香住 北よし

天満にある「香住 北よし」さんへ。
言うまでもないが、兵庫県・香住にある水産加工の老舗の直営店。
カニ漁が解禁となった夜。どうしてもセコガニが食べたくって訪問です。


お付き出しに供されたのは、ほうれん草としめじのお浸し。
続いて、

＊香住エビの造り何エビだろう？香住は時季にもよるが（おもに春）、
ドロエビ、モサエビ、クロエビ…と珍しいエビの宝庫。
この香住エビは、甘エビほどではないが甘みがじわりと広がる。
殻は、焼いてもらってバリバリッと。


＊香住鶴 ひやおろし 生酛純米原酒ツィ〜ッと。酸味は結構しっかり。喉越しも心地よい。


＊セコガニ懐かしい〜！セコガニ、小浜では「コッペガニ」。
幼少時代は、オヤツがこのセコガニでした。
だから、早剥きは得意技☆
このように、キレイに剥かれたカニを出されると申し訳ない気分に（笑）
ズワイも好きだが、やっぱりセコガニ！


＊サバのヘシコ（生）しょっぱさ、というよりも甘さが際立っている。
ダイコンやカブラのスライスが、ヘシコに合うんだ。


＊ハタハタ一夜干し干物は全て、母体である香住「北由商店」の自家製。
干したハタハタも懐かしい！
母手作りのサバヘシコ同様、小浜にいてた頃、朝ご飯によく食べた。


新潟・山古志の特別純米とともに

＊ノドグロ開きキレイな脂。半身ではあるがボリュームはしっかり。


＊サバヘシコ（焼）ヘシコをチビチビ、冷酒をクイッと。
身は引き締まってて、ムチッと程よい弾力感。
そして、発酵によるたまらなくいい香りと、脂の甘みが口中を占拠。
この上なき幸せ（笑）


＊釜炊き御飯但馬村岡米コシヒカリ。粒が大きくってツヤ甘。

そら、こうなるワケです。
小浜に住んでた頃は、コレ朝ごはん。withお茶漬けも旨し。

合わせ味噌は深いコクと甘み。
そしてお揚げさんとネギというシンプルさ。この味噌汁すごく旨い。


セコガニにはじまり、ヘシコに干物・・・と
テンション上がりまくりの、北よしさんナイツ。
セコガニは１月初旬で禁漁。だからそれまでに思う存分食べよう。


「香住 北よし」
大阪市北区天神橋5-4-5
☎06-6881-0181
open : 17:00〜24:00
close: 不定休



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