祇園 大渡
そういえば前回は、
大渡さんのお師匠さん、津村さんの会でした。
あれから1年ちょっと。お久しぶりです。
*煮鮑、城陽イチジク、芋茎 胡麻和え

思わず大渡さんに、調理法を突っ込む(笑)
イチジクのピュアな甘み、
芋茎に含ませた出汁の香りや、胡麻の深いコク。
テンション上がるー(笑)
*鱧のすり流し

小さな椀で供されます。圧倒的な旨み。
*蕎麦 唐墨

って、ちゃいます(笑)
祇園 某店の手打ち蕎麦に、惜しげもなく自家製の唐墨。
そのやさしい塩梅、清々しい風味が、
新蕎麦の香りをジャマせず、引き立て合ってる。

綺麗な酸、残糖が少ないかんじ、タイプやわ。
*子持ち鮎

苦味はそこまでなく、
じんわ〜りと質朴な甘み。
椀物、登場。
華やかかつ美しすぎる・・・。
絵付けは、名月をのぞむ夫婦兎。

そしてたっぷりのワタリガニ。
組み合せの妙、味わいの素晴らしさは言うまでもない。
大渡さん、心揺さぶられた!(笑)
っと、大渡さんと、
オモロイいトークを展開しながらの時間、
心からリラックスできる。
*白甘鯛 昆布締め

「手前のソースはチョコレートです」と茶目っ気たっぷりの大渡さん(笑)
じつはこれ、大徳寺納豆を出汁醤油でといたもの。
*ノドグロ 焼き浸し

煮付け風の汁をかけて供されます。
思いの外、ノドグロをあっさり頂けた。
*天然鰻、冬瓜

じつは岡山の汽水湖で獲れた天然鰻だった。
皮と身の間にある旨みが強いわ。
まるでチーズのような風貌の素材はなんと、栗!
ほわっと甘い、秋の香りがした。

*すっぽん、松茸

ふわり漂う松茸の香り。
汁には、両者の旨みが溶け出し混じり
上質なコンソメを頂いているような感覚。
ここに、大渡さんオススメの白が、ピタッと寄り添う。

ブラボー!思わず叫んでしまう&
日本酒の口に(汗;

ふわっと柔らかな食感のちりめんじゃこ、そしてお漬物。
珍しく、ごはんおかわり!となった。


食後は、いろんな話で盛り上がる。
たぶん私は、ウットリと目を細めていたと思う(笑)
大渡さんが織り成すお料理の数々を、思い返しながら。

「祇園 大渡」
京都市東山区祇園町南側570-265
☎075-551-5252
open : 18:00〜21:00
close: 不定休
The Waterboys - Fisherman's Blues
by writer-kaorin | 2013-09-23 20:55 | 祇園 大渡 | Comments(2)
大渡さんも行きたかったお店の一つ。
お酒だけ飲みにはいったけど、あの釜で炊いたご飯が食べたい〜。