kiln @京都・四条木屋町

こちらへおじゃますると、
エレベーターの扉が開いた瞬間、
まるでNYCかどこかのレストランへ
タイムトリップしたかのような錯覚に陥る。
客席と厨房との隔たりが皆無のオープンキッチン。
その厨房のど真ん中には、窯と熾火。
どーんと大きなテーブル、ゆったりと配したチェアが心地良く、
ときにはインターナショナルなお客さんの姿も。
あー、久々にNYCへ行きたいーー。そんな衝動に駆られる。

フレッシュハーブや、レモンの皮が入っていて、
それらの香りがふうわり漂う。
ちなみに1杯目は、キルンオリジナル ジントニック(柚子コーディアル)
カラダ・ヨロコブ、アペリティフ♬
*天然酵母と全粒粉のカンパーニュ

じんわりと味わい深く、香りが素晴らしい。
*キルンのシーザーサラダ スモークしたカジキマグロ

ザクザクと切り分けるのが楽しい!
ロメインレタスは、切り分けた場所によって
甘みや瑞々しさが異なり、その素材力に驚く。
ビネグレットのコクと、カジキマグロが放つ程よい燻香、
そのバランスがすごく良くって、わしわしと食べすぎてしまう旨さ。

*藁の薫りと河内鴨の胸肉 紅はるか 金柑のクーリ 鴨のソース

皮目の香ばしさと、艶やかな赤身の火入れにうっとり。
まずはソースとともに。
二口目は、金柑のクーリの甘酸っぱさとのコントラストを愉しみ、
次は自家製マスタードをちょんっとつけて。味わいの広がりが面白い。
*パスタ オレキエッテ マテ貝 菜の花 マイヤーレモン

レモンは清々しい風味を放ち、
マテ貝の濃い味わいや、菜の花のほろ苦さが時間差で押し寄せる。
シェフ兼ディレクターの船越さんは、
NYのレストラン「BLUE HILL」ほか世界各地のレストランで研鑽を積んだ方。
(BULE HILL!個人的には今、最も行きたい!お店のひとつ)
だから彼女のお料理には、イタリアンとかフレンチ、といった
ジャンルにとらわれない、アイディアやセンスがいっぱい。
この時季ならではの素材の力を、
クリエイティブな料理の数々で愉しませて頂きました。
ご馳走様でした♬
「kiln」〜キルン〜
京都市下京区西木屋町四条下ル船頭町194 村上重ビル 2F
☎075-353-3555
open : 12:00〜14:00LO(土日祝のみ)、17:00〜23:00LO
close: 水曜
http://kilnrestaurant.jp/
ついに本日!もちろん参戦〜♪
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by writer-kaorin | 2014-04-10 00:10 | Comments(0)