春の目覚め@なかひがし
山の息吹がググッと成長することでしょう。
まずは泡で乾杯!
*八寸

蕗の薹の白和え(寒椎茸、蒟蒻、土筆入り)、
すぐきのおこわ、炭焼きにした菜の花、小鯖と和胡桃の燻製、牡蠣しぐれ煮、等
見た目で春を感じ、とくに白和えのグッとくるほろ苦さが、たまらなく春だ。
*椀物
筍(蒸し焼き)、栃餅、セリ

シャクッとした歯ごたえの筍の何ともいえない香りと、
栃餅の大地の苦み。嗚呼、愉悦。
ここらでB君、いや英勲が登場ー。
*焼物
鱒味噌漬け、赤大根と酸葉、
添えられているのは、堀川牛蒡の燻製、蓮根氷餅、鯉鱗の飴炊き


鱗の飴炊きも、日本酒の絶大なる友。
*造り
鯉薄造り


辛味大根、甘草、ナズナの花、タンポポ、クレソン、ポン酢ジュレを
混ぜ混ぜしていただく一品。
器の上には、遠火の弱火で炭焼きにした蕪の葉。
平皿でいただくいつもの趣向とは異なるこの供し方も、
味わいにふくらみがあって楽し旨し。
*煮えばな

*勝手に鯉丼

*煮物
猪の治部煮

こっくりとした味わいで、ひと口ごとに英勲!
ここらでグラス赤を。
*鴨炭火焼

そして、奥に隠れた辛味大根。これ、鴨のジュをしっかり纏っていて、
鴨にのせて頂くと、ジュの旨味と塩加減が素晴らしき相乗効果を奏でる。

芯の色目を見ているだけで飲めます。口に入れると、笑みしかこぼれない・・・。
ここらで日本海の夕日(!?)登場

それを炭火で炙りつつ、蜂蜜を塗った、
悲鳴をあげたくなるほど、酒飲みにはたまらん逸品。

*ブロッコリー、カリフラワー、乳酸発酵させたすぐき

何ともいえない、やらこい酸味が心地よい。
*菜っぱと揚げの炊いたん

*おから

*メインディッシュ


やっぱり日本人のDNAにじーんと響く。素晴らしいです。
*パリ

*酒粕シャーベット、苺

*ちょっとコーヒーで〆

既に夜の仕込みをなさっているタイミングまで、
またもや長居させて頂きました。
うららかな陽が差し込む休日。
春の息吹をそこかしこで感じさせて頂いた
素晴らしいひとときでした。
今日はダジャレ、少なかった!?(笑)
それよりもキュイジニエN君の、
観光客を巻き込んだ親切(いや不親切?(爆)なパフォーマンスに、
全米が、泣いた・・・。
Toto / Rosanna
by writer-kaorin | 2010-02-23 08:24 | なかひがし | Comments(4)