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一碗水 、10月。

先日おじゃました「一碗水」。
Tちゃん、grazie!
この日はイタリアンのシェフからロックな方までユニークな顔ぶれ。


前菜3種
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*生の落花生
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粒は大きく、ホックホク。
八角ほか複雑な香りがいい。


*鮭の白子の紹興酒漬け
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なめらかな舌触り。そそられる風味。


*茸と湯葉の鴨肉仕立て
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茸と湯葉、それぞれの質感をかんじつつ
うん、鴨肉の味わい。


そして4品目の前菜は熱々のものを

*牡蠣の衣あえ チリソースがけ
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レタスに包んで頂きます。
衣はサックリ軽やか、牡蠣のピュアなジュースが迸る。



*ウズラの挽肉の竹筒スープ
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嗚呼、じんわりと響く、まさに命のスープ。
ギリギリの塩使いも、お見事。
香茸(コウタケ)や中国慈姑も入り、
中国慈姑のシャクシャク小気味良い食感がアクセント。



*泉州 渡り蟹と万願寺唐辛子の豆豉炒め
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渡り蟹は、揚げた後、炒めている。
その身はすこぶる甘く、豆豉のコクが杯を進ませる。



*蕪、花椎茸、干貝柱、銀杏、髪菜の炒め
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やさしい味わいのなかに、独特の旨み。
とくに小さな花椎茸の旨みの凝縮感、堪らん。



*豚フィレ肉の酢豚
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こちらは、山西省産。原料にえんどう豆をもちいた黒酢だそう。
まず、やさしい甘みが押し寄せ、
その後に心地よい酸味。上品な味。


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こちらは鎮江香醋を用いた、おなじみの酢豚。
嗚呼〜、何年ぶりだろう。南さんが作るこっちの酢豚を頂くのは。
まぁるい酸味、ぐっと深みのあるコク。
何も足さない、何も引かない(笑)具は豚のみという潔さが好き。



*鯛スープの麺煮込み
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煮込まれた平麺には、鯛の旨みが染み渡っている。


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「これが葛根で、こっちは・・」と、鯛スープに入る、いろんな生薬を
説明してくださる南さん。
美味しさはもちろんだけど、体にやさしい味が、ここにはある。



*サツマイモのオレンジ煮と焼き栗のココナッツロール
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これも旨かった。栗やサツマイモの秋の風味に、
ふうわりオレンジの酸、ココナッツの香りで後味軽やか。


食後は南さんとメンバーの皆さんとで料理談義。
おいしく勉強になった時間でした。
12月の上海蟹もおじゃましたいです☆ご馳走様でした☆


「一碗水」
大阪市中央区安土町1-4-5 大阪屋本町ビル1F
☎06-6263-5190
open : 12:00〜(月、火、木:中華粥ランチ)
12:00〜14:00(土、日、祝:ランチコース2800円)要予約
    18:00〜21:00
close: 水曜、第2・4木曜



The Birds Of ST. Mark - Jackson Browne

by writer-kaorin | 2014-10-20 08:17 | 一碗水 | Comments(0)  

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