沖仁 SPRING TOUR 2011 〜Con Palmas〜
@ビルボードライブ大阪
3年半、スペインでギターを学び、帰国して11年を経た今、
若手でありながら、日本のフラメンコギターの第一人者として高く評価されている。
なんと、クレモンティーヌや葉加瀬太郎、福山雅治など
様々なミュージシャンと共演をされてますよね〜。
最近では2010年7月「第5回 ムルシア "ニーニョ・リカルド"
フラメンコギター国際コンクール」国際部門で優勝されたという凄腕。凄指。
ギターと手拍子のみで繰り広げる、魔法にかかったような音色。
聴き手はたちまち、別世界、というかアンダルシアにトリップだったわ…。
沖 仁(flamenco guitar)
高岸弘樹(Palma,Cante)
伊集院史朗(Palma,Baile)
この日はKちゃんコーディネートのもと、お友達も誘って参戦!
とにかく、圧倒的なライヴでしたよ!!
アドリブのフラメンコにはじまり、etc…
馴染みの深い、クラシック・メドレー(エリーゼのために他)にも、
フラメンコの魂が宿っていた。
その後、「ザ・歌謡ヒットメドレー」withモノマネ(笑)
玉置浩二の「ワインレッドの恋」、森山良子の「ざわわ〜♪(さとうきび畑)」、
BORO「大阪で生まれた女」、サザン「勝手にシンドバッド」、
吉幾三「おらこんな村いやだ〜」まで、フラメンコになってるし〜。
で、voの高岸さんのモノマネの、完璧なことといったら!!!(絶句)
しかもどの歌謡曲も、めちゃくちゃフラメンコになってたし。
そんな、沖仁さんとメンバーのノリのよさも感じつつ
『誇りと敬意』を意味するタイトルのオリジナル曲。
続いて、グラナイナス+ベサメムーチョ♪(You Tubeは違うversion)
うん、聞き覚えのあるベサメ〜が、とにもかくにも沖仁ワールドなのだ。
そしてダンサーである伊集院さんにも、目が釘付け・・・。
フラメンコの曲は、まだまだ続いた♪
日本人のDNAを揺さぶる笑いあり、
感情を絞り出すようなギターの音色あり、
ふっと、哀愁を感じさせつつ、
ハッと、ギターの神が降りてきているかのような瞬間の連続。
ギターソロで、あそこまでストーリーを感じさせる&想像させるってのは、そうない。
親指を三味線のバチのように使って弾く奏法をしたり、
和音を1音ずつ、爪で弾くテクニックあり、
ベースがいてんのんちゃうん?と錯覚してしまう、複合的な音色あり…。
激しく揺れ動く魂の表現=フラメンコの醍醐味を、
間近でリアルに、体感させて頂きました。
伝統と革新とが共存する"沖仁ワールド"
なんと、真夏の全国ホール・ツアーが決定したようで!
関西は7月26日(火)
大阪・サンケイホールブリーゼ
詳しくはUDOさんのサイトをチェック!
絶対、行く!
by writer-kaorin | 2011-03-11 08:08 | 沖 仁 | Comments(0)