日本料理 翠 @ミナミ、和の新鋭
今年5月、畳屋町はイケダ会館にオープンなさった
「日本料理 翠」さんへ。

ご主人の大屋友和さんは、
法善寺横丁の名店・浪速割烹「き川」で11年経験を積まれたお方だ。
夜営業のみで、お料理はおまかせが主体。
驚くことに、5800円(税別)〜コースを用意されている。
(5800円、7800円、1万円の3構成)
私たちは、7800円のコースに。
*ピーナッツバター豆腐

澄みきった優しい甘み。
最初はビールだったのだが、すぐ日本酒に・・・(笑)
*貴 辛口純米(山口県)

*剣イカ、ヨコワ、真鯛


米麹と醤油を1週間ほど熟成させているんだそう。
醤油+ワサビもあるが、それだけでなく、いろんな食べ方の提案が面白い。
*海老しんじょう、松茸、きくらげ

しんじょうは海老の甘み、余すとこなく。
そして松茸はやわらかい香りを放っていた。
*淡路のハモ、由良のウニのせ

大屋さん曰く、これは韓国のハモだと脂が勝ちすぎて合わないらしい。
皮がやわらかめな淡路のハモだからこそなし得る、淡路島の夏味の共演だ。
塩とスダチの塩梅、秀逸でした。
*イワシの塩辛を塗ったサワラ、金時草おひたし、ゴーヤ味噌和え

むっちりとした弾力のサワラは、脂ののりがよく、
塩辛の風味、食べ進める楽しみがある。
*金目鯛炙り、梅肉醤油、みょうが

さっぱりとした梅肉醤油とみょうがの香りが広がる。
*大徳寺麩、コンニャクの白和え

*シャラン産鴨、枝豆のピュレ、無花果

ゆえ、日本酒ともすこぶる合う、肉料理だった。
*お粥、海苔佃煮、ちりめんじゃこ、梅


N目さんとワタシが座ったカウンター席の隣には、
偶然にも、まいどです〜!なIさん登場!
もうちょっと、ゆっくり話したかった〜が、終電にて退散したのでした:
「日本料理 翠」さん。
価格に驚きがありつつ、嬉しいコスパの高さ。
しかも、コースの流れは味にメリハリを感じさせ、
例えば地に足のついた遊びあり、正統派和食ありで、食べ進める楽しみがある。
翌0:00がラストオーダー(かつ、21:00以降はおまかせ小皿もあるみたい)だから、
同業者も通いやすそうですね!
ミナミでまた一軒、和食の新鋭、誕生です。
「日本料理 翠」
大阪市中央区東心斎橋2-8-23 イケダ会館1F-7
06-6214-4567
open : 18:00〜翌0:00LO
close: 水曜
All the Young Dudes - Live! - Mott the Hoople, David Bowie
by writer-kaorin | 2011-08-28 10:42 | 日本料理 翠 | Comments(2)
