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Fujiya1935 @初夏の愉悦

6月最後の日、「Fujiya1935」さんへ。


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ウェイティングスペースで、カモミールとレモングラスのTea。
北欧系チェアの木の温もりも手伝い、
街の喧噪を忘れて、癒されるわぁ。


泡をグラスで
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飲兵衛はワタシだけだった!(汗)


*熟したトマトのシャーベットと河内晩柑のスープ
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自然発酵させた河内晩柑の、枯れたような渋みが心地よく、
シャーベットからは、トマトの熟した甘みがじわりと。


*稚鮎と初夏の野菜
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稚鮎を余すとこなくピュレにし、それを蒸し上げてるのだそう。
ちびちび…いきたくなるくらいに、稚鮎の苦みや特有の香りが凝縮!凄い!
赤ラディッシュやスパニッシュポワロー、毛馬胡瓜とともにいただく。


*チーズボール、ピスタチオのマシュマロ、
 露の滴が落ちた緑の葉、オリーブのパン
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相変わらず完成度が高すぎる!
ガリガリっと咀嚼すれば、
濃厚なチーズの風味がガツンと押し寄せるチーズボールにはじまり、
ピスタチオのマシュマロも小粒ながら濃いテイスト。
露の滴は、口中の温度でカラメルが弾け、中からピスタチオのオイル。
オリーブのパンは、ブラック系オリーブの深いコク。


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バスクの微発砲白ワイン@チャコリ。しっかりとした酸が素敵。
この日はずーっとチャコリで通すことに♪


*気泡をたくさん含ませたとうもろこしのパン
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とうもろこしの甘みが、パンの口溶けとともに充満。


*焼きそら豆
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そら豆を、そら豆のペーストを加えた生地で包んでいるのかな。
この薄皮と、ほんまもんの空豆が融合すると、
かなりインパクトのある風味が生まれる。


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相変わらず、パンも燻製バターも美味しいこと!


*パスタ トラットデマーノ 稚鮎 ルコラセバチコのソース
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手延べ素麺の技法で作ったパスタ。ツルンッとした食感楽しく、
稚鮎のほのかな苦みや、レモンオイルのような柑橘系の香り
それらのコントラスト、素晴らしい!


*甘鯛 オクラのソース 生の黒胡椒
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甘鯛のむっちり感、繊細すぎる火入れだこと。
鮮やかな緑色したオクラのソース&
黄身をベースにした濃厚なソースとともに。


*プチマリン 軽く燻製にしたカラスミとアーモンド
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カラスミが放つ燻香がたまりませんっ。
ほんまに牡蛎の香りがする葉野菜@オイスターリーフや、
海藻をベースにしたプチマリンの、プチプチッとした食感、
ひと口いただくごとに、ハッとさせられる面白さと美味しさに満ちている。


*スパイシーな鴨の胸肉 わけぎのソース
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これまた、火入れにうっとり。表面のメイラード具合もすばらし。
ともすればスパイスって、どこを食べてもその味しなくなるんだけど、
fujiyaさんのこのお料理は、鴨肉の濃い味わいも楽しませつつ、
フッとスパイス香が押し寄せてきたり、わけぎの風味が広がったり。
素材の邪魔をしない、スパイスの利かせ方が秀逸なのだ。


*冷たいと温かいトラベンモストのゼリー
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温度差たのしく、すぅーっと口中を洗い流してくれるかのようなテイスト。


*桃とすもものコンポート ルバーブ フェンネルの花
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薫るデセール。


*出来立ての生チョコレート
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この口溶け、この店でしか味わえぬ。ほかのお料理もそうですが(笑)


*メロンとパセリのジェラート ヨーグルトのパウダー
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瓜特有の香り、ダイスキな夏がやってきた!て感じですごく好き。
ヨーグルトの澄んだ酸味や、ちょっぴりエッセンスといったバルサミコのコク
いろんな表情を楽しませてくれる一皿です。


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そして、ダイスキな作家・青木良太さんの作品でハーブティーを。

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いつも見とれてしまうんです。手が透けるくらいに薄く、
どのような技法でこの作品が完成するのかを、知りたい。
そして触れば「スゥーッ、スゥーッ」って、何ともいえない音色。
じーっと見続けて触りつづけてしまう・・・。
青木さんが作品展を開催してたら、ぜったいにおじゃまする!


月に1度はおじゃまして、舌で鼻で目で指で、
季節の移ろいを感じさせていただきたいなぁ。
っと、口福感に浸りながら、いつも酔いしれています☆


Fujiya1935
大阪市中央区鑓屋町2-4-14
06-6941-2483
open : 12:00〜13:00 LO、18:00〜21:00 LO
close:日曜、第1月曜


The Who - I Can't Explain

by writer-kaorin | 2011-07-11 23:20 | Fujiya 1935 | Comments(0)  

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