祇園さゝ木
「祇園さゝ木」さん。
まずは

沼島の鯖きずし 1分スモーク、生姜の甘酢
甘海老のフリット 新銀杏。 withお勧めシャンパーニュ。
鯖の締まり、脂ののり具合、仄かな燻香、素晴らしかった。
椀物は
*鱧、長野産 松茸

大ぶりの松茸が、負けじと主張。
絵柄は、空気が乾燥し、澄みきった今の時期を表現したという、
八坂の塔とお月様。うっとり、見とれてしまう。

ふくよかな香り、キリリとシャープな辛口。
*淡路の鯛、塩、酢橘、山葵

ねっと〜りと、まとわりつく脂の甘みが堪らん・・・。
噛むほどに旨みが迸り、塩梅や香りもドンピシャ。
心を揺さぶる、シンプルななかの深み。
*大分 天然車海老、釧路のつぶ貝

つぶ貝の大きさには驚いた。ゴリッと食感凄く、ぐっと濃い味。
お次の握りは、佐々木さんから手渡しで頂きます。
*北海道 天井ブリ

嫌みのないキレイな脂だ。
*赤雲丹

濃厚な甘みにハッとなる。
*大間 マグロ づけ

このあたりでお次の冷酒を。

とろけるように、まろやかで深みのある味。
*甘鯛、茄子の焼き浸し

茄子はジューシーでトロリ蕩ける。
*鮑の柔らか煮、水茄子、海ブドウ

海ブドウとの意外な相性を楽しむ。
*スッポンのダシで炊いたフカヒレのステーキ、玉締め

贅沢にもスッポンは、その滋味深き旨みのみを露にし、
厚みのあるフカヒレがより一層、力を蓄え、放つ。
この時季ならでは!


佐々木さんの同級生より。
天日干しの新米が、6俵だけ入ってきたらしく、
その艶、甘み、香り、どれもが秀逸だった。
ご飯って、こんなに美味しかったんだ。

*マスカット、巨峰、柿、梨、生姜のジュレ

存在感強い果実たちの個性をふわり浮き上がらせる。
*栗のクレーム・ブリュレ

佐々木劇場、そして皿のなかの力強さに、とことんノックアウトでした。
素晴らしい時間を、ありがとうございます!ご馳走様でした☆
「祇園さゝ木 」
京都市東山区八坂通大和大路東入小松町566-27
075-551-5000
open : 12:00~12:30LO
18:30~
close: 日曜・第2月曜・不定休
http://gionsasaki.com/
Eric Clapton - Bell Bottom Blues
by writer-kaorin | 2013-10-03 23:39 | 祇園さゝ木 | Comments(4)
食べた事が無いので、味は分からないのですが、何よりも盛り付け方が最高に美しいと思います!センスの塊!
勉強になります。
私もお店に行ける様に、仕事頑張ります^ ^
食べたい過ぎる〜〜!