のテーマは
アジア各国で出会った料理、酒などからインスピレーションを受け、
それらを楠本流に昇華させた皿。どんな展開になるのかワクワク。


b0118001_13333322.jpg
まずは、タイの調味料入れが登場。
“トムヤムクンをイメージした一品です”と、マダム遼子さん。
程よくクールなピュレを口に含めば、レモングラスが香り
トムヤムクンの定番食材・フクロタケが心地よく主張する。
温度帯も質感もイメージするそれとは違うけれど、
咀嚼するほどにうん、気品に満ちたトムヤムクン。


b0118001_13334504.jpg
ガス水までタイ産。SINGHAのSODA WATER、初めて見たw


●発酵・生ソーセージともち米のカナッペ
b0118001_13335742.jpg
東南アジアでは、米をつかった料理が多い。
こちらは、もち米カナッペのうえに、
タイの発酵・生ソーセージ「ネーム」やハーブなどがのっている。
よく噛んで味わえば、落花生のような香ばしさと、発酵ソーセージの旨み
もち米特有の甘みがじわりじわりと広がりゆく。

b0118001_13340973.jpg
「米のサラダ」に合わせるは、ワインカクテル。
「SULA BRUT」と、レモングラスとショウガをがっつり利かせたシロップ。
生ソーセージの発酵的風味と、バツグンの相性。



●米と魚とハーブのサラダ
b0118001_13342516.jpg
ナンプラーで調味した魚のひき肉&内臓と、
ビーツで甘みを付けたお米、マイクロハーブをつかったサラダだ。
発酵の風味やビーツの素朴な甘みといった、味の重なり合いが秀逸。

合わせるロゼはfromタイ「Monsoon Valley White Shiraz」。
酸味はやさしく、ややスパイシーなニュアンスがいいね。



●いろんな野菜とフルーツと“ナムプリック・カピ”
b0118001_13344401.jpg
“ナムプリック・カピ”とは、エビみその辛いディップ。
発酵させたエビ特有の風味、これは飲ませるテイストだ。
季節野菜もしっかりと味があるわ。
梨などフルーツの優しい酸味と甘みが、ぐぐっとワインを欲する。

b0118001_13345867.jpg
「SULA Riesling 2016 Nashik」とともに☆



b0118001_13350998.jpg



●肉骨茶「バクテー」
b0118001_13351989.jpg
お次は、肉骨茶「バクテー」をシンガポールスタイルで。
豚スペアリブLoverの私にとって、たまらんビジュアル。


b0118001_13353444.jpg
じっくりと煮込んだ豚スペアリブに、九州の油揚げを組み合わせているそうな。
もちろんスペアリブはとろっとろ。だしは、しみじみと味わい深く
日本料理の煮物椀に通ずる、だしの表情の変化が面白い。
シナモンやクローブ、ピパーツなどスパイスの加減も素晴らしかった。

b0118001_13354557.jpg
烏龍茶をたらした中国名酒「沈缸酒」とともに。はぁ。旅気分。



●マナガツオ 炭火焼
b0118001_13355725.jpg
タイのグリーンカレーを彷彿とさせる緑のソース、
生ココナッツやスパイス、チャツネからなる冷たいパウダーとともに。
マナガツオの、うるうるフワッモチッな質感に、ただただ目を細めて笑うしかない。
熱の通し方がほんと凄いの。そして、ソースとパウダーで、気高いタイの味わいに。
温度差からくる、香りや味わいの伝わり方の面白さもあったな。



●大和肉鶏 米と貝のエキスのソース
ソムタム的 辛味のサラダとともに
b0118001_13361331.jpg
5日スパイスに漬け込んだ大和肉鶏は、咀嚼するほどに広がる香りと甘みの相乗効果。
ソースの旨みが上品に絡む。
タイの青パパイヤのサラダ「ソムタム」から発想を得たという付け合せは、
貝の旨みとフルーツの甘酸っぱさはじめ、甘・酸・辛・塩の見事なバランスでした。



b0118001_13363876.jpg
締めには「ナシカンダール」を。
マレーシアやタイなどのぶっかけ飯とでも言おうか。
でも“ぶっかけ”、だなんて恐れ多いくらいの
存在感ある煮込み、揚げ物、炒め物、和え物などが一堂に。
「昔ながらのタイをイメージしました」と楠本さん。
紫のライスはココナッツの甘やかな香りを放ち
チキンのカレーや、ひよこ豆の衣をまとったイサキのフリット「パコラ」ほか
一品一品の優しい旨み、酸味、甘味、塩加減のバランスに唸った。



●カオニャオ・マムアン
b0118001_13365020.jpg
デザートは、タイの定番である米のデザート「カオニャオ・マムアン」をこれまた楠本流に。
もち米は、バニラやココナッツの甘い香りを奏で
マンゴーのソルベで涼やか爽やか。


大阪・福島にいながら、タイやマレーシア、インドの旅している気分。
でも、現地を旅しても、おそらくどこにもない
「Kamoshiya Kusumoto」ならではの味、コース展開なのだ。
現地を旅した楠本さんならではの、思考回路と技にはほんとに脱帽。
遼子さんに勧めていただくワインとのペアリングにも唸った夜でした。
ありがとうございました☆



「Kamoshiya Kusumoto」 -カモシヤ クスモト-
大阪府大阪市福島区福島5-17-14
06-6455-8827
open :18:30〜21:00LO
close:不定休


The Doors - The End



# by writer-kaorin | 2018-06-30 15:13 | kamoshiya kusumoto | Comments(0)