カ・セント @2011 summer
溜まりつつある日頃のおいしい時間を。
7月末におじゃました「カ・セント」さん
*稚鮎のフリット


プレゼンテーションの楽しい一皿だ。
稚鮎は小気味よい食感、ほろ苦さがいい。
マロウ(ハーブ)、桃の葉、ジューシーな桃の果肉も印象的。
*トウモロコシのスープとマカダミアナッツ 由良産の生ウニ添え

ナッティな風味やウニの海味が、時間差でおしよせる感じ。
Aperitivosがどんどんやってきます☆Entrantesも

*スペイン カンタブリア産のアンチョビ

*鯖のモホソース和え

パセリやアーモンド、コリアンダーほか
複数の香辛料が生み出すモホソース、複雑味があって味わい深い。
その下には空豆のピュレが。ナチュラルな甘みの余韻。
*胡瓜とモツァレラチーズ


*河内鴨の血を使ったモルシージャ

これが、臭み無。噛むほどに旨みが押し寄せるんだけど、
驚くほど優しい味わいなのだ。最強のブータンだわ!
*フォアグラのテリーヌとカカオのチュイル

一品一品、ほんとうに完成度が高い。

*但馬牛のタルタル コルネ風


そしてソースパプリカの甘みに続き、
スモモの甘い香りや、カンボジア産コショウの香り。
パンは「サ マーシュ」さん♪

宇宙カプセルのような器の中には・・・・・

*ヒイカとアーモンドのガスパチョ

ガスパチョは、しっかりとニンニクの香り。
ナスタチウムかな?その葉の存在感もヒイカに負けじと主張。
続いて、これもダイスキな一皿

*今日届いた野菜たち

焦がしバターとエメンタールチーズのソース、そして
底に隠れた根菜、そして葉野菜のバランスが見事。
ダイスキな、ギャリさん夫妻が作りはった野菜を、
久しぶりにじっくりと堪能させて頂いた。

*スズキのソテー

皮目はしっかり香ばしく、身質はひじょうに膨らみのあるムッチリ感。
スズキのポテンシャルを最大限引き出している。
すばらしい・・・・・。
オカヒジキのソースや、噛むほどに牡蛎の香りが充満するオイスターリーフ。
大海原が脳裏に広がる、ダイナミックかつ繊細な味わい。
*河内鴨 のロースト

河内鴨のジュにほんのりとアニスを利かせたソース、
これがロースの素材感をじゃませず、引き立て合う見事なバランス。
アーモンドの泡のナッティ感もステキ。
〆にハズせない
*ヴァレンシア風おじや


書いてる途中なのだが、net cafe閉店直前のそろそろ時間切れにつき・・・、
急ぎます(焦:
デザート3皿は
*アーモンドのアイス、ピスタチオのスポンジ、
ルバーブのゼリー、ヨーグルト風味のパウダー

*スペイン産チョコ、チュイル

*新潟産の無花果 キャラメリゼ、ミントアイス

ラストはハーブティーを。

シェフのお人柄が滲み出ていて、なおかつ発見と感動が多々ある、
いつもながら満足度のほんとうに高い、お料理の数々。
次は秋あたりに、ぜひおじゃましたいものです。
「カ・セント」
神戸市中央区中山手通4-16-14
078-272-6882
open : 12:00~13:30LO、18:00~21:00LO
close: 月曜、第3火曜
by writer-kaorin | 2011-08-05 08:11 | カ・セント | Comments(0)