寿し処 黒杉


付き出し「もずく酢」とともに。もずくは舌触りよく、やらこい酸を感じる。
*八海山しぼりたて原酒 越後で候 @青ラベル

*河豚、その皮と身皮

皮や身皮も、上等。

もう、日本酒止まらぬ。
*カワハギ

肝の澄んだコクが絡む絡む。
*鰹

もっりち質感心地よく、スモーキーな香りの余韻いぃわぁ。
*アン肝

そこに風味も食感も心地よい、いぶりがっこと奈良漬けが!
この組合せにはヤラれた!日本酒プリーズ。

黒杉さんが育てた酒米を用いたオリジナル。
*イワシ塩焼き

広がるわたの旨み。
そして黒杉さんが「餡子会のために1品、ご用意しました」と
*蛸やわらか煮

つぶ餡が絡んでいるではないか!!
「通常、砂糖を使いますが、それを餡子にしただけ」と黒杉さんは言うが、
蛸の旨み、餡子の甘味とそれを引き立てる塩加減、
そのバランス、秀逸。かつ、じつに端正な味わい。
聞けば、「大船煮」という
鮑やとこぶし、蛸などを大豆といっしょに軟らかく煮こんだ料理があるそうで。
そこからもインスピレーションを受けたそうな。
何も足さない、何も引かない、そのシンプルななかの凄み、
流石は黒杉さん。恐れ多いが、お見事!!!!!
餡子会のメンバーも、唸っておりました(笑)。

*鮑、牡蠣、鰻、山芋と生の自家製カラスミ

そこに、日本酒と白醤油でといた自家製カラスミという禁断の組合せ。
存在感あるもの同士、これが喧嘩することなく
見事な一体感を奏でるのです。
*ズワイガニ

カニ身は厚みがあり、味濃い。

そして握りへ。
*まぐろヅケ

まぐろも風味豊か、旨みがじわりじわりと広がる。
*いか

まぁるい酸味のシャリとともに
舌の上ですっと消えるような口どけ。
淡雪塩が、いかの甘みを引き立てている。
*こはだ

*鯖

ぬくシャリのおかげか、
温度により一層、脂の甘みを感じる。

*ホタテ貝柱

ふわっと柔らかく、優しい甘み。
*大間マグロ

澄んだ脂が広がり、ずーっと食べ続けていたい気分。
*白ウニとイクラの丼

張りよいイクラの甘み、そしてシャリと交わると・・・。
3杯くらい、おかわりしたいおいしさでした。

*穴子


炊きあがったばかりのイワシを頂いた。
*玉子


そして最後は
*シャインマスカットとナイアガラのジュレ

楽しむデザートでした。
いつおじゃましても発見あるおいしさ感じつつ
黒杉さんとのやりとりが楽しくって、いろいろ勉強になります。
ありがとうございました。
餡子会の皆さん、いつもおおきに ☆ 次の会も待ち遠しい!
「寿し処 黒杉」
大阪市北区堂島浜1-2-1 新ダイビル2F
☎06-6342-0919(要予約)
open : 11:30〜13:30LO、18:00〜ネタ切れ次第
close: 日曜、祝日
¥ 本日のランチ 女性3800円、男性5400円、おまかせにぎり1万800円もあり。
夜のおまかせはアテと握りで1万5120円〜
http://sushidokoro-kurosugi.com/
Pink Floyd - Wish You Were Here ( Live PULSE 1994 )
by writer-kaorin | 2015-12-02 08:00 | 黒杉 | Comments(0)