寿し処 黒杉 ＠新ダイビル

週末の晩御飯は、ディープ・パープル会の３人で
「寿し処 黒杉」へ＠新ダイビル

ディープ・パープル会とは、
「ご飯行こー」言うて集合したある日、皆が紫の服を着てた。
だからディープ・パープル（笑）。そっちのクラシックロックも好きやし♬
シャンパン処「月の港」の姫こと、中田の深雪ちゃんと
魔法のレストランのチーフデイレクター、ダイズのひらいなおとさんと、私。



＊もずく酢やわらかな酸に、ツルリ喉ごしよいもずく。
食指が動く。


＊塩締めの明石鯛ねっとりと舌に絡む鯛は、清々しい旨みを蓄えている。


＊鰹たたき程よく脂がのった上等な鰹。
ビールを飲み干し、すぐさま日本酒へ。

山風香 「風香」 純米大吟醸。
フレッシュで透明感あり、するするいってしまう。
この後、甘みがすこぶる深い、のどぐろの皮目炙りが供され


＊蒸し鮑歯ですっとちぎれる柔らかさ。ほんのり甘めの味付け。
風香がピタリ寄り添う。
続いて登場は、煮蛸。こちらは程よい弾力を残し、
咀嚼するほどに海味、広がる。


＊沼島の鱧　卵の葛とじ鱧はふっくら。そこにプチプチした卵の旨みが重なり合う。
ぬるい感覚の鱧と、卵の冷たさ。その温度差が楽しい。


＊メヌケ 味噌漬け焼きメヌケという深海に生息する魚。
しっとりとした身質。ふうわりと味噌の風味漂う。

「天狗舞」超辛口純米酒
キレのよい夏らしいテイスト。


＊松茸と茄子松茸のやらこい香りとともに、茄子のジューシーな旨みを感じる。


＊ばちこ芳醇な香りが広がる。日本酒止まらん。


そして、握りへと続きます。

＊背トロ大間の一本釣り＠170kg。
シャリは2年熟成という赤酢を使用。
そのまぁるい酸味とともに、
背トロはすーっと蕩ける感覚。


腹側の中トロだったか。上品で繊細な脂。


＊マグロづけねっとりと絡みつき、深い旨みを放つマグロは
ぬくめのシャリのやわらかな味わいにマッチ。


＊こはだ酢締めの塩梅よろしく、酢橘のような爽やかな酸味も。


＊北海道 いわし「ギンギラギンにさりげなく〜♪（古っ!）」と口ずさんでしまうくらい
キラリ光る鰯は脂ののりがすごい。


＊あじ程よい弾力が心地よく、ゴマの上品な香りがずっと続く。


目の前には、黒杉さんの親指くらい、どでかい雲丹がお目見え。
写真ではわかりづらいが、本当に大きいの。


＊雲丹海苔が放つ海の香、すこぶる強くて清々しい。
そこに先の雲丹。甘すぎず、かつコクは深い。濃厚！


＊イシカゲガイ聞き慣れぬ貝だこと。鳥貝に比べ、香りも甘みも鮮烈。
シャリのまるい酸味が、貝の甘みを一層引き立たせる。


＊毛蟹といくら、加減酢ジュレ蟹の味は濃く、いくらは甘い。
ジュレのおかげで後味すっきり。


だしのうま味が利いたお味噌汁でホッと一息。


＊蒸し穴子ファファ。澄んだ風味を残しながら瞬時に消えた。


＊玉子エアリーでふわっと軽やか。優しい甘みの余韻。


＊トロたく追加でトロたくを注文し、締めとなりました。


新ダイビルへの移転を機に、米も酢も変え、
魚の仕入れも新たなルートを開拓されたとか。
すっと身体に馴染むおいしさが印象的だった。

そしてランチもスタートされたというのだから。
次は黒杉さんで昼寿司の愉悦、かな♬

ディープ・パープルの皆さん、ありがとうございました！
次はどこ行こ？（笑）


「寿し処 黒杉」
大阪市北区堂島浜1-2-1 新ダイビル2F
☎06-6342-0919（要予約）
open : 11:30〜13:30LO、18:00〜ネタ切れ次第
close: 日曜、祝日
￥ 本日のランチ 女性3800円、男性5400円、おまかせにぎり1万800円もあり。
　 夜のおまかせはアテと握りで1万5120円〜


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