カ・セント @1月
Tちゃんいつもありがとうございます☆
泡は、TARLANT レゼルブ・ブリュット。
06年とオーク樽熟成のリザーヴワイン。
シャルドネのフレッシュさとピノの滑らかさが印象的。
*松葉蟹とアボカドのコルネ仕立て

カレーパウダーを忍ばせているみたい。
土はそば粉。その香りも心地よい。
*坂越産の生牡蠣 酒粕のグラニテと

グラニテのキンとした冷たさと酒粕のくすぐられる風味、
そこに、柚子の香り漂うジュレ、そして白インゲン豆のピューレのやさしい甘み。
牡蠣の海味とエロティックな質感に合う。
*スペイン カンタブリア産のアンチョビとブリオッシュ

リンゴのピューレやフロマージュ・フレのやさしさが響く。
*鯔(ボラ)のモホソース和え

中には温かな、空豆のピューレが。
奥には、もう1品。
フレッシュな蕪とヤリイカ、トリュフのソース。
*鯖のマリネと生姜

*河内鴨のモルシージャ

*フォアグラのテリーヌとムカゴのチュイル
山芋とデーツのピューレ添え

ムカゴと山芋、それぞれの質朴な風味もいい。
この他、生アーモンドのガスパチョも美味しゅうございました。

料理に寄り添い、お互いを引き立て合ってる。

*蝦夷鮑とサレルノ産のモッツァレラチーズ

肝ソースのコクに、野生クレソンのほろ苦さ、金ゴマの高貴な香ばしさ。
*今日届いた野菜たち


器もプレゼンテーションも、そして味わいの発見&膨らみも。
根菜類の、ホクホク感、しみじみと奥深い甘み、この季節ならでは。
*鰆のソテー

私は先日、某キノコの菌にやられ、大変なことになってたので
念のため、大好きな原木椎茸を避け、
供された皿には・・・大好物のチーマ・ディ・ラーパとそのソース。
あぁ〜。そこはかとなくほろ苦い、
チーマ・ディ・ラーパ、なつかしのテイスト

ほんま、ピクピクッていまにも動き出しそうな艶感。
*鳩エトフェのロースト


優しい野生味が鼻孔をくすぐり、
高貴でいてじつに繊細な身質には、ただただ目を細めるばかり。



いつもの魚介とはまったく違う、旨みと香り。
共通項は、しみじみ、ホッと落ち着く深い深い余韻。
デザート3皿は
*ミカンのムース

ムースには柑橘の香り、ナチュラルな甘み凝縮。
焼きみかんを食しているような感覚。
*苺のコンフィ、弓削牧場のミルクのアイス

弓削牧場の風味豊かなミルクアイス、素晴らしき相性をみせる。
*蜜芋のスフレとアイス

なんだかタレーランの名言のような表現だが(笑)
まぁとにかく、魅惑的な蜜芋の素性にウットリ。

琥珀色のそれは、ナッツやカラメルのような香り。
甘いけれど爽やかさも。
福本シェフのお料理、ますます進化されていて
この日も、心からおいしいなぁ〜という幸せとともに
嬉しい驚きがたくさん。
ご馳走様でした☆ありがとうございました。
「カ・セント」
神戸市中央区中山手通4-16-14
078-272-6882
open : 12:00~13:30LO、18:00~21:00LO
close: 月曜、第3火曜
http://casento.jp/
Bob Dylan - Like A Rolling Stone
by writer-kaorin | 2013-01-26 11:57 | カ・セント | Comments(0)