和幸寿司 @ロックナイツ
尼崎にある「和幸寿司」さんへ。
KISSなSセンセと、「エスコヤマ」小山シェフたちとのロックな定例会(笑)
おふたり曰く、
「とにかく凄い大将やねん!」
「今でこそよくある創作寿司を、20数年前からやってて!」
という、
“やっと時代がオレに追いついてきた”的(って、大将は言わないが)
創意工夫、遊び心に富んだ、大将のお寿司を楽しませて頂くことに。
じつに気楽な雰囲気の店内、
カウンター後ろにある壁には、
著名人やスポーツ選手たちのサインがビッシリ!(笑)
単品の注文が主ですが、この日はおまかせにて。
*ズワイガニ
*甘エビ トマトソース
ねっとり、甘みを帯びた甘エビに絡む。
つまみは以上。
即、握りへ。
*おはぎ
叩いた中トロのなかに、細かく刻まれたタクアンを忍ばせていた。
トロの脂感に、タクアンの何ともいえぬ甘み。そこに山葵とゴマが薫る。
「こらな、上質なタクアンやないとアカン」と大将。
*アワビ 肝のピュレ
肝は、どことなくバターのコク。それもふうわり、柔らかく。
*タコ
リンゴ&酢味噌!
煮ダコ、こちらもすこぶる柔らかで、塩梅もよい。
そこに、酢味噌のまぁるい甘みと酸味に包まれた、
細切りリンゴがシャキシャキッと爽やかに主張するのだ。
これは新味。妙に、旨い(笑)
*ウニ
「大将、なんでアンデスとモンゴルなん?」とツッコミが入る。
一方はシャープな塩気で、もひとつは甘みがある、らしい。
*天然ヒラメ 昆布〆
*キンキ 炙り
炙りの程よい香ばしさ、心地良く、深い脂のノリに驚く。
*ナガスクジラ
脂と赤身のバランスよく、じつにキレイな風味。
*鉄火巻
*炙りイカ
シャリ、アサツキ、炙りイカはまったりと甘く、
イカと金粉の間には、なんとキャビアが。
「撮影用に、いつもより金粉、多め」とおちゃめな大将(笑)
豪華素材をのせただけ、ではない
味わいの膨らみ、これにも驚いた。
*フカヒレ
この煮込み具合からタレに至るまで
一年以上、試行錯誤をされたらしい。
ここまでの素材がシャリにのっかると、
何というか、祇園・建仁寺の某カウンター割烹が脳裏によぎる(笑)
じつは大将、そのお店の常連さんでもある。
*究極のサケ
*マグロ
ここで、的矢かきの唐揚げ、登場。
これが大将の持論。
うん、驚くほど軽やかで、カリリと小気味い食感、クセになるわ。
*穴子
満腹!
*茶碗蒸し
ここで、「こんなに旨い、たまごがけごはんは食べたことがない」と
某氏が仰る、その裏メニューを。。。
大将自らが調味。とあるタレを混ぜ合わせ、ハイッと手渡される。
某氏の発言、納得・・・。
これはぜひ食べてみて、と言いたいところですが、
某氏専用メニューゆえ、あしからず。
この後、食す順がきっちり決まっている
苺、梨、リンゴ(これが上等な味わいなのです)を頂いたのでした。
いやぁ〜。大将の好奇心と創造意欲には脱帽、でした。
60ウン歳とは全く思えぬ、
常にオモロい旨い味を求め続けるその精神。
めちゃくちゃ勉強になりました。ご馳走様です。ありがとうございました!
この日はロックで大盛り上がり、というよりも
全員が食い気に走った夜(笑)。
次回は、京都・下鴨。楽しみだ。
「和幸寿司」
尼崎市西難波町2-18-8
☎06-6418-7093
open : 17:00〜翌2:00
close: 水曜
遂に! 11(月)大阪公演ですね〜 私も参戦☆大阪城ホール♬
Black Magic Woman by Santana
by writer-kaorin | 2013-03-09 22:01 | 和幸寿司 | Comments(1)