ラシーム@今月2度目の。
この日は、待ちに待った忘年会でした。
*アミューズ

揚げニョッキとクレソンの葉、
中央は、カリカリに焼いたブリオッシュの上に山羊のリエット。
そしてホタテの貝柱とほうれん草で風味付けしたカリカリの衣。
黒い物体はブーダンドッグ。
Champagne「Christophe Mignon Extra Brut」が進む進む。
*雲丹 ビーツ

そこにアクセントを添えるのが
レモンのメレンゲと、カシスの異なる酸味。

ついつい、食べすぎてしまう、そんなおいしさ。
*平目 フェンネル


そこに、ライムで酸味をつけたとんぶり、
ギンディージャという青唐辛子の酢漬け、両者の異なる酸味を感じ、
フェンネルの根の甘みや、豆乳の泡のまろみが、全体を包み込む。
*鰻 湯葉巻き 菊芋のピュレ

菊芋はピュレのみならず、ソースにも。滋味豊か。
*鳩

鳩のジュの旨みが凝縮したソースは、ほんのり生姜が香る。
そしてモモ肉の表面には香ばしいゴマ、パースニップのピュレが香り、
ちりめんキャベツは食感も味わいもしっかり。
ここで、焼き上がったばかりの、珍しい古典料理が登場。

*Coulibiac de saumon -サーモンのクーリビアック-

美しき火入れのサーモン、ゆで卵、
しっとりした質感のキノコ類とタマネギ、
そして鶏トサカにキャベツ、
なんと、チョウザメの脊髄も入る。希少だ。
通常、米かクスクスも用いるそうなのだが、
「あえてライスペーパーを使いました」とシェフ。
よって、エスコフィエのルセットを高田シェフ流に昇華。
ルーツはロシアとも伝えられている手のかかるこのお料理、
おかわりをしたい衝動を抑えきれないくらい、美味だった。
*トマトのソルベ

グレープフルーツの爽やかなアイス、
香り高きショウガのコンフィ、白イチゴのスライスも。
*レモン風味のブランマンジェ
バニラのジェラート、ホワイトチョコとカカオのクランブル

レモンとベリーの異なる酸味が、スパッと響く。

この日、頂いたワインたち。



伝統と今、それらがクロスオーバーする料理に
学ぶこと多々の、美味なる時間でした。
Kさん、そして皆さん、そして高田シェフ
ありがとうございました☆
「ラシーム」
大阪市中央区瓦町3-2-15
☎06-6222-2010
open : 12:00〜13:30LO、18:30〜21:00LO
close: 日曜休、祝日不定休
http://www.la-cime.com/
2016年4月、Bob Dylan来日公演決定〜♬
http://udo.jp/Artists/BobDylan/index.html
Bob Dylan - Sweetheart Like You
by writer-kaorin | 2015-12-22 07:14 | La Cime | Comments(0)