祇園 さゝ木
この日は「祇園 さゝ木」さんにて。
*先附

「帆立貝柱」には、炒った自家製唐墨が。帆立の甘みがグッと持ち上がる。
紹興酒に50分漬けた「車海老」は、香りと甘みの際立たせ方、お見事。
その他、「太刀魚」「トマト」「アン肝」など。
with シャンパーニュ。


14.8kgのクエは、ブリブリッとした弾力感が凄く、
その脂の旨みが染み出た吸い地は、煮麺との相性大。


*淡路の鯛

塩と、手で叩き刻んだ山椒の若葉を混ぜ合わせてすぐさま客の前へ。
まず鮮烈な香りに驚き、咀嚼するほどに脂の深い旨みが押し寄せる。しかも甘いわぁ。

純米大吟醸の無ろ過生原酒。
*三重 ミル貝、 五島列島 剣先烏賊

ミル貝は、甘みとともに強いミネラル感。
烏賊はねっとりとまとわりつくような甘さが印象的。
その後は、握り3貫。大将から手渡しで。
待ってましたぁぁぁ〜!
*大間 雲丹

濃厚な甘みを感じさせつつ、後味は清々しい。
*長崎 鯵

*中トロ づけ

えも言われぬ香りが広がり、その余韻がずーっと続く。

*淡路島の新玉葱と鶏のスープ、黒毛和牛

その澄み切った風味美しく、トロリ蕩ける玉葱の存在感凄いわ。
そこに、さっと炙った牛。その香ばしさと脂のコクが、スープと見事に融合。

*琵琶湖 若鮎 塩焼き

何杯か冷酒を頂いた後、オーストリアのリースリングとともに、
*大原 塚原の筍 含め煮のソテー
長崎 鮑の柔らか煮のソテー、香川 ホワイトアスパラガス、黄身酢


リースリング止まらぬ味わい。
アスパラは甘みが強い。佐々木流 黄身酢がピタリ、寄り添う。
目の前にはネタ箱が。


*太巻き

それぞれのネタが主張しつつ、寿司飯とのバランスの良さも言うまでもない。
う〜ん、おかわりしたい!(笑)
ご飯物は

*和歌山 碓井えんどう豆のご飯

ご飯は、やさしい甘みと、程よい粘り。
おかわりくださ〜い!で、二杯目へ。
*9種の果実と、奈良産ほのか(苺)のムース

苺にメロン…と、彩りも酸味も甘みも異なり、目と舌を喜ばせる。
春の名残、初夏の兆しとともに
スペクタクルな佐々木劇場を、五感で堪能。
ご馳走様でした☆
「祇園さゝ木 」
京都市東山区八坂通大和大路東入小松町566-27
075-551-5000
open : 12:00~12:30LO
18:30~
close: 日曜・第2月曜・不定休
http://gionsasaki.exblog.jp/
http://gionsasaki.com/
Ronnie Lane. Ooh la la
by writer-kaorin | 2014-05-06 08:21 | 祇園さゝ木 | Comments(0)