Nudaとロックな夜
この日、まずは神戸・元町にある
薪焼きレストラン「Nuda」さんへ。
こちらのお店の最多来店者である
「eS KOYAMA」の小山シェフをはじめ、
ロックなメンバー4人☆
こちら、「Nuda」さんは
ランチ・ディナーともに、おまかせ1本。
10皿近くが供され、そのほとんどが薪の熾火を駆使した料理だ。
じつは、じっくりおじゃまは初訪問。念願でした。
*alubia(黒豆)のスープ

*チストーラ(アグー豚の生チョリソー)

生チョリソーはホロホロ柔らかく、
咀嚼するたびに、肉の旨みがじわりじわりと。
ピリリと舌を刺激する辛味や、薫るスパイス感も。

水分を程よく蓄えたクラムは、ねっちりしっとり。
*ビーツと燻製ボンボンバター

このバター、サラリとしていて清澄なテイスト。新感覚だ。
*牡蠣

磯の香り、泡にもエキスが凝縮。
*鯖

限りなく生に近い身は、生暖かくしなやかで、
香り、蕩ける舌ざわりともに、なんというか
鯖が生き返ったかのような感覚をうける。

ナイスなテイストの数々に案の定、
飲みすぎとなり・・・(笑)
*明石 蛸

限りなく生に近いところは、優しい甘味に満ちている。
蛸ってこんなにいろんな表情があったんだ。そんな驚き。

この希少なチャコリ。
意外にやわらかな酸と、わずかに感じるほろ苦さのバランス、素晴らしい。
1本はいけそうなくらい、タイプです。
*サザエ 天然クレソン

アワビかと勘違いしてしまうほどの存在感。
そんなサザエに負けじと、クレソンの苦味とミネラル感が主張する。
*季節野菜の薪焼き

金時人参、蓮根ほか根菜類たち。
野菜そのものの味が濃くって、甘さ、瑞々しさ、ホクホク感、苦味…
それぞれの野菜の特性がシンプルに、見事に引き出されている。
ひと皿ひと皿に酔いしれ、ロックなトークに盛り上がり
写真、撮り忘れで失念ですが。
魚の薪焼きにも陶酔。マナガツオだったか。
もう、笑みしかこぼれないというか、
皮はカリリッと小気味よく、妖艶な身質。


これがまた素晴らしいのです・・・。
ちなみにパスタは、小山シェフ限定のメニュ−なので
お写真は割愛させていただきます。
西川さん、手タレありがとうございます(-_^)
*岐阜 真鴨

*新潟 ル・レクチェ エリアサバル

*燻製アイスクリーム

シンプルなのに深すぎる、薪焼きの醍醐味、凝縮。
熾火を巧みに操ることで、素材の奥底に眠るエネルギーを、
最大限、というかそれ以上に引き出す坂井シェフ。
BGMにはbob marley。
懐かしい。19の頃、足しげく通ってたNYにあるクラブで流れていた。
あの当時、胸をアツくさせてた
感動、自由、挑戦、夢、刺激、貫、愛…そんな感覚、今も変わらんなぁって。しみじみ。
ちょっと前に、坂井シェフと小山シェフの対談記事を
エスコヤマさんのセルフメディア誌「FUKAN」で拝読していた。
ここで詳しくは書きませんが、おふたりの我流、ホントに刺激を受けます。
小山シェフのお店で入手できるので、ぜひ手にとって頂きたいです。
その後は

Deep PurpleやQueenから日本語verの王様まで。
火花がパチパチ♬みんな、スパークしすぎ。
盛り上がりまくりの、サイコウに楽しい夜となりました。
「薪焼きレストラン Nuda」
神戸市中央区元町通3-14-5
☎078-335-1077(要予約)
open : 12:00〜13:00LO、18:00〜20:30LO
close: 水曜
※昼夜ともにメニュ−デギュスタシオン(10〜12品)¥8660
http://parrillanuda.com/
Velvet Underground - Heroin (live in Paris)
by writer-kaorin | 2012-12-19 20:44 | Nuda | Comments(0)