小料理こもり @餡子×料理!?
題して、「姫を想う 餡子会」。
そもそもの主旨は、ボルドー在住の「姫」に、
新地の飲み仲間達が集っている画像を送りつけようという企みだ。
《姫のサイトhttp://blog.livedoor.jp/hime_flower/ 》
遠く離れたボルドーで、随分、北新地のことを恋しがってんやろなぁ〜。
こっちも、姫が新地にいなくて寂しいわっ!
そんなキモチを送りつけるワケ。
メンバーは、ロックな小川センセ、本物ロックなYちゃん、
アスリート栗ちゃんセンセ、そして私。
じつは、この会にはもうひとつ、目的があった。
「餡子と料理の組み合せの妙を料理人さんに創造頂きたい」。
そう話すメンバーのひとり、餡子ダイスキYちゃんの発案を、
では、「小料理こもり」さんで開催!となったワケ。
なので、これから紹介するお料理は、通常メニュ−ではありませんので
くれぐれもご了承のほどを(--)
店主・小森明さんのクリエイション魂が凄すぎ!かつ、
どのお料理もワインに寄り添う、驚きのおいしさ、だったのです。
「おまかせコースのなかの1品だけ、餡子を使ったお料理を」と
相談させて頂いていたのですが・・・
なんと、餡子料理フルコース(!)を
小森さんは考えてくださった。小森さん、さすガッス!!
*源助大根とこし餡のタルト

まるでリンゴのタルトのような風貌!
ざくっと歯を入れると、
砂糖とともに煮詰めた大根からは、香ばしさや旨みが溢れ出し、
底に薄く敷いた、こし餡のやさしい甘みが見事に調和。
アンリ・ジローが寄り添います。

シュクレのパンを新地で頂ける、このシアワセよ。
次の一品は
*加賀蓮根とこし餡のフライ

紙袋に入れた熱々のフライをざくっ、ハフッと頬張る。
すると、蓮根のもっちり、シャキシャキ感とともに、
こし餡の甘みが、まったりと口のなかに広がる。
ふた口目は、ブルーチーズをのせて。これは禁断の味わいでした。
*煮穴子(伝助穴子)の赤ワイン煮 こし餡サンド

まるで寿司屋の、穴子と煮詰めを彷彿とさせる
おいしさとクオリティ!
両脇に鎮座する牛蒡や蕪、じゅわりと広がる素材感がいい。
そして・・・
*フォアグラのポワレ 粒餡のせ

フォアグラの妖艶な油脂分に、粒餡の素朴な甘み。
そこにジャガイモのピュレのまったりと響くコク。
油脂分と甘み、旨みが重なり合うと、こうもヤミツキの味になるのか。

炒め物は
*豚ロース餡子巻き餃子

豚肉の旨みや餡子の甘みと共鳴し合うのです。
最後に
*真鴨ロティのおしるこ

鴨の血の風味と、おしるこのあっさり感。これは意外なおいしさ。
隠し味という、エスプレッソの香りや、オレンジの柑橘感が
すばらしいアクセントとなってた。
「えぇ〜っ、料理に餡子!?」というような固定観念を
ことごとく覆された、想像を遥かに超えるお料理の数々。
おいしさはもちろん、ブルゴーニュワインとの妙味も素晴らしいものでした。
小森さんの創造力とセンスに脱帽です。
その後、「姫」にFBでいやがらせ画像を送りつけ、
あれよあれよという間に姫のウォールは大盛り上がり&炎上となり(笑)。
新地はしご酒へと。
北新地・長屋通りにあったFujiさんが「ふじたりあん」と名を変え
移転オープンしたお店へおじゃまし。
3軒目は「竹中酒飯店」さんで、いつものロック談義〜♬
濃くて楽しい、北新地ナイトとなりました。
「姫を想う 餡子会」の皆さんお疲れさまでした!姫、次回もお楽しみに!
そして小森さん、本当にありがとうございました(^^)
「ブルゴーニュワイン専門 小料理 こもり」
大阪市北区曽根崎新地1-3-36 竹新ビル3F
☎06-6341-7775
open : 12:00〜13:30(売り切れ次第終了)、18:00〜翌2:00入店
close: 土・日曜、祝日の昼、不定休
Donovan - Mellow Yellow
by writer-kaorin | 2013-11-26 23:52 | Comments(0)