トムクリオーザ @北新地
「トムクリオーザ」さんへ☆

ポンテベッキオグループで15年、研鑽を積まれ、
ルクア大阪にある「エキ ポンテベッキオ」では料理長を務めた方だ。
コースは6900円、9900円の2本。
21時以降は、アラカルト&ワイン数杯…なんて使い方もOKだそう。
この日はシェフにおまかせで
コースをお願いしました☆

イタリア・タマニーニ社の、プロシュット用 手動スライサー。
大阪に2台あるうちの、1台だそう。受注生産のレアもんだ。
*ネロ・パルマ 30ヶ月熟成の生ハム、
小木美私(おぎびおれー:佐渡島 黒イチジク)、
水牛のモッツァレラ、ニョッキフリット

まずはそのままで。お次は、モッツァレラと、さらにはイチジクに巻いて…と、
楽しみ尽きない、まずはのビールが止まらない(笑)

*さんま 紅芯大根 秋なす

秋なすの風味、好相性だ。
アンチョビと黒オリーブのピュレ、そのアクセントがいい。
*オマール海老 ポルチーニ茸 からすみ

オマール海老や忍ばせた剣先イカ自身の甘みがぐっと際立ってる。
*真鯛とルッコラのサラダ フルーツトマトのハーブソース
柿 くるみバルサミコ

ほのかに香ばしく、じんわり広がる旨み。
柿のまったりとした甘みと、ナッティなバルサミコソース
それらのバランス、すこぶる良いわ。
*煮アワビと牛テール詰めジャガ芋の半月パスタスープ 栗 トリュフ

栗のホクホク感、ゴボウの土感、口中に秋の香りが充満。
こちらがニョッキに次ぐ、パスタ2品目。
コースにはトータルでパスタ4品が入る。
*Colli di Luni Vermentino Fosso di Corsano 2010

*冷製カッペリーニ きゅうり うなぎ白焼き

キュウリのソースを絡めた冷製カッペリーニ。
その温度差、おもしろい!
キュウリの青い風味、清々しく、うなぎは脂の深い旨みが印象的。
隠し味のパラペーニョやアンチョビ、ケイパーが全体を締める。
*仏 ルーアン鴨のロースト カポナータ

皮はパリリと香ばしく、赤身はどこまでもしっとり。
そして香り高き仕上がり。
アンコールペッパーか、カンボジア産のコショウをつかったペーストが
キラリと個性を放つ。カポナータ、野菜の甘み強し。
*キタッラ麺 烏骨鶏卵の本場ローマ風カルボナーラ

卵の濃い味わい、ペッパーのアクセントが、たまらんです・・・・。
そしてドルチェは
*静岡マスクメロンソーダ バニラジェラート

炭酸を注入しており、そのシュワッと感と
マスクメロンの妖艶な甘みが心地よい。
このグラス、スロベニア産。すごく稀少なものらしい。
エスプレッソで〆となりました。

浅井シェフによる手打ちパスタ劇場が繰り広げられる。
粉のアレコレや加水、熟成や乾燥のハナシなどなど
あれこれ質問攻めさせて頂く(笑)
そんなカウンターは、まさにシェフズテーブル。
コースには、前菜のニョッキからカルボナーラまでパスタ料理が4品。
浅井シェフのパスタ愛をことごとく感じさせて頂き、
素材らしさを十二分に引き出した
繊細なお料理の数々を堪能☆
シェフの世界観をコースという流れで楽しませて頂くもよし、
21時以降はアラカルトもOKという懐の深さ。
次回は遅がけに、フラリとおじゃまし
オッサン飲みしてしまいそう(笑)
ご馳走様でした!
「トムクリオーザ」
大阪市北区堂島1-2-15 浜村サンプラザビル2F
☎06-6347-5366
open : 18:00〜翌1:00LO
close: 日曜、祝日
http://www.tom-curiosa.com/
ポールのライヴは、〆切日につき断念!
Paul McCartney and Wings - Let Em In
by writer-kaorin | 2013-11-02 21:57 | トムクリオーザ | Comments(2)