レスラー

久しぶりにレイトショーを観にいってきた。
ミッキー・ローク主演の
「THE WRESTLER」だ。


わたし、プロレスには全く興味がないんだが、
これは、素晴らしい作品だ。

主人公ランディ（ミッキー・ローク）は、80年代に活躍したプロレスラー。
今では落ち目の彼が、ある日、ステロイドの副作用のために
心臓発作をおこし、レスラー生命を絶たれてしまう。
家族ともうまくいかず、ストリッパーにも振られ、
孤独に打ちひしがれるなかで、再びリングに上がる決意をする。

栄光の光と陰。
レスラーという人生。
そして、孤独と居場所。
不器用な生き方に見え隠れする男の生き様。

ワタシ、オンナやけど（やっぱりオッサンか・・・）
男の生き様と、生きている意味を、とくと考えさせられた。
いや、ほんまに感動しました。

背後から主人公を撮り続ける始まりのシーンも、いぃ味出してます。
この映画の真意を物語っている。

まった、Bruce Springsteenの名曲が、泣かせます・・・。



と、映画トークが長なったんで、
夏の家飯ダイジェスト。


京都の農家さんから送られてきた「賀茂なす」を使い
■賀茂なすグラタン1.鍋にバターを入れ、みじん切りのタマネギをしんなりするまで炒める。
2.1にこの日はパンチェッタを入れ、白ワインを加え、アルコール飛ばす。
3.2にバターを入れ、小麦粉を加え、素早く混ぜる。ここに、人肌よりも
　少し熱めに温めた牛乳を加え、塩・胡椒・ナツメグで味を調え、
　ベシャメルの完成。
4.賀茂なすを半分に切り、それぞれ中身はスプーンでくりぬく。
　なすの外側は器に使用。身は1cm角に切り、3に加えて混ぜ合わせる。
5.4をなすの器に戻し、パルメザンを上にふり、200℃のオーブンで8分焼く。
ポイントは、ベシャメルを固めに仕上げること。なすから水分が出るので。


賀茂なすは、しっかり弾力が残っていて、ジューＣ。
ベシャメルのコクとパンチェッタの塩気が、素晴らしきアクセントに。



■鶏モモ肉のソテーと、ギャリ・ビーツ菜のソテー野菜はもちろん、やっぱり肉食い（笑）



■Leon Barral Faugeres 2006熟した果実のような風味もあり、フレッシュなニュアンスも。
ずーっと飲み続けていたい美味しさ（空になるの早かったー）。





別日。頂き物の泉州水なすは
■水なすのマリネオリーブ油、レモン汁、塩・胡椒に、ほんの少々みりん。
これをフォークでバーっと攪拌。
そこに、手で裂いた水なすを入れ、混ぜ混ぜして冷蔵庫で15分。
ギャリさん野菜がなくなったんで、サラダ菜＆ゆで卵をあしらい完成。
めっさ簡単だが、これ旨い！




■ギャリさんとこのポテトのロースト with ディル自然な甘みがじわりじわりと響きます。



■牛フィレステーキ




相方作。
完璧！




今日は、感動からさめやらぬレスラーの、主題歌を☆
ミッキー・ローク万歳！
Bruce Springsteen ／ The Wrestler


これ、歌詞が素晴らしい！
どっかで調べてください（笑）