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なかひがし、1月

いつもの「草喰なかひがし」さん。
帰国後、待ちに待った夜。
この日は、某ドキュメンタリーの大将密着ロケ
撮影クルーの姿も。



*八寸
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絵馬の発祥は、貴船神社。
午年としては嬉しい始まり☆

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唐墨、ハマグリ、黒豆
結び膾
氷魚、はこべ
クロカワダケ、芥子の実

菜の花 煎り焼き
筍 素揚げ
子持ち鮎
蕗の薹の白和え、土筆
紫蘇の実の炊いたん

1月ならではの食材を愉しみつつ、
すぐそこに来ている春、大地の息吹を感じる。



*白味噌 栃餅 小蕪
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「土地も株も上がりますように。まぁ、ついでに税も上がりますけど…」と
この大将のダジャレは、私的にヒット!(笑)
白味噌の奥行きのある味わいに、
昔懐かしい、栃餅のほろりとした苦みが、よう合うてる。


栃餅、昔は苦手だったけど(母は大好物!)
いま味わうと、郷愁を誘う味わいだわ。



*鯉の登竜門
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急流の滝を登りきる鯉は、登竜門をくぐり龍となる。
縁起がよいわ。
鯉はふっくら肉厚。タレの塩梅も程よい。
富士山に見立てた、堀川牛蒡と頭芋にもうわっと盛り上がり、
蓮根と雪の結晶により、見事なストーリーが表現されている。



*寒ブリ タンポポ 甘草
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すーっと広がる澄んだ脂の甘み。
フリーズドライ醤油や、辛味大根のキレが合う。


煮物椀は

*青首鴨 蕪 焼き葱・椎茸 結び柚子
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中をお見せできないのは残念ですが(撮り忘れなだけ)
まるでスフレか、いやクネルのような青首鴨の食感にはビックリ!



*ナイアガラ、鮒寿司
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この組合せ、好きやわぁ。



*左京区在住の猪 丸大根 金時人参 里芋 畑菜
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裏ごしした里芋の舌触りは滑らかで、
猪は、臭みがなく、じつに上品。



*もろこ ばちこ 野蒜酢
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もろこの、身の甘味とほろ苦さが、口中に押し寄せる。
野蒜を用いた酢が、これまた名脇役。



*鹿フライ 慈姑 蕗の薹 堀川牛蒡
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ここでもダジャレが(笑)お店へおじゃましてのお楽しみに(笑)

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ねばりのある菊芋のペーストが
噛みしめるほどに旨み広がる、鹿肉と相性を見せます。



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大将、コソ撮り(笑)
ビール⇨白ワイン→赤ワイン
→赤:ボーペイサージュ「然(しかり)」(なかひがしオリジナル)



*しゃくし菜とお揚げの炊いたん
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しみ滋味。



*小鉢とともに、メインディッシュ
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ツヤ甘。咀嚼するほどに広がる、澄んだ香り。


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おこげ、山椒油、イギリスの塩。



*だいだい、とそのシャーベット、苺
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器の上にはゆずりはも。最後まで、1月にふさわしい意味合いが
至るところに散りばめられている。



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ちょっとコーヒーで〆となりました。


あ〜、美味しい命の洗濯。
次回が待ち遠しいです。
ご馳走様でした☆


「草喰 なかひがし」
京都市左京区浄土寺石橋町32-3
☎075-752-3500
open : 12:00〜14:00LO、18:00〜21:00LO
close: 月曜


Traveling Wilburys - Handle With Care

by writer-kaorin | 2014-02-04 08:05 | なかひがし | Comments(0)  

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