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祇園 大渡

師走の「祇園 大渡」さん。
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待ちわびていた夜。


*浜坂産 ズワイガニの玉地蒸し 蕪あん
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とろ〜り、ふんわりとした地に、
ズワイガニの身がゴロゴロ、ミソの豊かなコク。
そこに、蕪の質朴な甘みが響き渡る。
肌寒い夜の京都をそぞろ歩いた後だった。
冷えたカラダが、一気に温まる。



*てっぱい(ぬた)
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想像を超えたてっぱい。
ネギに隠れているのは、澄んだ風合いの蕩けるあん肝。
生チョコを彷彿とさせる質感で
トップには、削ったアーモンドだから、
大渡さん曰く「ロッテ アーモンドチョコレート」(笑)。



*モロコ
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モロコのお腹、パンパン。
ぽってりと肥えた身は脂のりよし。


ビールの後は♡
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大渡さんに全任せ。銘柄聞き忘れ;



*セコガニ
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今年は、地域によっては12月中に禁漁とも噂されてるセコガニ。
幼少時代、オヤツがセコガニだった私は、めちゃくちゃ大好物。
食べるのが勿体ないくらいに、手間がかっている美しい盛り。
内子、外子もびっしり。で蒸し寿司仕立てに。
風味よく、食感の差異がいい。



*大根餅、ふかひれの白味噌仕立て
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白味噌の、深い旨味とその奥行きが素晴らしい!!
久しぶりに震えた。
上新粉でつくった大根餅の、ねっちりとした食感が白味噌とすこぶる合い、
フカヒレのトゥルンッとした舌触りもよい。



*氷見ブリ
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氷見で血と神経を抜き、1週間熟成をさせたブリ。
まとわりつく脂のタッチが全くない!
何というか、サラリとしつつも、キレイな脂がスッーっと口中に広がる。
まずは辛味大根とともに。続いて、炭で軽く炙った海苔に巻いて。



*柚子風呂
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大渡さんの冬の名物。
中には雲子が。まったりとした滑らかな舌触りとコクを愉しみつつ、
時間差でフワリと柚子香。



*マナガツオの粕漬け
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粕は英勲の新酒。何とも贅沢な粕漬けだわ。
湯葉の滑らかさが、繊細な質感のマナガツオとよう合うてた。



*海老芋、金時人参
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海老芋は富田林・乾さんが手塩にかけて育てれたもの。
淡いダシで炊き数日漬け、それを揚げている。
その海老芋はホクホク、トロリ。ほの甘く、濃い。
金時人参のシャキっと感とのコントラストも面白かった。



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ツヤ甘。どこまでも透き通った風味。


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おかわりしたご飯とともに。続いて、冷酒と肴でちびちびと。


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本わらび餅とお抹茶で締めとなりました。


大渡さんのキャラに癒され、
ひと皿ひと皿にハッと酔いがさめるほどのおいしい衝撃を受け、
だからこそ、やっぱり杯が進む、この上ないシアワセ時間。

ああ〜日記を書いてたら、またすぐにでもおじゃましたくなる!
この日は激疲れの私だったけれど、パワーチャージさせて頂きました☆
ご馳走様でした。


「祇園 大渡」
京都市東山区祇園町南側570-265
☎075-551-5252
open : 18:00〜21:00
close: 不定休


John Lennon - Woman

by writer-kaorin | 2013-12-26 07:58 | 祇園 大渡 | Comments(0)  

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