Hajime Restaurant Gastronomique Osaka Japon
3ヶ月間、待ちに待った、Hajimeさんデジュネ。
(nさん、fさん、待たせすぎてしまいスンマソン;)
翌日は早朝よりゴルフコンペだったので、ディネ断念。で昼におじゃま。
お店へ入るやいなや、
「改めまして3ツ星オメデトウゴザイマス」
「落ち着かれましたか?(んな訳ないか)」連発。
予約は数ヶ月先まで埋まっておられるそうで・・・。
スタッフの皆さん、超多忙のハズなのに、
いつもと変わらないステキな笑顔&リラックスな会話で出迎えてくださる。
泡は
□ミッシェル・マイヤール 1995 ミレジム
(nさんおおきに!fさん、失礼しました;)
アミューズ
■laitance
すこぶる滑らかなアツアツの白子を口に運ぶと…、
それだけでも至福なのだが、
根セロリの野の風味、
そしてスープとして認識するのが新感覚な、パンの焦がし風味の香ばしさ
それらのコントラスト、計算され尽くしている。
■œuf
ローストアーモンドを合わせた一品。
ぐちゃぐちゃ混ぜていただくと、複雑にして滑らかに渾然一体と。
バターはエシレ有塩&北海道産無塩。
そして、ゲラントの塩とギリシャのオーリブオイルも。
ロワールの白(銘柄聞き忘れ)を
■huître
そして、上部には水分を抜いたヨーグルト。
&生姜を少し加えた、柑橘3種のソース。
まず、ヨーグルトの滑らかさとソースの柑橘感が押し寄せ、
続いて牡蠣のミネラル&クリーミー感。
胡瓜の食感楽しく、牡蠣の香りと見事に調和。
牡蠣をこう表現される、というのが発見でもあり米田シェフならではの世界観。
シンプルに見えて、深すぎる深みがある、複雑な味わいの広がりです。
■minéral
大地(野菜)と海(貝)のミネラル、
シェフの自然に対する敬意を、しみじみと感じさせてくれる。
■foie gras au naturel
メッセージには「フォアグラをタルティーヌという形で表現しています」と。
シロップに漬け込んだ後、薄くスライスして焼いたジャガイモは、
まるでサツマイモのような仄かな甘みと、バリッと軽快な食感。
バリバリ噛むと中から、フォアグラのねっとりな旨味、
イチジクコンフィの甘みや、黒コショウのスパイス感、
エストラゴンやディルの香りetc…、
複雑かつすばらしいバランスを保ちつつ口中を駆け巡る。
五感に響くタルティーヌだ。
■Bernard Dugat-Py Gevrey Chambertin Vieilles Vignes 1999
■chevreuil
今年、食べたお料理のなかの、上位に堂々ランクインする存在感。
そっとそっと丁寧に火を入れたフィレは
限りなく生に近いレア。でも中はあたたかい。
柔らかい肉の奥深い旨味と、なんともいえない香りとのゼツミョウなバランス。
生ハム風味の泡と、パン粉の香ばしさは、グッと引き締めてくれる名脇役。
■banane
コニャック思いのほか利いていて、旨し。
■poire
ショコラの苦味と香りには、うっとりしてしまうほど。
『「大阪から世界に発信できる素晴らしいレストランを造る」という
高い目標を軸に、全力を尽くしたいと思っております』と、
オープンのレセプションで仰っていたシェフのお言葉。
有言実行、ほんとに素晴らしいです。
とはいえ、米田シェフの、
さらに高い目標を持ち、上へ上へと目指す、そのスタンス、
お話をじっくりお聞きしていて、とても勉強になりました。
楽しくもあり、自分にとってじつに勉強にもなる
美味なる、最高の時間でした。
ご馳走様でした。
「HAJIME RESTAURANT GASTRONOMIQUE OSAKA JAPON」
大阪府大阪市西区江戸堀1-9-11-1F
06-6447-6688
open : 12:00~15:30(L.O.13:00)
18:00~23:30(L.O.20:00)
close: mon,tue
price: ランチ¥7875(サ別)、ディナー¥15,750(サ別)のみ
何故だかFIFAワールドカップ、テーマソング!
Wavin' Flag / K'naan With Lyrics
by writer-kaorin | 2009-12-05 13:10 | Hajime | Comments(0)