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タヴェルネッタ・ダ・キタヤマ

12月12月open。
「TAVERNETTA da KITAYAMA」さん。
〜タヴェルネッタ ダ キタヤマ〜
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「リット マーブル・トレ」でシェフを務めておられた北山シェフが独立!
ホントにおめでとうございます☆
オープン前のレセプションにはおじゃまさせて頂いていたものの、じっくりは初。
先週末のディナータイムに訪問です。

お料理は北山シェフにおまかせし、
ワインは、シェフの相棒であるソムリエ・魚見くんにこれまたおまかせの夜。


小皿料理より3種
*シエナ風コッパ、
 ガットー・ディ・パターテ(ジャガイモとモッツァレラのケーキ仕立て)
 赤カブのマリネ
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色目悪くてすんません(^^;)
まず、コッパはシエナ風って、テンション↑(笑)
コッパは、豚ホホほか様々な部位の食感、口溶けの違いが楽しく、
ガットー・ディ・パターテは、懐かしい!ナポリでお世話になったマンマに
よく作ってもらってたなぁ〜。ジャガイモの素朴な甘みと各素材の旨みが融合。
カブラのマリネは、噛みごたえが楽しく、爽やかな香り。


*スパイスでマリネした上州和牛のカルネサラータ パルミジャーノ添え
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トレンティーノ=アルト・アディジェ州の郷土料理のひとつ。
ニンニク、クミン、タイム、ジュニパーベリーほか香辛料でマリネされた肉は、
咀嚼するほどにじわり広がるスパイス香。
この地方って、海外貿易が盛んだったオーストリアに隣接している。
ということもあり、エキゾチックな香辛料を巧みに使う食文化が残っているのだ。
身質は、しっとり、生のようでそうでなく、
熟成もされているのだろう。もう、旨みの嵐。


*Carema Riserva 2007
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ピエモンテ北部、カレーマというエリアの、ネッビオーロ100%。
奥行きのある香り、すごく豊かなミネラル感。


*パプリカのバーニャカウダのせグラティナート リコッタチーズと
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グラティナートとは、グラタンのような焼き色ってこと(だと思う)。
底に敷いたパーネはカリカリッとしてて、
パプリカのまったりとした甘み、バーニャカウダの飲ませるコク深さ、
リコッタの爽やかさ。
それらの味重ねにより、味わいにさらなる膨らみが。


*ランプレドットとホウレンソウのボッリート
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今回のおまかせ料理。「Kaorin、トスカーナ好きやから」と、
トスカーナの地方料理も何皿か。北山シェフ、grazie!
赤セン、フルフルッと舌の上で踊る。
サルサヴェルデの爽やかな塩気が、ビシッと寄り添う。


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このタイミングで、
トスカーナのヴェルメンティーノ。魚見くん、ナイス!


*スパゲッティグラニャーノ
 カステルマーニョチーズと黒コショウのソース
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シンプルの偉大さ。グラナーダチーズほか、菊芋のペーストも忍ばせているそうで。
その、なめらかかつコク深きソースに、黒コショウの辛味と香りが映える。


*コルツェッティ 淡路島 ハリイカの墨煮と天王寺蕪のソース
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リグーリア発祥のコルツェッティ。ムチモチとした弾力に負けじと
澄みきった風味の真っ黒なソース。
天王寺蕪は、しっかりとした肉質だけどじつにジューシー。


*軽く燻製した蝦夷鹿モモ肉のアッロースト
チロル風キャベツのインサラータ添え
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ほのかにスモーキー。
それも好きだが、どこまでも潤々、初々しい蝦夷鹿の質感に惚れ惚れ。
クミンと酸味を利かせたキャベツほか、
根セロリのピュレ、ジロール茸、リンゴのピュレ、クランベリージャム、
しかも赤ワインベースのソースからは、トリュフの妖艶な香り・・・。
嗚呼・・・・ノックアウト。


Barbera d'Asti Superiore Cardin Selezione 2003
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妙味、蝦夷鹿にドンピシャ。


*淡路島ミルクのアイス
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ミルキーなのに、すっごい澄んだ味わい。
私は、こちら&アフターにコーヒーをいただき


Aッキー&K夫婦、そしてUのYちゃんは
ショコラのテリーヌを。
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いやぁ〜。素晴らしい。優しさと攻めとを併せ持つ
北山シェフのお料理、大好き。
トレンティーノ=アルト・アディジェ州で修業をされてた北山シェフ。
同州の郷土の味はもちろん、
自身が作りたいお料理をガンガンやられるのでしょう。
食堂というニュアンスをもつ店名通り、
まるで、現地へトリップしたかのような感覚に陥る、その楽しさといったら!


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北山シェフとマダム、ソムリエの魚見くん。
ご馳走さまでした☆また近々!お願いいたします(^^)


「TAVERNETTA da KITAYAMA」
大阪市中央区北久宝寺町4-3-12小原5ビル103
☎06-6251-3376
http://www.facebook.com/Tavernetta.da.kitayama

by writer-kaorin | 2012-12-27 17:14 | TAVERNETTA da KITAYA | Comments(2)  

Commented by ラメール at 2012-12-28 00:37 x
実は私も昨日初訪問、たまたまAK手帖編集部Kさんの横に座らせていただいたので、「kaorinさんによろしくお伝えください」とお願いしたところでした(^_-)-☆
いや~、よろしおすなぁ こんなん見せられたらまたすぐ行きたくなりますわ かぶってるのん白ワイン(ドンズバ好みでした)だけですもん(笑) 
私も今度は予算を言っておまかせにしよおっと☆
Kシェフから「K・ヨメも働いとります(*~_~)」とお聞きしましたが、なるほど~、さすがKシェフの奥様、素敵なマダムですこと(^^)
魚見君も元気そうでなによりでした♪
Commented by writer-kaorin at 2012-12-30 07:38
ラメールさん☆
AのKさんよりリアルタイムでお聞きしてましたよ(^-^)/
北山シェフ&魚見くんコンビ、やっぱり素晴らしい!
マダムも素敵(^^)
また近々おじゃまさせて頂きたいと思います☆

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