鮨 みつ川 @金沢・東茶屋街
旅の目的はピンポイントでコチラと決めてた。
「鮨 みつ川」

東茶屋街の裏路地をちょっと行くと、格子造りの小さな一軒家。
何とも風情漂う、店構え。
銀座久兵衛で経験を積まれたご主人。
その後、ドイツなど海外で働いたご経験もおありなんだとか。
つまみ2品+握りで、昼寿司を堪能させていただくことに。
デジカメがいつもと違ったので、コントラスト強め、失礼;
まずはビール小とともに、
*ホタルイカ、カタクリ若葉のおひたし

カタクリ若葉は、初々しい味わい。
*蒸し鮑

ふっくら、やわらかな食感と、噛むほどに海味。
*平目

シャリは人肌。平目の身の甘みを際立たせる、
シャープだけどどこかまぁるい酸味が印象的。
*赤イカ

赤イカは、ねっとりという言葉を超越するほど、ねっとり、どこまでも甘し。
なおかつ、大葉の爽快な香り。目を閉じて微笑むしかできへんかった(笑)
余韻に、キリッとシャリの酸味。
そらこうなるワケで。
*加賀鳶 純米吟醸

*鰆炙り

*能登 赤貝

*ガス海老

足がはやいから、地元でしか味わえないってことが多い海老。
ガス海老、モサ海老、黒海老etc…海老の旨いいい時期だ。
このガス海老、甘エビほど甘くはないが、上品な甘みと、そこそこ弾力。
シャリの酸味が、その甘みをなお引き立ててくれる。
*大トロ

すぅーっと溶けゆく脂。味に深みがある。
*カワハギ、肝

*コハダ

*新湊 白海老

いぃ塩梅のシャリとともに、口の中でとけゆくぅ・・・・甘し。
*穴子炙り

そして後味は、シャープなシャリですっきり。
*カワハギの肝の汁

そんなニュアンスをもっと上品にさせた味わいでした。
*雲丹軍艦

どこ産かは聞き忘れたが、
大将曰く、北陸という立地で、一軒家かつ町家は、
湿度のコントロールが大変らしく、
海苔しかり、シャリの具合しかりetc…
いろいろと工夫をなさってるらしい。
続いて
*ノドグロの手巻

これには感動!
脂のノリすばらしく、炙り加減も秀逸。そんなノドグロに負けじと
海苔の風味が主張するのだ。
嗚呼…もう、官能的っす・・・(笑)
12貫にプラスで、握っていただくことに
*カサゴ

*細魚

金沢の鮨レベル、恐るべし、というか
みつ川さん、ほんまに素晴らしかったです。
そして、ご主人の物腰柔らかな会話も心地よく、あっという間の昼時間。
お昼のおまかせ6000円(だったかな?)プラス、お酒をいただき1万円ほど。
春の北陸、みつ川さんならではの鮨を楽しませていただきました。
「鮨 みつ川」
石川県金沢市東山1-16-2
076-253-5005(要予約)
open : 12:00~14:00、17:00~23:00
close: 水曜
Kim Carnes - Bette Davis Eyes
by writer-kaorin | 2011-05-08 21:50 | 鮨 みつ川 | Comments(4)
見ていたら食べたくなったやんかww
ノドグロの手巻きに釘付けです。
そう言えば、池田にある某ラーメン店のサイドメニューに有った、超デッカいノドグロ煮付けと青飛海苔の香りを思い出しました~
※先日、ROUTE 271 お邪魔しました!
ノドグロ手巻き、悩殺もん、ほんまに(^^;)
北陸旅の際は、ぜひ、行ってみてください。
鮨ハシゴ旅もやってみたい。
たとえば、K松Y助さん&みつ川さん!(笑)
271、新店舗、まだおじゃまできておらず、近々です!