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ブリコラージュ チャイナ シン

肥後橋にある「Bricolage China Sin(ブリコラージュ チャイナ シン)」さん。
かねてからHセンセほか毎度な皆さんから
「カオリン、おすすめやで」とお伺いしていた
四川料理をベースにした中国料理店だ。


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場所は肥後橋郵便局前の道を西へ30mほど。
雑居ビル1階の奥のほう。


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甲州 酵母の泡をグラスでかけつけ2杯。
口当たりは心地よく、すっきりとした飲み口。



*本日の前菜盛り合わせ
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「よだれ鶏、よだれ湯葉豆腐」は、
鶏のしっとりした身質に、湯葉豆腐のトロリ濃厚な味わい。
そこに、キレと複雑味をあわせ持つ辛味が、舌を刺激。
「水茄子の青山椒和え」は、水茄子のフレッシュ感に続き、程よい痺れが心地いいわ。


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お皿の中程には、「カマンベールチーズの老酒漬け」が。
程よく締まりあるカマンベールが放つ、老酒の風味が鼻腔をくすぐる。
「タケノコのオイル漬け」を味わえば、紹興酒の口に・・・。


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左には「鴨炙りの紅油ソース」。噛みしめるほどに広がる旨み。
「ピータンと紅芯大根、ウズラの燻製」のウズラは、
角煮のタレに漬けた後、燻しているそうで、
程よくスモーキーな香りとタレのコクとが融合。



*台湾野菜 塩炒め
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黄ニラ、マコモダケをはじめ、
コウキュウサイは、空心菜とつるむらさきの間のような、見た目と粘り。
青龍菜(せいりゅうさい)は、しんなりとシャキシャキの中間のような歯ごたえ。
それぞれの食感や味わいの違いが面白く、塩加減ドンピシャ。


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紹興酒をロックで。



*揚げトマトと蛸の麻辣煮
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蛸は程よくプリッ、そして柔らかさも感じ
トマトは揚げることで、甘みがぐっと際立っている。
唐辛子の辛味と、花椒の刺激とともに
トマトのエキスも相まって、酸味と旨みがえぇ感じに混じり合い、
レモンの柑橘系酸味で、後味爽やか。



*徳島産 阿波ポークの黒酢酢豚 フォアグラ入り
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こちらは阿波ポーク・豚肩ロースの酢豚。
ほろり、解ける柔らかさ。肉自体の味、濃いわ。


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そしてフォアグラ!

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衣はサクッ、カリリとした食感でありながら
フォアグラは油の熱で溶けることなく、その質感、健在。
濃厚な黒酢のコク、酸味、香りが、フォラグアの存在感とともに際立っている。

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嗚呼、写真見ていたらまた食べたくなる、サタデーモーニング(笑)



*蟹とレタスの炒飯
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ハラリ、軽やかなタッチ。焦がし葱ベースの香ばしい風味が広がる。
米はひと粒ひと粒、蟹の旨みを纏い
レタ菜(レタス×白菜)や水菜の食感がいいアクセント。
四川麻婆豆腐も頂きたかった!が満腹につき、次回の楽しみに残しておく♪


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お隣ではデザートタイム。
デトックスゼリーと季節野菜の取り合わせ。
旨い旨いと即、完食(笑)


そして私は・・・


*台湾カラスミ
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こちらとともに、紹興酒をチビリチビリと。
贅沢かつ最強のおつまみ。


嗚呼、至福時間でした。
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カウンターのみの店内。目の前の収納棚には、メニューがびっしりと書かれている。
オーナーシェフの白澤慎一さんが、おひとりで調理とサーブをこなす。
白澤さんから、美味しさの裏側にあるエピソードをあれこれお聞きでき
楽しい時間でした☆
ちなみにブリコラージュとは、フランス語。
すぐ手元にあるものでものを作る器用仕事いう意味もあり、
「創造性」が必要とされるものづくり、といったニュアンスだろう。
四川の味をベースに、独創的な発想を散りばめた皿が多いこと。


次回の来店時に食べたいメニューも、決めたことだし(笑)
また近々おじゃましよう。
あ、カウンター8席を貸し切りにさせて頂くことも可能だそうです☆

ご馳走様でした☆


「Bricolage China Sin(ブリコラージュ チャイナ シン)」
大阪市西区江戸堀1-9-13 肥後橋双葉ビル 1F
☎06-6447-7823
open : 11:30〜14:00LO、18:00〜22:00LO(金曜の夜は〜24:00LO)
close: 土・日曜、祝日(コース貸切営業のみ土曜日営業可<要相談>)
http://tabelog.com/osaka/A2701/A270102/27067203/


Ben Folds Five - Jackson Cannery

by writer-kaorin | 2014-10-04 10:21 | Comments(0)  

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