溢彩流香 @移転openおめでとう!
「溢彩流香」さん移転オープン日当日。
食いしん坊のリンさん応援隊、総勢8名でおじゃましてきました☆
メンバーは、メディア関係者や、某百貨店の超有名バイヤーさん、
美味しい繋がりの街の輩などなど。
リンさん、おめでとうございます(^^)!

彫刻刀で掘ったもの。かなりいい雰囲気を醸し出してます。
店先も内装も、至るところに、白木をふんだんに用い、
ナチュラルなグリーン×ホワイト主体の、すごく心地良い空間だ。
できるだけ自分たちで手作りをした、そうで
ほっと寛げる、リンさんらしさが滲み出ている。
内装はまだ、手を加える箇所があるそうで。写真は載せませんが、

以前の、家庭用コンロにも驚かされたが、
こちらも一般仕様。厨房というより、ご自宅へおじゃましたような、
そんな空気感。
要予約メニューは2種。
●溢彩コース(2000円)と
●流香コース(3800円/2人~。リクエスト可)
当日予約2500円(大人)コースも。
この日は、流香コース(3800円)をいただくことに。
前菜は

豚から滲み出る脂の甘み&程よい塩気、そしてほのかに五香粉の香り。
この豚、甘酸っぱいパイナップルと好相性。

程よい食感が残る枝豆、そして香ばしい風味がたまらん!

リンさんの故郷のおせち料理。
支那竹や薄揚げ、椎茸、キクラゲほか、具だくさん!
まるでお煮しめのような、がめ煮のような素朴さだ。
*冬瓜と鶏肉、中国生姜のスープ

辛みの強い日本の生姜とは全く異なり、
刺激がすくなく、かつ、やさしい生姜の香りが響く命のスープ。
大根のスープとはまた違う、五臓六腑に沁み入る旨さ。
*水餃子

ふわぁ~っと口中にひろがるセロリの風味&
煮こごりから溶けだす八角の香り、これ悩殺モンなのです!
皮はムッチリ。でも重たいかんじは全くなく、
何個でも食べたくなる餃子が、リンさんの餃子。
もちろんビールもワインも飲んでます☆
*Domaine Ste.Michelle NV Blanc de Blanc

欲しい感じに、ストライク!蜜のようなニュアンス&酸いきいき。
その後、泡、白、赤…ととめどなく続く。
まるでワイン会のようやわ(笑)
*真珠丸子(餅米シューマイ)、菊菜の餃子

米粒の立ち方、咀嚼するほどに感じる餅米の甘みの先にある甘み。
そして鶏肉のジューシーさ。

香り、甘み、強烈!そして茎のシャキッと感まで健在。
塩などで調味はしているものの、
具は菊菜だけなのに、なんでこんなに美味しいんだ!?
*水晶餃子

海老の食感や、手切り牛肉の旨みが、充満するわぁ。
白菜なのか?野菜から出る甘みも、すごく力強い。
次のお料理は、リンさん手製のお味噌を使った逸品!

麹が甘みを帯びてくる前に塩を打つそうで、
懐かしい~、田舎で食べたこそのあるようなやさしい甘みと発酵の香り。
そのお味噌を小鍋仕立てに。

麹の何ともいえない香りと甘みがスープに溶け込む。
そのスープの深みのある味わいはもちろん、
何が美味しいって、この豆腐!すべての具の旨みが凝縮してるのだ。
ワタシの実家OBAMAでは「鯖のなれずし」が常用食。
紀州のそれとは違い、麹の「甘み」がたまらん旨さを醸し出すのだが、
それを思い出すほど、懐かしい味わいでした。
次の炒め物は、メンバー全員が
「こんな包丁入れ&こんな食感初めて!」と唸った一品。


なんとコレ、砂ズリなのです!
目を閉じてそれを食べたら、これが砂ズリだとは到底思いつかない、
シャクシャクッ&噛むほどに柔らかい、まるで貝のような食感。
万願寺トウガラシの青っぽい香りが、じわ~っと広がり、
同時に、ニンニクの風味、辣の辛みがやってくる。
お皿を舐めるほど、このタレにも興味津々の
某有名バイヤーYさん(笑)
思わず、わたしも・・・舐めそうになったほど美味なのだ。
その後は、ご飯もの。
お粥と炒飯を選べるのだが、
強靭な胃袋をもつ全メンバー。「両方お願いします!」
*お粥

じんわ~り、優しさのある甘さの余韻。


八角を入れてじっくり煮込んだ牛スジとともに味わえば、
もうね、箸が止まりません!(笑)
と、興奮気味に味わっている頃、
キッチンではリンさんが炒飯を炒めている、の図。

プロ向けの調理システムじゃないのに、
なぜに、ここまで人を感動させてくれる、料理たちが生まれるのか?
*炒飯

しかも、ピンッとまるでアルデンテのような米粒。
味わい深く、なおかつ軽やかなので、なんぼでもいける味わいなのです。
その後、「餃子おかわり!」ターイム!

よう食べはる、食いしん坊メンバーならでは(笑)
そして、リンさんの餃子は、皮の美味しさはもちろん、
旬をいかした具の素材感もしっかりあるから、
ついつい食べすぎ…となるのです。
デザートは
*ココナッツ、ピーナッツ、冬瓜糖(冬瓜の砂糖漬け)の団子

ココナッツの繊維質や香り、砂糖のジャリッとした舌触りに、
冬瓜糖のねちっとした食感と甘み。
トロピカルそうで、そうやない。インパクトとやさしさを併せ持つ
すばらしい逸品だ。
聞けば、故郷にはフツーに「ヤシの木」があるそうで。
(ほぼ年中、半袖で過ごせる気候なんだそう)
ココナッツを使ったお菓子やお料理も当たり前のようにあるらしい。
舗装されていない道や、家のまわりをウロウロするニワトリetc…
リンさんがblogに載せておられた、彼女の故郷の情景を
頭に思い浮かべながら、しみじみ、美味しくいただいた。
メンバーをコソ撮り♪


何もかもがほんまに素晴らしかった!美味しかったです☆
もうね、リンさんマジックとしか言いようがない。
家庭用コンロ&調理器具から生み出される、
ココロから美味しいとおもえる&やさしさ溢れ出るお料理の数々。
思うに、彼女のお客さんに対する「愛」、料理への「愛」、
家族への「愛」、故郷への「愛」があってこそなのだと、
いつも実感している。
たぶん、レシピを教えていただいたとしても、
絶対に、リンさんのお店で味わう料理にはならないと思うな(笑)
リンさんご馳走さまでした!
何度もいいますが、おめでとうございます!
溢彩流香」〜イーサイリューシャン〜
高槻市富田丘町6-14ーC
080-4017-6682
6/11(土)!

小5の「LAST GIGS」参戦以来!
東京ドームへ行ってきます!何としてでも!
BOOWY WORKING MAN~PLASTIC BOMB
by writer-kaorin | 2011-04-20 20:17 | 溢彩流香 | Comments(4)