ラ ピニャータ @南伊、土着の味
「ラ ピニャータ」さんへ。

言うまでもないですが、「サグラ・マーブルトレ」でシェフをつとめたお方。
甲陽園のリストランテを経て、自店をオープンされました。
メニューは、プーリア州の郷土料理をはじめ、
南イタリア、土着の味がわんさか。
ご近所ながらやっとこさ、おじゃまです。

*アーティチョークのオイル漬け

ロゼ泡、2杯目。
*ピットレ

ピザ生地を揚げているそうで、
外はカリカリッと小気味よい食感、
中はモッチリ、生地に混ぜ込んだ海苔の磯香、フワリと。
*讃岐産 真ダコとじゃがいもの温かいマリネ レモン風味

真ダコの熱の入れ具合、秀逸です。
ビネガーの酸味、やわらかで
そこに、じゃがいものの甘みと、トマトの酸味が重なり合う。

*熊本産 馬肉とパプリカのタリアリーナ ビンコットのソース


そこにパプリカとタマネギの甘みが寄り添う。
ビンコットのソースは、バルサミコから酸味を取ったような深いコク。
濃縮したブドウ的、ニュアンス。
*スパゲッティ 北海道産 生ウニとプチトマト

ソースの絡み具合、素晴らしいです。
*手打ちラグーネ ピニャータで煮込んだ仔羊、野菜のラグー

店名にもなっている「ピニャータ」とは

この鍋で煮込んだ仔羊は、肉の質感残しつつもトロリ蕩ける舌触りで、
野菜の甘みとともに、ラグーネに絡み合う。
この他、パスタには、サーニャやオレキエッテなど手打ちのほか、
タコツェッティとか、メッツォパッケリ(パッケリの半分サイズ)などもあり、
どれにしようか悩むラインナップです。
まだまだ知らない、南イタリア土着の味。
これからもいろいろ、教えて頂きたいです。
溝口シェフ、ありがとうございました☆
「ラ ピニャータ」
大阪市中央区南久宝寺町2-5-3 ときわビル1F
☎06-6226-8570
open : 11:30〜14:00LO、18:00〜23:00
close: 不定休
Boston - More Than A Feeling
by writer-kaorin | 2013-05-05 07:45 | ラ ピニャータ | Comments(0)