藤乃 @サプライズな夜。
メンバーはFM COCOLO DJのMemeさん、洋楽ロックなY崎さん、
そして河内鴨の津村さんと私のWカオリン。
目当ては、私が愛してやまない河内鴨のお料理とお鍋、そしてお蕎麦。
このドンピシャな塩加減がいい。
*前菜盛り合わせ
中央には「河内鴨ササミと卵のピュレ」。
ササミな淡白な中にしっかりと味を感じ、ピュレが優しく寄り添う。
甘辛く炊いたそぼろの旨みにホッと和み
「鴨ハツの赤ワイン蒸し サルサソース」は、ハツ、大きくってぷりっぷり
サルサソースの爽やかさのおかげでハツのいい風味だけが際立っている。
そして「鴨手羽元の幽庵焼き」は噛みしめるほどににじみ出る旨み。
河内鴨のあらゆる部位のおいしさを引き立たせた品揃い。
「リエットを射込んだ大根と胡瓜」は、
浅漬け的な野菜の凝縮感にリエットの旨みが妙に合う。
さらには、甘ダレのコクが活きたマグロのステーキ。
ワインにしようか、日本酒もえぇな…と、お酒選びの嬉しい迷い。
で、果実味豊かなグラス白へ。
*河内鴨ロースのたたき、ササミ、レバー
赤身はふぁっと柔らか。噛むほどに、濃厚な味わいがぐんぐん増す。
*河内鴨のステーキ
噛むほどに迸る旨みを堪能。
赤ワインとバターからなるソースは、エシャロットも入っているのか、
コクあり風味豊か。
そのお隣には、そば粉をまぶして揚げたアスパラガスとタケノコ。
ニラのソースは香り高い。
そしてお待ちかねの鍋、登場。
*河内鴨の鍋
さらには河内鴨のつくねも入り、グツグツと火が入ったところで…
「10秒ほどしゃぶしゃぶしてください」とレクチャー頂き、
でも私は3〜4秒。
ダシの深い旨みと、河内鴨の脂のおいしさが重なり合うと、
幸せのため息しか出ない。
ダシは五臓六腑に染み渡るおいしさで、
河内鴨ロースのふんわり優しいテクスチャーと、脂の甘みが堪らん…。
ワインはもちろん、クレソンが旨そうやった記憶。
食材たちが、おいしそうな顔してる。
そして口に入れると、その味わいに、幸せ度最高潮となるのだ。
会話も弾む弾む。洋楽談義で大盛り上がりし、
近頃の邦楽業界について、ウムウムなるほど…と学び、
ルーツの音楽アレコレから、人生ベストライブ話に至るまで、
あー、朝まで飲み語り明かしたい気分♬
とはいえ、お箸とグラスは行ったり来たりで、食べも飲みもノンストップ。
ひとしきり、河内鴨の鍋を味わった後のお楽しみは
*鴨せいろ
鴨の脂を加えた、深いコクを蓄えた、つゆにさっとくぐらせて頂く。
蕎麦の甘みがぐっと持ち上がり、
しみじみ、DNAに訴えかける奥深さがある。
甘さ程よく、濃厚。これで赤ワインが進む。
ここでMemeさんとお店から、サプライズのBD祝い♬
不意打ちバンザイ〜!
書道をやっていた頃、この詩を書いたことがある。
「青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ」-サムエル・ウルマン-
人生、ずっと青春。その信念が、若さの秘訣。そう感じた夜♬
ここ「藤乃」では、河内鴨の特性を活かしきった
お料理に出会えることはもちろん、
伺うたびに、河内鴨の意外な一面や、新たな発見があるの。
この日は、鴨の火入れ、和洋の組み合わせの妙…と勉強になること多々でした。
ありがとうございました!
「蕎麦 料理 お酒 藤乃」
大阪市福島区福島3-9-10
06-6456-2400
open : 11:30〜14:30、17:30〜21:30LO
close: 日曜、祝日
http://www.fuji-no.jp/
FM COCOLO / AFTERNOON DELIGHT
http://cocolo.jp/service/homepage/index/1140
BOB DYLAN / 日本公演@2016年4月
http://udo.jp/Artists/BobDylan/index.html
Mr. Tambourine Man (Live at the Newport Folk Festival. 1964)
by writer-kaorin | 2016-03-13 16:35 | 藤乃/Foujita | Comments(0)