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祇園 大渡 @6月

6月初旬。
しとしとと霧雨の降るなか、
「祇園 大渡」の暖簾をくぐる。



*白胡麻豆腐
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白胡麻をふやかした後、濾して練っているそう。
冷たさと甘みの余韻がたまらなく心地よい。



*じゅんさい、山の芋の昆布〆、トマトエキス
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広島産のじゅんさいは、ぶりんっとしていて大きく、
トマトエキスの爽やかさが覆い被さる。
素麺のように細い山の芋からは、うま味がじんわりと滲み出る。



*穴子の蒸し寿司、大徳寺納豆
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ファッファ、口中で溶けゆく穴子に続き、餅米の清々しい香り。
大徳寺納豆の風味と塩気が、いぃアクセントとなってる。


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ビールを飲み干し、「松の司 純米吟醸 竜王山田錦 25BY」を。



*鮎
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背側は唐揚げ、腹側はフライという2段仕込み。
その食感の差異楽しく、初々しい甘苦さが堪らん。
大渡さん曰く「スパイシーポン酢でどうぞ」。
ポン酢とウスターソースの絶妙な加減、参りました。



*蒸し鮑 肝ソース
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千葉・房州からやってきた鮑。
厚みがあってむっちり。炊いたのんとは違う食感が面白い。
噛むほどに味の濃さを感じ、ふた口目は濃厚な肝ソースとともに。



*すっぽんのお椀
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丸豆腐(すっぽんの卵豆腐)には、身がゴロゴロと。
すっぽんのエキスが滲み出たダシ、沁み入る旨さ。



*グジの若狭焼き
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3日寝かせたというグジは、旨みも香りもじつに深い。
しかもこの鱗!
炭火で焼き上げられたそれは、カリッ、サクッと軽やかな音を放ち、
しっとり繊細な身質とのコントラストも秀逸。
シンちゃん、私も生涯イチ(笑)



*蛸のやわらか煮、新小芋
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蛸、味濃い。茗荷の爽やかさとともに、
ホッと心和むおいしさ。
お次の日本酒とともに。


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グツグツと音を立てて登場したのは・・


*京たけのこ(破竹)とフカヒレ
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ハフハフ頬張る。フカヒレは厚みしっかり。
旬が短い、破竹も入り、コク深いダシが沁み入る。



*土鍋ごはん
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軽くスモークしたというビワマスを、
ごはんの中に埋め、身がほんのり温くなったら食べるという趣向。
米ひと粒ひと粒の透き通った甘みと、脂のり程よいビワマスとが
すこぶるマッチ。思わず、「ビワマスおかわり!」て言いそうになった。
ちりめんじゃこやお漬物は、シャープでキレイな酸の日本酒とともに。


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本わらび餅とお抹茶。いつもながら和みの味。


この日は、地元のお客さんも多く、
最後は、アートの話から何から、話題盛りだくさんで
楽しい時間となりました。

何といってもこのお方のキャラが、
「おいしかったぁ〜。楽しかったぁ〜」を倍増させるのだ。
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大渡さん、ご馳走様でした


「祇園 大渡」
京都市東山区祇園町南側570-265
☎075-551-5252
open : 18:00〜21:00
close: 不定休


Led Zeppelin - Whole Lotta Love

by writer-kaorin | 2014-06-19 08:41 | 祇園 大渡 | Comments(2)  

Commented by at 2014-06-24 08:41 x
京都も行きたいなあ〜。涙
大渡さんのお料理も食べてみたい。
シャンパン飲みに行ったことしかないと言うw
Commented by writer-kaorin at 2014-06-25 12:59
姫☆
シャンパン飲みに行ったことしかないて!(笑)
それまた素敵すぎるやーん!!

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