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チチェルキア、冬。

マルケ研修から帰国した、連シェフに会いに
「オステリア ラ チチェルキア」さんへ。

「現地で教えてもらった料理もご用意してます〜」てことで
そら頂かねば!とワクワク。


*肉詰めオリーブのフリット
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いつもの一品を。
カリリと衣を齧れば
オリーブの程よい塩気と、ミンチ肉の旨みがジュワリ。


次は
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「クレッシャ フォル マッジョ」というチーズのパンだそう。
“COCCIA(コッチャ)”と呼ばれる陶器のパン型を用い
ビール酵母で発酵させる、マルケ特有のパン。


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右は自家製フォカッチャ。
左のクレッシャ フォル マッジョは、パルミジャーノとペコリーノの
ワインを欲するやわらかな風味が広がり、パンそのものの素朴な粉の香りも。


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そしてマルケのロゼ泡、2杯目に突入となる。


*ポレンタの炭焼職人風
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連シェフが作るポレンタは私の大好物。
どこまでも滑らかで、澄んだ甘い香りが堪んない。
そんな優しいポレンタに、
サルシッチャの肉感と、パンチェッタの旨みと塩気、
パルミジャーノのコクが混然一体に。ワイン泥棒なおいしさ。
連シェフ曰く、現地の炭焼職人直伝の、組合せだとか。



*牛モツと豆のピリ辛トマト煮
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トリッパに小腸、大腸、アカセン、ハツと、いろんなモツが入る。
臭み一切なく、トマトの質朴な味がえぇ具合に絡み、
ホクホクとした豆から甘みが滲み出る。優しい塩加減もナイス。



*ORTAIA Pergola DOC Aleatico superiore TERRACRUDA
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スパイスの香りと、凝縮感ある果実味。
そしてボディはしっかり。



*マケロンチーニ カンポフィローネ 鴨ラグー
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鴨ラグーは、柔らかな鴨肉がゴロゴロと。
しっかりコシがある細い卵麺に、ラグーの深い旨みが絡む。
でも後味は重たくなく、むしろ優しさに包まれる、そんな味わいが
連シェフの料理なのです。



*アニスリキュール入りミルクジェラート
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程よく濃厚なジェラート、アニスの香りがいい!
ビスコッティも旨し。
お連れはカッフェを。私は赤とともにドルチェタイムとなりました。


食後はマルケの土産話から、おいしい情報交換まで。
そうそうチチェルキアの厨房は、
イタリアでよく嗅いだ、マンマが立つキッチンのおいしい香りがする。
ホンマに懐かしい香りやわぁ〜と
当時と懐かしむ、ホロ酔いな夜となりました♪



「オステリア ラ・チチェルキア」
大阪市西区京町堀2-3-4 Sun-Yamamoto Bld.303
06-6441-0731
open : 18:00〜翌0:00LO(日曜14:00〜23:00LO)
close: 火曜、月1不定休あり


Mr. Tambourine Man (Live at the Newport Folk Festival. 1964)

by writer-kaorin | 2015-01-08 07:29 | ラ・チチェルキア | Comments(0)  

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