なかひがし、夏。
この日は空気がちょっと違い、これまた楽しい夜(詳細は追って)

笹の葉の皿。その上には、
*船鉾をイメージしたという 田中とうがらしと煮詰めたトマト
*干しカマス
*京都ならではの「もぎなす」の枝豆詰め
*干した山椒で炊いた カツオの生節
*三度豆
*鱧寿司 梅肉
*藜(アカザ)と百合根のおひたし
夏が来た。漲る力強さ。

*与論島の里芋、荏胡麻和え 穂紫蘇、とうもろこし

*煮えばな

どこまでも透き通った甘み。
*椀物

摺りおろして練ったじゃがいも、
その上には、アンデスジャガイモとパセリ
白味噌と赤味噌の出会い、ハッとさせられる発見。

皆それぞれ、違う絵付け。目にも楽しい。
*若鮎

ほろ苦いのに、すこぶる甘い。
蕪には20年仕込みの味噌が鋳込まれている。
*金魚鉢

そして、金魚鉢をイメージしたグラスの中は、
炭酸水、じゅんさい、梅肉。
その発想、素敵すぎる。
*鯉

鯉と、その煮こごり、皮、キュウリの雷干し、ナスタチウム、
夏大根に赤紫蘇、青紫蘇。
そして、プチトマトの小龍包は、中に醤油を詰めているので
噛むとジュワリ、トマトのエキスと醤油の風味。
黄色のソースは、1ヶ月熟成させた梅を海水で和えたもの。

その中には

ワラビの味噌和え、アワビとその肝。
椀物は

じんわり上品な旨み。岩魚や茄子の風味に夏を感じます。


*賀茂茄子 白味噌餡

そしてパプリカやインゲン、南瓜、山椒の葉と茄子の皮。
カラダが喜んでいる。
*岩牡蠣、レモンのジュレと梅のジャム、フェンネル

*琵琶湖 天然 大鰻


実山椒の風味で、後味爽やか。
*岩茸、三度豆、唐辛子の花

コリッ?ムニュ?とでもいうのか、その独特の食感が楽しい。
この岩茸&「なかひがし」さんにスポットを当てるべく・・・


唐辛子の葉っぱの炊いたん、お漬物で、冷酒。


その後、ハドソン川の夕陽をみたかったのだが、満腹で辿り着けず;
*紅茶ゼリー、桃、ブルーベリー、カシス、
蓬と豆腐のシャーベット

食後感、じつに爽やか。

カラダ喜び、夏を五感で感じる、おいしい夜。
ご馳走様でした☆
「草喰 なかひがし」
京都市左京区浄土寺石橋町32-3
075-752-3500
close: 月曜
Bruce Springsteen - Working On A Dream
by writer-kaorin | 2013-07-14 14:18 | なかひがし | Comments(0)