なかひがし、春。
3月ラストの日、「なかひがし」さんへ。
YちゃんことY田さん☆おおきにです(^0^)/

大将と、店以外でお会いする機会がちょこちょこでしたので
そんな気がしない(笑)
3月も終わりに近づき、
漲る大地の息吹を、感じさせていただいた夜。
*蕗の薹の白和え 土筆

*飯蛸炊いたん、左京区在住の鹿と葱の海苔巻き、菜の花の乾煎り、
蛤おこわ、蕪椿(薮椿)、頭芋に空豆

薮椿の花は赤カブの酢漬け。その中に干し柿や炒り卵。
ちなみに、蛤おこわは…


沁み入ります・・・。
*白みそ 二十日大根 カブラ 蓬餅


*氷見の鱒 味噌漬け 杉板焼き
酸葉、堀川牛蒡、鯉鱗の飴炊き、ドクダミの根、一口こがね(みかん 高知産)

しかも鯉の鱗だけで日本酒が止まらない、
ということで杯が進みすぎました。
*鯉
ナズナの花、煮こごり、タンポポの葉、薮甘草の新菜

春の草を味わう、堪能する。
煮物碗は
*水菜とその花芽、金時人参、焼椎茸、沖ノ島の岩牡蠣 葛焼き


見事なダジャレ一発!(笑)
水溶き葛粉をつけて焼いた、2年養殖・沖ノ島の牡蠣、というご説明に
「あぁ、出入橋きんつばのような〜」と即、お客様からは返しが。
たしか堂島にある某大企業の重役さんだったと思います。出入橋ネタ(笑)。
*熟れずし、辛味大根、金時人参のジャム
そして、ナイアガラ

熟れずしの発酵的風味がなんとまぁ合うこと!
炊合わせ。これ、乾燥させた花山椒です。

*筍、揚げ蓮根、若布

山椒の枯れ感のなかに顔を覗かせる香りが生きています。
*赤貝、舞鶴の小鯖 りゅうひ巻、黄身酢
野蒜、蕨、田ゼリ、ほうれん草、葱根っこ、ドライ醤油

まるで求肥のようになめらかな昆布と小鯖の組み合せに驚き、
黄身酢やドライ醤油と、春味との妙味を楽しませていただいた。
*ホンモロコ、国産モリーユ、蕗の薹
クレソンのソース

クレソンのソースはフレッシュな香り。ほのかなほろ苦さも。
*薇、黄湯葉、畑菜

畑菜とは、京都ならではの青物だそうで。
しみじみ、味わい深い。
う〜ん、日本酒が…(汗)




*甘酒 麹の生麩 生姜
朝採れ苺、松の葉には大徳寺納豆

そして、ちょっと珈琲

春という時季のなかの
今、この一瞬を、舌で味わい心底堪能させて頂きました。
ご馳走様でした。
次は初秋かな(^-^)
「草喰 なかひがし」
京都市左京区浄土寺石橋町32-3
075-752-3500
The Stranger / Billy Joel
by writer-kaorin | 2012-04-10 00:03 | なかひがし | Comments(2)
素晴らしいわ~。私も伺いたいけど、予約申し込みするといつ事やら。