ビストロ会vol.7 @Île-de-France
凄いですね〜もう7回目なんだ。
継続は力なり、を突き進んでますね。
今回のテーマは「Île-de-Francem(イル=ド=フランス)」との事前情報。
パリ県を含む、8つの県で構成された、パリとその周辺地域のことだそう。
他谷シェフからいただいたメールには・・・
>イル=ド=フランスと言われて、ピンと来る方は少ないと思います。
>はっきりいってマイナーな地域です。しかしながら、
>美食の都パリの台所を支えているこの地域を無視することは出来ません。
> 世界遺産や観光地としてもフランスを代表する場所が多いこの地域。
>そんな土地の料理を取り上げてみたいという熱い思いが第7回のテーマです。
フムフム・・こりゃ楽しみ。
そしてヨーロッパではキリストの復活祭で賑わうこの季節。
春をイメージしたメニューの連続です♪
アペにガメイのペティアンをいただき、一皿目は
*ポタージュ サンジェルマン

桜海老とピメントを混ぜ込んだ、薄切りパンの軽やかな辛味と合います。

そういや、パリひとり旅(テーマは本場のバゲットを食べたい!)で
カイザーに出向き、バゲットを購入。
店を出たあと、バリッとかじると、もう衝撃的な美味しさで、
1本半ソッコー完食したことを思い出す。
この時は、ポアラーヌのドでかいカンパーニュ1個を2日かけて
ひとりで完食したっけ;食べ杉;
*アラン(ニシン)のオイル漬け


しかし、塩分が強すぎるとかそういうのではなく、
旨味にパンチがあるのだ。家やったらこれ1切でワイン1本やな;

この日のワインはオーダー制。気分に合うワインをマイペースで飲めるのが嬉しい。
*ホワイトアスパラガスのミモザ風
ピサンリとポワトリーヌ・フュメのヴィネーグル

ピンサリとは「タンポポの葉」だそう。そのやわらかな苦味、クセになる味だ。
パリ発の電車の車窓から外の風景を眺めると、
イル・ド・フランスの田園地帯にはタンポポが咲き乱れているんでしょうね〜。
そんな妄想も楽しい、このビストロ会。
絡まるベーコンは、from メツゲライクスダ。
ハンガリーの黒豚を3日間、伝統的製法で燻製にさせてるそうな。
フランス人の感じる、春をいただいた気分。

*野菜のタブレ メルゲーズを添えて

クスダさんがパリのシャルキュトリーで働いておられる時、
北アフリカ人が近所で働いてはったらしい。その方から教わったレシピを再現したそう。
クミンほか香辛料の複雑な風味が押し寄せる。
こんなタブレ、家で作れたら・・・評価アップするやろぉなぁ(爆)
*ニョッキ パリジャン


何しか、シュー生地の中にジャガイモを入れているらしく、
上からベシャメル的なソース&チーズ。濃厚かつまろやか。するする入る。

重たさは全くなく、ジャガイモの風味じんわ〜り&モチモチ感、食欲増進系。
*ナヴァラン プランタニエール


煮込まれた肉はホロホロ、崩れ行く。春野菜それぞれの味も主張。
*仔羊もも肉のロースト

けっこう満腹なのに、するする入ってしまう(笑)
インゲン豆の素朴さもいい。
*さくらんぼのクラフィティ/イル フロッタント

イル フロッタントとは浮島の意味。メレンゲの軽やかさと食感がいぃ。
クラフティは素朴さじわじわ。旨し。
ビストロ会におじゃますると、
今まで知らなかった、その土地その土地の料理や文化、風土を知れるから
美味しい勉強になる。
そして、いぃ雰囲気ですよねー。作り手も食べ手もほんまに楽しそうだし、
ビストロの空気感も美味しさのひとつ。
イル・ド・フランスの地域がどんな場所なのか、っていうのも
今回初めて知ることとなった夜。
次回はどんな、フランスの文化、ビストロらしさを知ることができるんだろう。
ますます、楽しみです☆
Dire Straits / Sultans Of Swing (Live)
by writer-kaorin | 2010-04-18 16:10 | ビストロ会 | Comments(6)
次回はコルスでってアンケートに書いたので次回はコルシカ料理を期待してるのですが・・・
また ビストロ会で!
私パリに行く予定をしてるけど、キャンセルしようかな
お!パリに行かれるんですね!うらやまCーですー。
そうそうeikoさん、マンハッタンのPark Aveにある、
Anthony Bourdainのブラッスリーへ
行くことが決定しました!
アッキーさまさま(笑)
まじ、楽しみ!アンソニーは予想通り、不在ですがー;