パセミヤ会
「パセミヤ」さんnight。
04会にもおじゃまできなく、
週末、ジョギング後に遅めの昼ごはんinパセミヤを決行しようと試みるのだが、
結局、冷蔵庫のビールへ無意識のうちに手が伸び、
家・昼酒から夜飲みへと続いてしまう…(汗;
てことでお久しぶりです!
この日も、気晴らしメニュー(3日前までに要予約)
+
お好み焼き、焼きうどんを。
ハートランドでカンパリ!いや乾杯!
■和風ラタトゥイユ

トマトの酸味と、味噌のほのかにこっくりとした旨味、相性すばらし。
茄子やタマネギほか、クタクタ、トロリ食感のなかに
ズッキーニのシャクッとした歯ごたえ面白い!
野菜の旨味の重なり合いです。
■前菜盛り合わせ

新潟へんじんもっこのシャルキュトリー
(白カビサラミ、生サラミ、パテ・カンパーニュ、レバーペースト)
ビーツのピュレ、 グリーントマトのエイグル・ドゥー
ルッコラ、 蕎麦の葉、 紫蘇の実、 紫のバジル、 白いキュウリ
(以上の野菜、GGFARMギャリさん作)
トリンケロ(伊:ピエモンテのワインの生産者)のモスタルダ
アボカドとレモンのピュレ、 胡椒の塩漬け、 長野産ラディッシュ
どれもこれも、素晴らしきワインの友!!

やさしい酸味とどこまでも自然な甘味。おかわりしたい味(笑)
時間をかけて調理してはるその丁寧さ、舌に響きますね。

ハートランド2本が空になり、白ワインを注いでもらうまで、
これらをいただくのんガマン(笑)飼い犬の「待て!」な気分。
来ました!(笑)
■レ・ヴァン・コンテ アルゴテスト(アリゴテ) 仏・ロワール

オリヴィエのワインのなかでも、生産量が少ないワインのひとつだそう。
凝縮したミネラル感をかんじさせつつ、
熟したフルーツのようなニュアンスが素敵だ。
温度差による味わいの変化も楽しかった。

「よっ!!裏ごし王子!!」
っな逸品のオンパレード。(PS:nackさん、あの日記、サイコー(笑)
しかも、素材そのものが喜びの声をあげているような、
イキイキとした美味しさに満ちあふれている!
見るからに旨そうだったので、撮影前に食べてもた…
ゆえ、持ち上げカットでイメージ的に(笑)
■宮崎産じゃがいもの洋風すり流し
菊菜とれんげ蜂蜜のペースト、北海道産白子

これも笑みが止まらないわ。
すり流しのしみ滋味なおいしさに、白子のクリーミーさや
菊菜と蜂蜜のやさしいニュアンス。たまりませんな。
裏ごし王子、万歳!
■プランチャ各種 山形のあけがらしとレモンのフレーヴァーオイルを添えて

アフリカのなす、 アフリカのインゲン、 オクラ 二種(日本種、フランス種)
かぼちゃ二種(バターナッツ、白雪)
トマティーヨ 二種 (ペルー産、南米産 どっちも南米(笑)・・・)
野菜は同じ、とはいえ、品種違いの味比べが楽しい!
それぞれ、キャラ立っていて、味わい深いです。これも無言になる美味しさ。
まだまだ続きます、プランチャ

この桃太郎君、皮目はバリッと小気味よい食感、
身は驚くほどにしっとり、「瑞々しいジューシー感」という言葉がぴったり!
チェーサーにハートランドを!
そして、次にくるお料理とお好み焼きを視野に入れて
■ニコラ・ロシニョール ブルゴーニュ・ルージュ 2006(ピノ・ノワール)

■鹿児島えこふぁーむさんの豚ほほ肉とレンズ豆の煮込み
セイヴォリー(ハーブ)風味

しかも、ほほ肉のエキスが染み込んだ、レンズ豆が…泣ける旨さ。
しかもセイヴォリーのおだやかな香りが、豆の味わいを引き立てている。
鉄板の隅で、すごく時間をかけて煮込みを行っている、
よっちゃんの姿が目に浮かぶ美味しさです(笑)
今日はホームラン焼きはガマンして(笑)
というのも、豚玉ジャンボ&
もうひとつのお好み焼きを、焼いていただくことになったので♪
じわじわ、ゆっくり時間をかけてチエさんが焼いてくださる
豚玉ジャンボを待ちつつ…
オカン・タエコさん渾身 & 待ってました!な
■北海道仙鳳趾産牡蛎と高知産ニラ入り焼きうどん 醤油味

仙鳳趾の牡蛎、おおきい!!!
ぷっくりとした身を頬張る。香りもジュも、じつに品がよくどこまでもジューC。

そしてそして、絡み合うニラと焼きうどん。
塩梅ドンピシャな醤油の香ばしさと、ニラの風味が
うどんに絡む絡む。がむしゃらに食らいつく。そしてビールぐびぐび。
以前、チエさんのblogで「うどんはソースやなく、醤油をすすめてくれ!」
という母タエコさんの、エピソードがあった(笑)。
その日記の真相を母タエコさんに直撃!
「あんな、ソースは脱げんねん!」
(ソースは絡みが悪い、の意)
「ソースは脱げる」
↑これ、名コピーです!タエコさん!
この表現力は、凄い。絶対に思いつかへん、ワタシ…。
ハイ、焼きうどん醤油味はやっぱり、最高でした。
■豚玉ジャンボ(奥)
と、もう一種(手前)は…

なんと、GG FARMギャリさん指導による、
三田の田中さん作小麦全粒粉を使ったお好み焼き。
試食という名でガッツリ(笑)

キプロスのフレークソルトで。
お好み焼きを塩で、、、初体験!
じつにやさしい味わいのキプロス・フレークソルトを
ちょんとつけていただくと…
キャベツの甘味とキャベツらしい香りをダイレクトに楽しめるのだ。
そして咀嚼するほどに、全粒粉の香りがふわり、じわりと…。
繊細かつこんなに主張しはるお好み焼き、滅多とない。
豚玉は相変わらず美味しい。
ワンダフルソースのニュアンス、好きだ。
これも、食べかけ(汗;
■ギャリさんの鳴門金時と鹿児島産安納芋
5時間じっくりホイル包み焼き

満腹やのに、カブりついてしまう。それって美味しいから(笑)
甘味、粘度、香り、質感、同じサツマイモ系でも、全く異なる。
5時間、ゆっくりゆっくり焼かれたそれは、
愛情こもっている感じが、如実に味へと…。
ペパーミントとリコリスのハーブティーで〆。
気がつけば、もうこんな時間…。
よっちゃん、
裏ごし王子の貫禄はもちろん(笑)
素材と会話をしてはる、よっちゃんの凄みをとくと、感じさせていただきました!
全粒粉の例のお好み焼き×塩、発見多々です!!
チエさんの、マジックハンド的、混ぜ方、見極め、焼き上がり…
で、その旨味は、無言で笑みな幸せをもたらしてくれます、いつも(^^)
そして、「脱がない」醤油味焼きうどんを作ってくださるタエコさん、
甘辛トーク、次もめちゃくちゃ楽しみです!!!
ご馳走さまでした!
『パセミヤ』
Tom Petty And The Heartbreakers /
Don't Come Around Here No More
by writer-kaorin | 2009-09-27 22:37 | パセミヤ | Comments(8)