一碗水 、10月。
Tちゃん、grazie!
この日はイタリアンのシェフからロックな方までユニークな顔ぶれ。
前菜3種

*生の落花生

八角ほか複雑な香りがいい。
*鮭の白子の紹興酒漬け

*茸と湯葉の鴨肉仕立て

うん、鴨肉の味わい。
そして4品目の前菜は熱々のものを
*牡蠣の衣あえ チリソースがけ

衣はサックリ軽やか、牡蠣のピュアなジュースが迸る。
*ウズラの挽肉の竹筒スープ


ギリギリの塩使いも、お見事。
香茸(コウタケ)や中国慈姑も入り、
中国慈姑のシャクシャク小気味良い食感がアクセント。
*泉州 渡り蟹と万願寺唐辛子の豆豉炒め

その身はすこぶる甘く、豆豉のコクが杯を進ませる。
*蕪、花椎茸、干貝柱、銀杏、髪菜の炒め

とくに小さな花椎茸の旨みの凝縮感、堪らん。
*豚フィレ肉の酢豚

まず、やさしい甘みが押し寄せ、
その後に心地よい酸味。上品な味。

嗚呼〜、何年ぶりだろう。南さんが作るこっちの酢豚を頂くのは。
まぁるい酸味、ぐっと深みのあるコク。
何も足さない、何も引かない(笑)具は豚のみという潔さが好き。
*鯛スープの麺煮込み


説明してくださる南さん。
美味しさはもちろんだけど、体にやさしい味が、ここにはある。
*サツマイモのオレンジ煮と焼き栗のココナッツロール

ふうわりオレンジの酸、ココナッツの香りで後味軽やか。
食後は南さんとメンバーの皆さんとで料理談義。
おいしく勉強になった時間でした。
12月の上海蟹もおじゃましたいです☆ご馳走様でした☆
「一碗水」
大阪市中央区安土町1-4-5 大阪屋本町ビル1F
☎06-6263-5190
open : 12:00〜(月、火、木:中華粥ランチ)
12:00〜14:00(土、日、祝:ランチコース2800円)要予約
18:00〜21:00
close: 水曜、第2・4木曜
The Birds Of ST. Mark - Jackson Browne
by writer-kaorin | 2014-10-20 08:17 | 一碗水 | Comments(0)