カ・セント
いつものメンバーとの旨し夜。
*Grisette Blanche

*パルメザンチーズとヨーグルトのムース

器と器の間に隠された燻製の香りが重なり合う。
神戸・北区のフルーツトマトのジュレと、乾燥黒オリーブの味がいぃアクセントに。
ズラリと前菜

*スペイン カンタブリア産のアンチョビ
*リコッタチーズのムースとレモンのチュイル
ほか、品数が分からなくなるほどズラリ。
*関アジのモホソース和え

*明石蛸のコルネ

ねっとりとした蛸に絡み合う。
*山セロリのガスパチョ、生タマネギ
*トマトの上澄みスープ、ハマグリ、スパークリングワインのエスプーマ

*真っ黒に焼いたコーン、生ハムのジュレ、サマートリュフ
*フォアグラとウニのフラン

ひと皿ひと皿、発見の連続。
味わいの広がり、そして重なり合い、見事です。
*Orballo Albarino / Bodegas la Val 2007

*アーモンドとフェルミエチーズのタルト フォアグラ添え

そして、コンフィにしたフォアグラの深いコク。
2杯目

*鱧の湯引きと玉葱のジュレ

湯引きっぽくない鱧の脂ののり、
その甘みとジュレの甘みが重なり合う。
下に敷いたナスのクリームの余韻も楽しい。

*今日届いた野菜たち

それぞれ火入れの異なる温野菜の上には、フレッシュな葉野菜。
エメンタールチーズのソースをかけて、混ぜながら味わう。
2種のソースの旨味とコクを纏った各野菜が、それぞれに存在感を放つ。
何度いただいても素晴らしい!極みの一皿だ。
*スズキのソテー

目が醒めるような、素晴らしい火入れ。
フランボワーズのソースが味わいに変化をもたらす。
*河内鴨のロースト

うるうると艶っぽい断面には、うっとりさせられるほど。
噛むほどに、脂の澄んだ甘み・・・。笑みしかこぼれぬ美味しさ。
肝やモモ肉などで作った河内鴨ソーセージ、これも主役級の名脇役
ウイキョウやごま油の仄かな香りもいい。
*ヴァレンシア風おじや

デザート3皿
*カボチャのアイス

中央には酸味が心地よい、シェリービネガー使用の焼き菓子。
満腹でもすぅーっとお腹におさまります。
*桃のムース

セージの葉。

中央のクレームがマスカルポーネだ。
スペイン産チョコと岩塩の粉末が振られている。
下にはコーヒー豆を冷やし固めたもの。
見事な再構築。
相変わらず、の美味しさと
以前おじゃまさせて頂いたとき以上かもしれない、
ハッとさせられる発見が、そこかしこに。
気付けば、入店して3時間30分以上は経過していただろうか。
終電を忘れて過ごした(笑)
何ともいえないおだやかな寛ぎと、
料理を供されるごとに訪れる高揚感&驚き
その対極の感覚を、とくと楽しませて頂きました☆
次おじゃまできるのは数ヶ月後、ですね;
「カ・セント」
神戸市中央区中山手通4-16-14
078-272-6882
open : 12:00~13:30LO、18:00~21:00LO
close: 月曜、第3火曜
The Eagles / Take it easy
by writer-kaorin | 2010-08-01 12:47 | カ・セント | Comments(0)