イルチプレッソ 祇園花見小路
「イルチプレッソ 祇園花見小路」
大阪で長年愛された名店が、装いも新たに
リストランテとして祇園に、15年7月、誕生。

この日は、Sさん、Rさん、Yさんとの待ちに待ったご飯会。
まずは、フランチャコルタで喉を潤し
*香住よりセコ蟹

半生のようでそうじゃない、透明感ある身に、
甲羅を焼いてとったダシのジュレが絡む。
*大間産よこわマグロ サワラ クエ頭のテリーヌ仕立て

E.Vオリーブオイルのパウダーの清らかなテイストとマッチ。
そして炙ったサワラは、ハーブが香るカルパッチョ仕立てでさっぱりと。
クエ頭のテリーヌは食感楽しく、くっきり浮かび上がる酸味がいい。

ブドウのイキイキとした香りが広がる。
*白子のフラン

フランス産キノコの泡、この香りの余韻が素晴らしかった。
*イカスミのリングイーネ 剣イカ 細切り野菜 ボッタルガ

アサリからとっただしの旨味が絡む。
ボッタルガとの相性は言うまでもない。

*仙鳳趾の牡蠣と菊菜のリゾット 柚子の香り

そこに菊菜のアルデンテなリゾ、香りも食感も良く、
柚子香がずっとずっと、ふうわりと漂うのだ。
*若狭より白甘鯛の炭火焼き 赤カブのピュレ

身はムッチリ、程よく弾力ありつつホロリ崩れ、
白甘鯛のエキスを用いたソースの滋味が広がる。
赤カブはfrom田鶴農園。冬のいい香りがした。
*アニョロッティ ダル プリン 秋トリュフ

バターとセージのsimple is bestな組み合わせに、
ふわっふわ、ノルチャ産トリュフと、その下にはトリュフのキャヴィアが。
奥行きある香りに、やられました。

このネッビオーロの香り、アニョロッティとの相性は言うまでもない。

マイクロコリアンダーの香り、すごく力強くてびっくり。
*阿蘇より50日ドライエージングあかうしロース肉

ラデュッシュや、トリュフと真空にかけた小カブ、炭塩、リンゴのパウダーにより
ひと口ひと口、様々な組み合わせの発見があって楽しい。
*吉田牧場 焼きカチョカバロ

ずっと咀嚼していたくなる旨さ。
アカシアの蜂蜜と黒コショウが、いぃアクセント。
*モンテビアンコ

メレンゲ生地が重なり合う山肌。そのなかには
クレームシャンティ、栗でできたパーツと、チョコレートが入る。
そして濃厚なミルクジェラート。温度差と味わいの広がりが楽しい。

私的ヒットは、サフラン入りビスコッティ。
サフランのあの香りとアーモンドの風味、すごくよう合うてました。
食後は高島シェフと、お料理の話からロック談義まで(笑)。
久しぶりにシェフのお料理を頂くことができ、嬉しい夜でした。
レストランって、やっぱり好きだなー。
またおじゃまします。ありがとうございました☆
「イルチプレッソ 祇園花見小路」
京都市東山区祇園町南側566
☎075-533-7071
open : 11:30〜14:00LO、18:00〜21:30LO
close: 水曜
http://www.ilcipresso-hanamikouji.jp/
U2 - Beautiful Day
by writer-kaorin | 2015-12-07 08:02 | Comments(0)