韓菜酒家 ほうば
そして、F丸さんとサシ飲みも久しぶりだ!
お目当ては「韓菜酒家 ほうば」さん。
遅ればせながら「ミシュラン1ツ星おめでとうございます!」な夜。
じつは、韓国料理でミシュランの☆は、世界初という快挙。
お料理は、おまかせにしていただきました♬
*ナムル、キムチ

金針菜、韓国カボチャ、ナス、
豆モヤシ、三つ葉、モロッコ豆
そしてキムチは、
キュウリ、白菜、チンゲン菜。と、目にも鮮やかなナムルとキムチ。
ナムルは、炒めたもの、茹でたものなど、
野菜に応じて火入れを変えられているのかな?
だから、それぞれの野菜の食感や香り、が生かされていて、素材感も強いわぁ。
ふたりしてビールから即・・・
*マッコリ


あまりマッコリを飲まないワタシだったが、グイグイ・・・(笑)
(で、マッコリは100%二日酔いになる私なのだが、
今回、それがなく、ビックリ!だった)
*牛煮こごりと魚介の冷製

しかし2人して「なんだ、この旨さは!?」と目を見合わせ無言で喰らう。
魚介は、白エビ、ウニ、イクラ、穴子の焼霜。
牛ダシの澄んだ旨みに続き、白エビのねっとりした甘み、
ウニの海味のなかの濃厚な甘み、イクラの弾ける甘み、穴子の脂の甘み…と、
それぞれの魚介の異なる甘みが時間差で押し寄せる。
そして、大葉やスダチの香りの余韻。
これ妙味・・。某・個人的ランキングにランクイン♬
※おまかせ&日替わりの皿は、市場での仕入れ次第で内容が変わるのであしからず。
*タラの白子のチヂミ、ムカゴとエビのチヂミ

香ばしい表面を齧れば、押し寄せる白子の口溶け、

ムカゴの皮をプスッと破ると中からトロッと秋味。
秋の香りとエビの香りが響き合う。
新井さんが目の前にドンッ!と出してくれたのは、

*アワビ粥

少し芯をのこした米のひと粒ひと粒に、強烈な肝の香りとゴマ油の品のよい香り。
そしてトップにアワビの身(これがまた柔らかくて味がある)、という
粥のイメージを覆す一皿だ。
*石焼プルコギ



それを、セルバチコなど葉物とともにチシャにのせ、自家製の味噌をつけて
ひとくちでガブリ。野菜不足、一気に解消〜かつこれも何て旨いんだ。
麺ものは・・・
「野菜不足って言うてはったから、ビタミンCガッツリです」と新井さん。
ありがとうございます(^0^)
*冷麺

ダシは両者の酸味、グッと力強くて「酸っぱ〜い!」な中に潜む旨さ。
麺は、松の実からつくられているそう。これまた無言で完食、
全身にビタミンCが染み渡りました!

ご馳走様でした!
おまかせコースは、発見性のある美味しさばかりで。
聞けばそれが、韓国の伝統の味、お母様の味だったり、
元イタリア料理人の新井さんならではの技を感じる皿だったり。
ずばり韓国の医食同源、ですね。しかも驚愕の旨さの。
身体が喜んでいたのは言うまでもありません。
どうやら11月、12月も予約でいっぱい、みたいですが、
また、おじゃまさせていただきます!
「韓菜酒家 ほうば」
大阪市北区天神橋5-3-10
06-6353-0180
open : 17:00〜22:00入店
close: 木曜
The Byrds - Mr. Tambourine Man (1965)
by writer-kaorin | 2011-11-06 07:19 | 韓菜酒家 ほうば | Comments(0)