チチェルキア、冬。
「オステリア ラ チチェルキア」さんへ。
「現地で教えてもらった料理もご用意してます〜」てことで
そら頂かねば!とワクワク。
*肉詰めオリーブのフリット

カリリと衣を齧れば
オリーブの程よい塩気と、ミンチ肉の旨みがジュワリ。
次は

“COCCIA(コッチャ)”と呼ばれる陶器のパン型を用い
ビール酵母で発酵させる、マルケ特有のパン。

左のクレッシャ フォル マッジョは、パルミジャーノとペコリーノの
ワインを欲するやわらかな風味が広がり、パンそのものの素朴な粉の香りも。

*ポレンタの炭焼職人風

どこまでも滑らかで、澄んだ甘い香りが堪んない。
そんな優しいポレンタに、
サルシッチャの肉感と、パンチェッタの旨みと塩気、
パルミジャーノのコクが混然一体に。ワイン泥棒なおいしさ。
連シェフ曰く、現地の炭焼職人直伝の、組合せだとか。
*牛モツと豆のピリ辛トマト煮

臭み一切なく、トマトの質朴な味がえぇ具合に絡み、
ホクホクとした豆から甘みが滲み出る。優しい塩加減もナイス。
*ORTAIA Pergola DOC Aleatico superiore TERRACRUDA

そしてボディはしっかり。
*マケロンチーニ カンポフィローネ 鴨ラグー

しっかりコシがある細い卵麺に、ラグーの深い旨みが絡む。
でも後味は重たくなく、むしろ優しさに包まれる、そんな味わいが
連シェフの料理なのです。
*アニスリキュール入りミルクジェラート

ビスコッティも旨し。
お連れはカッフェを。私は赤とともにドルチェタイムとなりました。
食後はマルケの土産話から、おいしい情報交換まで。
そうそうチチェルキアの厨房は、
イタリアでよく嗅いだ、マンマが立つキッチンのおいしい香りがする。
ホンマに懐かしい香りやわぁ〜と
当時と懐かしむ、ホロ酔いな夜となりました♪
「オステリア ラ・チチェルキア」
大阪市西区京町堀2-3-4 Sun-Yamamoto Bld.303
06-6441-0731
open : 18:00〜翌0:00LO(日曜14:00〜23:00LO)
close: 火曜、月1不定休あり
Mr. Tambourine Man (Live at the Newport Folk Festival. 1964)
by writer-kaorin | 2015-01-08 07:29 | ラ・チチェルキア | Comments(0)