Cuisine d'Osaka Ryo
これも先々週くらい前のハナシとなるが;

北新地「串揚げとワイン なかなか」で経験を積まれ、独立。
そして、料理人でありソムリエでもある。
Cuisine d'Osaka=直訳すると、大阪料理。
大阪産の素材を出来る限り用い、
ワインに合うお料理や串揚げを供するという。
串揚げというジャンルもそうだけど、大阪の食文化を、
亮さんのフィルターを通して感じさせて頂けるのが嬉しいです。
この日はコース3800円+αで串アラカルトを。
前菜は
*ヨコワ、スナップエンドウと紅芯大根の白和え

八尾の農家さんから仕入れられているという、
スナップエンドウや紅芯大根の風味、小気味よい食感が楽しい。
*車海老

*河内蓮根の素揚げ

すりおろした河内蓮根のなかに、細かく切った身も入る。味付けは塩のみだそう。
河内蓮根ならではの、もっちりとした食感&シャキシャキ感がいい。
*ラムシン


亮さんによれば、揚げる温度は、ほかのお店より5〜10℃ほど高め。
油やパン粉のこだわりもさることながら(ほんまに面白いハナシでした)、
そのやや高めな温度で火入れすることにより、
強火で瞬時、その後、余熱で火を通すといった、
まるで肉のローストのようなテクニックを
串揚げでも取り入れられているのだとか。
油切れもすごくよい。
*牡蛎 ベーコン巻き

ベーコンのほのかな塩梅もナイスです。
*お雑煮

白味噌&隠し味になんとマスカルポーネやパルミジャーノ!
金時人参や天王寺蕪、海老芋や水菜は大阪産&焼き餅も入る。
昆布や鰹を用いたダシは、白味噌の甘みがひろがりしみ滋味。
で、チーズの利かせ方が絶妙。勝ちすぎず、控え目すぎずな、
そのニュアンスは、ワインにもめっさ合うお雑煮でありました。
*地鶏、蕗の薹
画像はなしなんだが、
今年初めての、蕗の薹だわ。
雪の下や土の下ではじわじわと、
春の出番を待っている子たちがいてるんだなぁと実感。
*琵琶湖産 ワカサギ

これも美味しかったなぁ〜
*百合根、栗

*犬鳴ポーク

*うずらの半熟卵 フレンチキャビアのせ

秒単位で火入れを施す、うずらの卵に、びっくりです。
ここらで、追加オーダーを☆
*鱚の三つ葉巻き

*バジル、トマト、チーズ

トマトはフレッシュかと思いきや、なんとドライトマト。
旨味、充満だ。
〆は、にゅうめんかネギ焼きをいただけるそうで、
でもワタシは炭水化物パスにつき、ツレのんをひとくちいただく♪

パンチのある味わいで、しみじみ美味しい〜。
生姜も利いてて、こりゃ五臓六腑に染み入る感じですな。

柿や梨とともにいただきました。
もちろんビールもワインも飲んでマス、が撮影し忘れ;
美味しゅうございました!
ダシのひきかたなど、和の経験も生かされつつ、
ワインにすこぶる合う、お料理や串の数々。
大阪の素材、時季によっていろいろと発見が多そうで楽しみです。
ワインも、面白いアイテム多々だったし、
串&ワイン好きをお連れしたいと思います。
あ、今週よりランチもスタートされたみたいですよ〜♪
「Cuisine d'Osaka Ryo」
大阪市北区西天満4-2-7 昭栄ビル1F
06-6364-1194
open : 12:00〜14:00、17:00〜23:00
close: 月曜、第3日曜
CDもいいけど、彼のライヴはピアノ演奏にマジ魅了されます〜。
Army/ben folds
by writer-kaorin | 2011-01-23 15:41 | Cuisine d'Osaka Ryo | Comments(2)
私ら「ビストロ」と言う新しいレストランで、
虹鱒グリルを食べて塩辛い事!未だ唇がヒリヒリ~。
血圧上がりそうや。大阪で、ええもん食べたいわ。
5月に帰るわな。