タヴェルネッタ・ダ・キタヤマ
「TAVERNETTA da KITAYAMA」さん。
〜タヴェルネッタ ダ キタヤマ〜

ホントにおめでとうございます☆
オープン前のレセプションにはおじゃまさせて頂いていたものの、じっくりは初。
先週末のディナータイムに訪問です。
お料理は北山シェフにおまかせし、
ワインは、シェフの相棒であるソムリエ・魚見くんにこれまたおまかせの夜。
小皿料理より3種
*シエナ風コッパ、
ガットー・ディ・パターテ(ジャガイモとモッツァレラのケーキ仕立て)
赤カブのマリネ

まず、コッパはシエナ風って、テンション↑(笑)
コッパは、豚ホホほか様々な部位の食感、口溶けの違いが楽しく、
ガットー・ディ・パターテは、懐かしい!ナポリでお世話になったマンマに
よく作ってもらってたなぁ〜。ジャガイモの素朴な甘みと各素材の旨みが融合。
カブラのマリネは、噛みごたえが楽しく、爽やかな香り。
*スパイスでマリネした上州和牛のカルネサラータ パルミジャーノ添え

ニンニク、クミン、タイム、ジュニパーベリーほか香辛料でマリネされた肉は、
咀嚼するほどにじわり広がるスパイス香。
この地方って、海外貿易が盛んだったオーストリアに隣接している。
ということもあり、エキゾチックな香辛料を巧みに使う食文化が残っているのだ。
身質は、しっとり、生のようでそうでなく、
熟成もされているのだろう。もう、旨みの嵐。
*Carema Riserva 2007

奥行きのある香り、すごく豊かなミネラル感。
*パプリカのバーニャカウダのせグラティナート リコッタチーズと

底に敷いたパーネはカリカリッとしてて、
パプリカのまったりとした甘み、バーニャカウダの飲ませるコク深さ、
リコッタの爽やかさ。
それらの味重ねにより、味わいにさらなる膨らみが。
*ランプレドットとホウレンソウのボッリート

トスカーナの地方料理も何皿か。北山シェフ、grazie!
赤セン、フルフルッと舌の上で踊る。
サルサヴェルデの爽やかな塩気が、ビシッと寄り添う。

トスカーナのヴェルメンティーノ。魚見くん、ナイス!
*スパゲッティグラニャーノ
カステルマーニョチーズと黒コショウのソース

その、なめらかかつコク深きソースに、黒コショウの辛味と香りが映える。
*コルツェッティ 淡路島 ハリイカの墨煮と天王寺蕪のソース

澄みきった風味の真っ黒なソース。
天王寺蕪は、しっかりとした肉質だけどじつにジューシー。
*軽く燻製した蝦夷鹿モモ肉のアッロースト
チロル風キャベツのインサラータ添え

それも好きだが、どこまでも潤々、初々しい蝦夷鹿の質感に惚れ惚れ。
クミンと酸味を利かせたキャベツほか、
根セロリのピュレ、ジロール茸、リンゴのピュレ、クランベリージャム、
しかも赤ワインベースのソースからは、トリュフの妖艶な香り・・・。
嗚呼・・・・ノックアウト。
Barbera d'Asti Superiore Cardin Selezione 2003

*淡路島ミルクのアイス

私は、こちら&アフターにコーヒーをいただき
Aッキー&K夫婦、そしてUのYちゃんは
ショコラのテリーヌを。

いやぁ〜。素晴らしい。優しさと攻めとを併せ持つ
北山シェフのお料理、大好き。
トレンティーノ=アルト・アディジェ州で修業をされてた北山シェフ。
同州の郷土の味はもちろん、
自身が作りたいお料理をガンガンやられるのでしょう。
食堂というニュアンスをもつ店名通り、
まるで、現地へトリップしたかのような感覚に陥る、その楽しさといったら!

ご馳走さまでした☆また近々!お願いいたします(^^)
「TAVERNETTA da KITAYAMA」
大阪市中央区北久宝寺町4-3-12小原5ビル103
☎06-6251-3376
http://www.facebook.com/Tavernetta.da.kitayama
by writer-kaorin | 2012-12-27 17:14 | TAVERNETTA da KITAYA | Comments(2)

いや~、よろしおすなぁ こんなん見せられたらまたすぐ行きたくなりますわ かぶってるのん白ワイン(ドンズバ好みでした)だけですもん(笑)
私も今度は予算を言っておまかせにしよおっと☆
Kシェフから「K・ヨメも働いとります(*~_~)」とお聞きしましたが、なるほど~、さすがKシェフの奥様、素敵なマダムですこと(^^)
魚見君も元気そうでなによりでした♪