和さ美 、1月。
正月の名残と旬魚堪能の夜。

おせちが食べたい!(長年、食べられていない…)気分が少し解消。
なますの甘酢に心解れ、黒豆の艶にうっとり。
煮付けや菜の花を味わえば、即、日本酒の口となる。
*造り盛り合せ

赤身はねっとり、一方でピンク色した中トロはキレイな脂だこと。
長崎産の「サワラ」は焼霜造りで。思いの外、脂がのってて炙りの香りがいい。
淡路からは「平目」が。この透き通った艶やかな身、
しばし眺めるくらいに美しい。イキのよさを感じる食感で、噛むほどに甘い。
淡路の「天然ブリ」は、氷見など日本海側に引けをとらぬ存在感だし
「マナガツオ」はピンピンッ、張りいい。

*もずく酢

*芋棒

母の実家の浜焼鯖専門店「朽木屋」では、
芋棒が入った鍋を石油ストーブの上にのせて、じんわり火を通していたっけ。
おばあちゃんが作る芋棒は私の大好物で、
蓋を開けてつまみ食いする、か
とろ箱にたっぷり入ったセコガニを1パイもらって
新聞紙の上でほじほじ食べるのが、忙しない年末の楽しみだった。
そして「和さ美」の芋棒(海老芋+棒鱈)。
ほろり崩れる棒鱈は、やや甘めな煮汁が、何とも懐かしく
海老芋はその形をとどめたまま、ねっとり旨い。柚子の品のある香りも。
*笹ガレイ一夜干し

炊きたてご飯の上にのっけて、ハフハフ頬張りたいーー!
ってことで
*銀シャリ釜飯

思わず、お造りおかわりとなり


2週間以上、和食を食べていなかったカラダに
そのおいしさが染み渡った夜でした。
「和さ美」
大阪市西区立売堀2-4-15
☎080-1527-7882
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by writer-kaorin | 2015-01-15 07:31 | 和さ美 | Comments(0)