QUINTOCANTO(クイントカント)
中之島「QUINTOCANTO(クイントカント)」さんへ。

1周年、誠におめでとうございます!!
*フォアグラウェハース
ビーツカルド 雉

その冷たさと、レモンジャムの爽やか酸味が舌に響く。
対して、ビーツと雉のだしからなるスープは、アツアツ&旨みじんわり。
両者の温度差にハッとなる。

ワインは名支配人、藤巻さんおすすめの
「藤巻セット」=料理1品に、グラス1杯を少しずつ♬
伊・フリウリ ヴェネツィア ジュリアの白を。
ブドウ品種は公開していないそうで、清々しさと複雑味とがクロスする。
*シマアジ
カルピオーネのプロポスタ

アジのキレイな風味が広がり、
ネギオイルや、ペコロスの酢漬けでじつに爽やか。
アンチョビの塩気やレーズンの甘みがいぃアクセント。
*マグロ
トマト ナス バジル


トマトパン、トマトシャーベット、ナスのピューレとバジルと、酢漬けの赤玉ねぎ。
ジューシーなホホ肉にトマトの旨みが寄り添い、こちらも温度差が楽しい。
*タコ
白インゲン ンドゥイヤ

タコのじんわりとした旨み。
そこに豚挽肉&唐辛子を腸詰め、熟成させたンドゥイヤの辛味とコク。
ミントやパプリカペーストの香りの余韻。
*仔豚
ニンジン オレンジ

オレンジとニンジンのソースは、
紫ニンジンや、ニンジンのローストとはまた違った香りや甘み。
*ウズラ
ポレンタ マッシュルーム

マッシュルーム ピューレの風味心地よく、
ポレンタはカリリと小気味良い食感に焼き上げている。
ミルクの泡のコクが全体を包み込む。
*ベベローネ
グラニテ フリッザンテ

液体をグラニテに注ぎ混ぜ混ぜ。
爽やかかつ、このプレゼンテーションが楽しい。
*パッケリ
タチウオ 三種のレタス

さらにはレタスのピューレ、乾燥させたレタス…と、
甘みや香り、食感の違いが面白い。ラグーは深い旨み。

おかわりとなるワケで。
*ラビオリ
パルミジャーノ ヴィンサント

パルミジャーノや卵黄のコクとマッチ。
グアンチャーレがいい仕事してる!
*鳥取和牛
和牛スーゴ 炭の香り

中はロゼ色。味が濃く、程よい脂はサラリとしていて美味。
スーゴは深いコク。
*パスタ アル ポモドーロ(30g)

ポモドーロは滋味豊かな味わいで、
シンプルでいて、じつに存在感のある味わい。
*マリアージュ
キーモン アプリコット

乾燥ポルチーニや、セミドライアプリコットの風味が広がる。
*ドルチェ
ビーツ ルバーブ オリーブオイル


カダイフのカリカリ食感に、なめらかなマスカルポーネのムース。
中にはビーツとバルサミコ酢のジェラード。
食感の差異、酸味の違いが楽しい。
*小菓子
アーリア ディ ノッチョーラ

イタリア各地の伝統の味を、現代の感覚で再構築する、
弓削シェフのクリエイション。
斬新な発想でありながら、何を食べさせたいのかはっきりしていて
地に足がついたおいしさが、そこにはある。
そこに、藤巻セットという名のペアリングワイン。

あれやこれやと生産者のエピソードやワインの裏側にあるストーリーを聞きながら、
その個性を、さらにはお料理との相性を、楽しませて頂きました。
あっ、撮影し忘れのワインもある。テキーラも頂いた(笑)
そして、藤巻さんをボスに持つ、若いサービススタッフの、
イキイキとしつつ流れるようなサービスがホントに素晴らしい!
何だか心底リフレッシュできた、心地よい時間でした。
ご馳走様でした☆
リストランテ「QUINTOCANTO(クイントカント)」
大阪市北区中之島3-6-32 ダイビル本館1F
06-6479-1811
open : 12:00〜13:00LO、18:00〜20:00LO(23:00 CLOSE)
close: 日曜、第1・3月曜
http://www.quinto-canto.com/
Carlos Santana -- Black Magic Woman
by writer-kaorin | 2014-07-29 08:27 | QUINTOCANTO | Comments(0)