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ラ ピニャータ @南伊、土着の味

2013年4月1日open☆
「ラ ピニャータ」さんへ。
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オーナーシェフの溝口淑之さんは、
言うまでもないですが、「サグラ・マーブルトレ」でシェフをつとめたお方。
甲陽園のリストランテを経て、自店をオープンされました。
メニューは、プーリア州の郷土料理をはじめ、
南イタリア、土着の味がわんさか。


ご近所ながらやっとこさ、おじゃまです。
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ロゼ泡にて喉を潤す。



*アーティチョークのオイル漬け
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キレのある酸の利かせかたがいいです☆
ロゼ泡、2杯目。


*ピットレ
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「ピットレ」とは、プーリア州の揚げパン。
ピザ生地を揚げているそうで、
外はカリカリッと小気味よい食感、
中はモッチリ、生地に混ぜ込んだ海苔の磯香、フワリと。



*讃岐産 真ダコとじゃがいもの温かいマリネ レモン風味
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ねっとり、ぷっくり、そして味は濃く、
真ダコの熱の入れ具合、秀逸です。
ビネガーの酸味、やわらかで
そこに、じゃがいものの甘みと、トマトの酸味が重なり合う。


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3杯目。バジリカータ州の土着品種。フィアーノだったか。



*熊本産 馬肉とパプリカのタリアリーナ ビンコットのソース
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馬肉は、どこまでもしっとり。旨みがじわりと。
そこにパプリカとタマネギの甘みが寄り添う。
ビンコットのソースは、バルサミコから酸味を取ったような深いコク。
濃縮したブドウ的、ニュアンス。



*スパゲッティ 北海道産 生ウニとプチトマト
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ウニが香り、トマトのまろやかな酸味が主張する。
ソースの絡み具合、素晴らしいです。



*手打ちラグーネ ピニャータで煮込んだ仔羊、野菜のラグー
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ラグーネとは、ラザーニャの原型とも言われているそうで。


店名にもなっている「ピニャータ」とは
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プーリア州あたりで使われている。深い土鍋のこと。
この鍋で煮込んだ仔羊は、肉の質感残しつつもトロリ蕩ける舌触りで、
野菜の甘みとともに、ラグーネに絡み合う。

この他、パスタには、サーニャやオレキエッテなど手打ちのほか、
タコツェッティとか、メッツォパッケリ(パッケリの半分サイズ)などもあり、
どれにしようか悩むラインナップです。


まだまだ知らない、南イタリア土着の味。
これからもいろいろ、教えて頂きたいです。
溝口シェフ、ありがとうございました☆


「ラ ピニャータ」
大阪市中央区南久宝寺町2-5-3 ときわビル1F
☎06-6226-8570
open : 11:30〜14:00LO、18:00〜23:00
close: 不定休


Boston - More Than A Feeling

by writer-kaorin | 2013-05-05 07:45 | ラ ピニャータ | Comments(0)  

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